テルミンの彼方へ
宇宙とシェアする楽の音
 



昨日は ぷらさんと一緒にMegumi 先生のレッスンを受けました。

とは言っても ギターもテルミンも持っていけなかったので 弾く予定の曲の楽譜を Megumi 先生に 解説していただきましたのです。

もともとピアノ曲の楽譜なので ギターとテルミンで弾くには かなりアレンジを加えてあります。 Megumi 先生の説明を聞くと「ギターなら ここは こう弾いた方がいい。」という場所は 大体 その様になってる様です。 今まで ぷらさんと相談しながら 漠然と直感だけで選んできたアレンジを こうして 曲の流れの中の必然性として 言語化していただく というのは 曲を理解する上で 非常に助かります。 

もちろん ただ 漠然と コードを合わせただけ となっていた様な場所では ギターが素敵に聞こえ テルミンが弾きやすくなるためには こうした方がいいとか。。。あれやこれや。

一曲を1時間かけて 丁寧に解説して頂いてみると なんとなく 今まで 弾けてはいるけれども曲になってなかった印象 というのは 演技計画の打ち合わせ不足なんだなぁ という事が よく分かりました。

聞く人を惹きつける 曲の迫力作り 魅力作り というのは 分かりやすく言えば 演奏の強弱 なんだけれども 単なるデシベル値の違い だけではない 演奏する意識の緊張感や集中力が 聞き手に伝わるのだ という話も ああ なるほどなぁ という感じです。
そのためにも 演技計画のシナリオ 二人で意志の統一をはからねば☆

これは 北海道で弾く予定の曲です。 あと1月ちょっとで どこまで仕上がるでしょうか~。

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Wavefront Classic

2005年10月 Wavefront Classic が製造中止となる という噂を聞きました。

伝え聞くところによれば 4人欲しい という人が集まれば 製造中止の前の最後の製産をするのだ といいます。 代金は 1575ドル+日本への送料150ドル。 楽器の予約には半額(850ドル)のデポジットが必要 との事でした。

直接 Wavefront Technologies に以上の点を問い合わせてみると 「確かにその通りであり また 新しいバージョンのテルミンモデルを 今 開発中であり それには1~2年かかる予定である」という返事でした。

新しいバージョンが出るならば それを待ってから買った方がいいかも という気もするし でも 新しいのが出ると 古いのは良かった もうあれは作らないのか という話になる というパターンも見てきてるし 迷ったのですが 経験上 テルミンは 手に入る時に 可能ならば とりあえず 買っておいた方がいい。 あとからは買えないから。

という訳で 4人希望者を集める事にしました。 これは 比較的すぐに 名乗りをあげてくださる方が集まりました。

欲しい と手を挙げた方の中に やの先生がいらっしゃいます。 先生は 既に一台お持ちで やの先生のCDの録音にも Wavefront Classic を使っていらっしゃる位です。 ですが 若干 音色に気に入らないところがあり そこを修正してくれるのならば欲しい という条件付きでした。

さて その要望が通るのかどうか 問い合わせてみると 返事がぷっつり途絶えてしまいました。 困ったなぁ と思いつつ やの先生のCDを アメリカのWavefront Technologies に送り 先日のメールの返事をください と書いてみましたら そのCDが気に入ったらしく 「やってみましょう。 どういう修正を希望するのか もう少し詳しい話を聞かせてください。」という返事が返ってきました。 

となると やの先生の欲しい音色にしてもらえるなら わたしも欲しい。。。という方が現れます。 希望者は ここで6人に増えました。 Wavefront Technologies に問い合わせると 6台でも大丈夫との返事。 できあがる6台は みな その音色にします との事。

これは 前途有望 というので やの先生が どういう音色を欲しいのか Wavefront Technologies に伝えなければならない訳なんですが やの先生の言葉を まず 普通の日本語に訳す。。。これが 困難を極め。。。。。そして それを 英語に訳す。 ますます大変。 メール交換は 次第に間遠になり その内 返事が来なくなってしまいます。 先日のメールの返事をください と言ってもナシのつぶて。

段々 相手も 面倒になってしまったのでしょうか。 これは まだ デポジットを払ってないから良いようなものの 購入希望者6人から デポジットを預かった上で こんな音信不通状態になってしまっては わたしの神経が保ちません。 2回ほど 返事を催促するメールを書いた段階で それ以上の交渉は あきらめました。 これが 2006年2月。

その後 やの先生と「あの話はどうなったんでしょうね~?」とうわさ話には出るものの なんとなく 自分から 更に問い合わせてみる気にもならず そのままになっておりました。

ところ 今年 2007年2月 突然 Wavefront Technologies からのメールが飛び込んできました。最近 Wavefront Classic の製造を再開したのだ と。 2台なら すぐ用意できるが購入の意志はあるか? という問い合わせでした。 代金は 1700$+送料175$

最初に 欲しい人は手を挙げて~ で 募ったメンバーに 手を挙げた順番に声を掛けて行ったところ すぐに 欲しい という人が決まりました。 これが 盛岡の小野寺さん。大学で機械工学を教えているだけあって 機械には詳しいし 英語も堪能。 小野寺さんが一緒に買ってくれるなら 何かトラブルがあった時に わたしも 非常に心強いです。

