私が身の回りを整理し、持ち物を減らしていることは、このブログで何度か書きました。つまり持ち物の整理、いわゆる断捨離をこの数か月続けています。断捨離は、時間・労力を使いますので、肉体的にも疲労しますが、疲れるのは肉体面だけではありません。モノは記憶につながっていて、そこから感情が動かされることも少なくありません。処分することがためらわれるモノも多くあります。
また、処分することにためらいはないものの、「こんなものがあったのか」と自分でも驚くことがあります。たとえば、今回出てきたのは高校時代に読んでいた加藤諦三の本、それも5冊もでした。これにはびっくり。いわば私の黒歴史です。
なぜ黒歴史かというと、その本のタイトルからもわかるように、今では恥ずかしいような「人生論」「青春論」だからです。書いてあることといえば、「青春はこんなにも美しい」「生きる!この胸せまる感動」「これが俺の幸せだ」などなど…。これを高校時代に5冊も読んで、しかもその内容から影響を受けたり、その内容に感動したりしていたことに、自分でも驚きです。おお、顔から火が出そうだわぁ。
こうした過去の自分をもう一度思い出し、ここで本を処分して区切りをつける、それもまた断捨離ということの一つだと思います。私の断捨離はもうしばらく続きます。
※このブログはできるだけ週1回(なるべく日曜)の更新を心がけています。