テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 



東京芸術劇場@池袋
2007.2.5

とっても面白いイヴェントに行ってきました。 池袋の東京芸術劇場のバックステージツアー。 定員60名。

集合時間に集まると まず 大ホールへ。



ここで まずパイプオルガン(の話は この下の記事)

次に ホールが所有する楽器。

チェンバロ・ピアノ

こちらは 手前にチェンバロ。 向うに スタンウェイとベーゼンドルファー。

チェンバロは 弦をひっかく感じに弾くので ピアノの人がチェンバロを弾こうとすると 最初は タッチを弱くするのに大変なんだそうです。 なので 誰にでも貸し出せる という訳にはいかないらしい。

スタンウェイと ベーゼンドルファー は 同じ曲を 弾き比べてくださいました。 同時に聞いた事がなかったので びっくり。 随分と音色が違います。 わたしは スタンウェイの音の方が好きです☆ これは 好みが別れそう。

チェンバロ

ホールがこれだけの楽器を所有している というのは 世界でも珍しいことなのだそうです。 楽器用には 専用のお部屋があって 空調は24時間体勢。 それぞれ ホームドクターみたいな方がいらっしゃるらしい。 維持管理が大変そうです。

次は 楽屋。 大部屋。。。は 珍しい光景でもありませんが ソリスト用の個室が立派です。 応接セットつき で 楽屋のピアノもスタンウェイ。

次に 音響室。

音響室

こういう光景好きです。 わたし エンジニアになれるかしら~。

「音の指向性をなくす為に 小さなスピーカーを 沢山 ホールの中に設置してあるんです。」と始まる説明。 「え~ こんなに沢山?」と スライドの写真を撮ろうとしたら 説明のお兄さんが

「シャッターチャンスは この後です。」

「はい。今です。撮ってください。」

ぱちり



250個もあるそうです。 びっくり。 模型を作って 音の残響とか 事前にチェックする訳にはいかないので こういうホールの設計をする って 大変な技術だなぁ と思います。

続いて 照明室へ。

カラフル

こちらでも ひとしきり説明を頂いた後に 参加者がいじれる様になっているので みなさま 思う存分カラフルにしていらっしゃいました。 楽しい~。

舞台に実際に光を当てているライトは 手作業で 角度を調整するんだそうです。

ライト

こんな階段を通って

照明

さっきの照明室で説明してくださったお姉さんが ここを 行ったり来たりして ライトの調節をしてるのか~ と思うと やはり感動します。 わたしは ライトの角度 なんていうものも スイッチひとつで出来るものだとばかり思ってました。

最後 舞台に戻って 指揮台の上に乗って遊んだりして おしまい。

これで 参加費が500円 というのは 安すぎます☆ な 満足度で 終了後 みなさま 熱心にアンケートに記入していらっしゃいました。 そうか。 やはり あーー 面白かった! と思うと アンケートも一生懸命書いてくれるんだなぁ。

舞台の奥には 大きな扉があり そこをあけると 本当は 空中庭園になっているんだそうです。 でも 扉をあけしめすると 上のパイプオルガンの調律が狂うので 今は あけない事にしてしまったらしい。 奥には 誰にも見られない庭園があります。 子どもの頃「秘密の花園」という本 読んだっけ。。。。 そのうち 何か 別の部屋に改造するんだそうです。 その前に 空中庭園さよならツアーでもしてくれないかしら。

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池袋 東京芸術劇場のバックステージツアー というものに行きました。 一番印象に残ったのは パイプオルガン。

通常見慣れている面の裏に 背中合わせに もう一台パイプオルガンがあります。 音色が違うので 曲目によって使うパイプオルガンを選ぶらしい。

パイプオルガン パイプオルガン

パイプオルガン パイプオルガン

パイプオルガン パイプオルガン

パイプオルガン

何か サンダーバードか何かの映像を見ているみたい。

このバックステージツアー 定員60名。 その60名のために パイプオルガンを弾いてくださいます。

パイプオルガン

トッカータとフーガ

パイプオルガン パイプオルガン

ジュピター

あとで 照明室も見学に行くので 普通クラシックのコンサートだったら あり得ない(!)様な カラフルな照明になっています。

この後 このパイプオルガンを作った方の息子さん という方から パイプオルガンの解説をして頂き 見学者 皆 順番に弾かせていただきました。 交代する時に うっかり 下のペダルを踏んでしまうと ごーーーっと低い音がして 笑いを誘います。

パイプオルガン

真下から見上げると 大きい~☆

パイプオルガン

太いパイプは木製。 手をかざすと 風が通るのが分かります。

パイプオルガン

足下。

おそらく 楽器の中で一番大きい楽器であろうパイプオルガン。 まさか 自分で弾かせてもらえる と思わなかったので 感激しました。

今まで パイプオルガンの音色 って あまり気をつけて聞いた事がありませんでしたが レバーをいじると いろんな音が出ます。 鳥のさえずり まで( この音色を使う時は あらかじめ 水を入れておくんだそうです)

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