ウサチーロのとりあえず日記 Part 2

日々の記録および3人兄弟の成長日記。

さよなら、マイケル

2009-06-28 09:34:13 | エンターテイメント
木曜日、テキサスの出張を終えて空港にいたら、テレビでマイケル・ジャクソンが病院に運ばれるというニュースをずっとやっていましたが、「またお騒がせしてるのかな」程度に思っていました。ところが、その5時間後、フィラデルフィアに戻ってきて車に乗ってラジオをつけたら、「マイケル・ジャクソン死亡」のニュースがトップで聞こえてきました。私にとっては、衝撃的なニュースでした。その後家に帰るまでラジオのチャンネルを回して彼の追悼番組を聴き、家に帰ってからは深夜過ぎにもかかわらずテレビのニュースに釘付けになりました。

特に意識してファンだったわけではないのですが、今思い出せば、初めて聞いた洋楽はマイケル・ジャクソンでした。初めて見たミュージックビデオはスリラーでした。小学生の頃、初めて、叔父に見せてもらって、「面白い!」と感動した記憶があります。高校生で留学するまであまり洋楽に興味はなかったのですが、それでも中学生の頃初めて何度も聞いた洋楽のアルバムは、マイケルの「BAD」でした。

その後様々なゴシップが流れて、アメリカでも「変人」扱いでしたが、彼の音楽の才能は、並ぶものがいないと思っていました。彼のように歌が上手い歌手は他にいるかもしれない、彼のようにダンスが上手いダンサーは他にもいるかもしれない、彼のようにすごい曲が書ける人は他にもいるかもしれない、でも、彼のように歌とダンスが両方できて、曲がかけて、しかも世界の人々を圧倒するエンターテイナーは、今までかつていたでしょうか。今もいるでしょうか。これからもでてくるでしょうか。彼の子供の頃の歌声でさえも、聞くと鳥肌が立つほどすばらしいと思います。80年代から90年代にかけての、オリジナリティーあふれるミュージックビデオの数々。今聞いても、全く古い感じがしない音楽。昨日CNNでもどこかの評論家が言っていましたが、「彼は一生に一度や今世紀に一度の大物ではない。彼のような人物は彼だけで、もう二度と現れないだろう。」全く同意します。

類稀な才能と人気があったために、普通の人の生活が全くできず、個人的には不幸な人生だったかもしれませんが、彼がエンターテイナーとして世界の人々や文化に与えた影響は、計り知れません。その証拠に、アメリカでは死後数日経った後も、連日トップで彼のニュースを流しています。彼が天国で安らかに眠ることを祈ります。

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