という訳で そこで 交渉相手は 小野寺さんにバトンタッチ。 支払や 配送の仕方についての相談に入りました。 配送は Wavefront Technologies から この運送会社はどうだ? と 問い合わせが来て その会社を調べて 運送料を調べて比較して。。。。と ややこしい話満載で これは わたしでは とっても無理。 小野寺さんに 変わってもらって良かった~~ と つくづく思いました。 そのやりとりを見ると 先方が 「こういう訳で いくらいくらになります。」と書いてあるのに対し 小野寺さんが「今朝のレートだと 一ドルいくらだから 日本円では いくらいくらになる筈である」とか なんとか こんな会話をみんな英語で(涙) 素晴らしい☆

その後 先方が発送の準備に入ったのか また再び 音信普通になってしまったりやきもきさせた挙げ句 やっと届いたのが 2007年5月☆

一台一台 受注製品 という事で シリアルナンバーには 自分の名前が入ってます。

シリアルナンバー


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ゴジラ

ゴジラは テルミンさがしの旅に出ました。

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WavefrontClassic

到着☆

とりあえず 電源をつないでみたら 音は出ます。

ボリュームが アンテナから15センチくらい上に手を上げないと 音が出ない。 最初 背の高いアメリカ人仕様かなぁ 脚を切っちゃおうかなぁ と思いましたが やってみると アンテナの上15センチくらいから発音始まり。。。というのは どこから音が出るのか 空中で 目安となるものがなさすぎて すごく弾きにくい。

ピッチは オクターブ均等性がえらい悪くて 取りにくい。

どうやら 中のコイルを調整した方がよさそうです(?)

でも この低音部の迫力は 捨てがたい魅力があります☆

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先日の日曜日には わたしは Megumi 先生の生徒になってレッスンをお願いしました。 Megumi さんは 時々 北海道から東京にいらしてレッスンをされてらして その枠が余っているようだったので お願いしたのです。 レッスンと言っても ピアノではありません。

以前 今井重幸先生に テルミン(とピアノあるいはハープ)の為の音楽を作って頂いて なんとか それを形にしようと頑張っているのですが 暗中模索状態。

今まで 曲を弾く と言えば まず 耳で聞いて知っている曲ばかり。 大体 この曲はこういう曲 というイメージがあって その印象の上で 漠然と弾いていたのですが 今回は 楽譜のみ。 しかも わたしが 弾けば 初演☆ という事になります。 という事は 今まで 音になってない。 この楽譜。 どうやって弾いたらよいのかさっぱり分かりません(>_<) 

一体 これは どうやって弾いたら良いのでしょう~ と 相談に乗って頂いたのでした。

楽譜をお見せすると ピアノで弾きながら 逐次 解説してくださるのですが これが 目から鱗のオンパレード。 ここは 音の進行がこうなってるから こう ここは 最初のフレーズと違っていて いやいやする感じで その後に こういう音が来れば こう。。。。と わたしが 書くと ちっとも面白くないかもしれませんが それを いちいち Megumi さんが ピアノで音を出しながら解説してくださると 感動物です。 なんだか よく分からない曲だなぁ と思っていたのが すごい素敵な曲になりました。 え~。 こんな曲だったんだっ(発見!)

それにしても こういう風に楽譜を読みながら 曲を弾いた事は なかった。 今まで 一体 何をしてたんだろう と考え込んでしまいました。 漠然とした印象だけで その曲を分かった積もりになって 実は 何も分からず 単に音符をなぞっていたに過ぎないらしい。

そういえば のだめ漫画で 千秋に「どうして そこで そう弾くんだっ!?」と聞かれて 「なんとなく~~」と答えたのだめちゃんが 千秋に怒られる というシーンがありました。 楽譜を読まずに 「なんとなく~~」 な直感だけで 曲をきちんと理解できて表現できるのは 本当に一部の天才だけなんだろうなぁ。

「たとえばー」と Megumi さんが仰りながら ショパンなんぞの よく知った曲を弾いてみせてくださると 気絶してしまいたくなる位すてきです。

なんとなく もーー 幼稚園から やり直し! みたいな 気分になって帰ってきました。

明日から 生まれ変わった積もりで 頑張ります☆

ちなみに Megumi 先生のレッスンの説明はこちら
http://homepage2.nifty.com/Ainoyume/page004.html
(本当は もったいなくて あんまり人に教えたくないんですけど~)

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テルミンの為の曲を作って頂きました。

楽譜

「小さなロマンス 第二番」

作曲 今井重幸

頑張って演奏会しなくっちゃ☆



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もう昨日終わってしまいまったんですが。

3月13日TBSラジオ『大沢悠里のゆうゆうワイド』にご出演になりました。出勤前の朝のあわただしい時間に聞いてましたら どうやら 持ってらした楽器は 普通のイーサーウェーブらしい。

