フィクションのチカラ(中央大学教授・宇佐美毅のブログ)
テレビドラマ・映画・演劇など、フィクション世界への感想や、その他日々考えたことなどを掲載しています。
 



    模擬授業(哲学)を熱心に聞く高校生たち

 私が勤める中央大学文学部の特別公開講座が、7月22日(金)におこなわれました。
 この文学部特別公開講座というのは、文学部版「オープンキャンパス」のようなもので、大学全体のオープンキャンパスとは別に、文学部だけで模擬授業をや研究室見学会などをおこなう行事です。中央大学の附属高校(現在は4校あります)の生徒対象の行事から始まって、現在は近隣の高校も対象に広げておこなっています。
                  
 簡単に言えば文学部の「宣伝活動」です。ただし、単に宣伝して文学部希望者や受験生が増えればいいというわけではなく、文学部の学問内容や設備、さらにはどのような教員がいるかということも含めて、高校生に広く知ってほしいという願いがこめられています。
 というのも、中央大学文学は13専攻制(国文学・英語文学文化・ドイツ語文学文化・フランス語文学文化・中国言語文化・日本史学・東洋史学・西洋史学・哲学・社会学・社会情報学・教育学・心理学)。一口に「文学部」といってもその内容はさまざまです。それぞれの専攻の学問内容を高校生に理解してもらうのは簡単なことではありませんし、入学後のミスマッチのないように、しっかりとそれぞれの学問内容をアピールするように努めています。
 今回の文学部特別公開講座が、高校生たちの進路決定に役立つことを願っています。
                  



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