わたし 4月の桜いっぽん祭では 桜塗りのテルミンを弾こうかしら と思って 昨日出してみたんですが ここのところずっとプロだったので ピッチ感がどうもおかしい。 今 2種類のテルミンを平行して練習する余裕は無いので 桜塗りテルミンはあきらめて 桜いっぽん祭でも プロを使う事にしました。

普段 やの先生はボックス型を使ってらっしゃるのに お稽古の時は 普通のイーサーウェーブだし ライブでも 数種類のテルミンを弾き分ける というのはよくなさいます。 やっぱり すごいなぁ と思う。

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何故か PAシステムの無い場所での演奏会が多いので 簡易PAを買う事にしました。

簡易PA

YAMAHA STAGEPAS300
http://www.yamahamusic.jp/ginza-s/instrument/index.php?mode=detail&id=3

映画のお仕事のギャラで買いました☆ というのも そこはかとなく嬉しい設定です。

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ぷらイム

http://www.prhymx.com/

Prhymx と書いて ぷらイム と読みます。

   テルミン:大西ようこ
   ギター&VOCAL:三谷郁夫

表紙の絵は 九谷の陶芸家 谷口幸夫氏に描いて頂きました。
http://p2242.nsk.ne.jp/inoitiban/

鬼の絵を得意とする方なので わたしのテルミン 棍棒です(!)

何故 ここに 菩薩ちゃん。。。という説明は オイオイと。 今後ともどうぞよろしくお願い致します。

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命の器

DVD『命の器』より

『スウォ・ガン』 1分03秒
『砂山』(中山晋平) 2分09秒
『わが母の教えたまいし歌』(ドヴォルザーク) 56秒

静止画像をゆったりしたモーションでつないでテルミンのBGMをつけて欲しい という依頼だったので いつもにまして のんびりのったりテルミンです。

ケロログはこちらから
http://www.voiceblog.jp/theremin/

また 今回 llamano さんに曲をご提供いただいて わたしにしては 珍しい曲目に挑戦しています。 
「水の靴を履いて」 
大好きな曲なので 是非 お聴きください。 
こちら から 視聴できます(mp3ファイル 0.58MB 37秒 )
http://homepage2.nifty.com/YOKO/data/Mizukutsu-Y.mp3

llamano さんのサイトはこちら
http://www.voiceblog.jp/llama/

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アルカフェライブ

わたしのものではないんですが。。。llamano さんのライブ映像をYouTube にアップしました。昨年暮れアルカフェの時の演奏です。演奏の前に流れているのは りゃま博士の研究だそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=eG7NqHknhko

丸い音が ほんと うらやましい。普通の イーサーウェーブテルミンなのに。
いつか あんな音で弾きたいです。テルミン。

ちなみに llamano さんのVOICEブログは こちらです。
http://www.voiceblog.jp/llama/

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新しいアンプを買いました。

アンプ

ぐっと 人の声っぽい ちょっと みゃう系の音色になります。 素敵。 これが 菱形の形をしていたら もっと素敵なんですけれども。

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ミュージカルソウ奏者のおぎ原さんが主催する お教室の忘年会に お邪魔してきました。 場所は 駅前徒歩1分という24階建てマンションの12階。下に下りると そこから サティに直結してます という便利さです。

マンションの一室。。。と 思っていると その一室が広い。 軽く 演奏会くらい出来ます。 夏の納涼会にお招ばれした時は テルミンを持って行ったのですが 今回は 必要ないから というので 身軽で行きました。

でも マトリョミンくらい持っていけば良かったな~。 みんな のこぎり ギタレレ 各自の楽器を持ってらして それで 遊べるのでうらやましい。

マトリョミン

これは お客様がお持ちになったマトリョミンを おぎ原さんが 机の角で弾いているところです。

この子は グレードアップ後のマトリョミンで 底に ピッチ調整用のホイールがあります。 便利は便利。。。ですが 底に何かつけるなら ピッチ調整用のホイールではなくて ミュートボタンが欲しい。 底に ミュートボタンがあるバージョンが出たら わたしの 不思議ちゃん(オールドマトリョミン)もグレードアップしたいです。

マトリョミン

右側の子は これは ウオッカ入れだそうです。 この子も鳴るのかと思った~。



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シャルトルーズ

シャルトルーズでの演奏会の音源を 羽丸にアップしました。
『月の沙漠』
http://homepage2.nifty.com/YOKO/hane/theremin/Tsuki-sabaku.html
『ハバネラ』
http://homepage2.nifty.com/YOKO/hane/theremin/haba.html

音源のみに直行の方は こちらから。
月の沙漠.mp3
ハバネラ.mp3

下に2枚 発掘写真。 当日 お店の方で用意してくださったディナーのメニューと デザート。

メニュー デザート

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リハーサル

一週間後のシャルトルーズにむけての リハーサルでした。 チャレンジングなんだけど もう少し完成度が上がるまでは やらない方が良いのでは? というところを 練り直し。

MCは 相変わらず なんともならない~。 その内 慣れるだろう と思ってるんですが これは もしかすると ずっと このままかしら。

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