全能感に酔っている場合ではない。すべてを捨てて新しいフェイズに立ち向かおう。
記録●『Deluxe Edition』は、阿部和重によると「『シンセミア』『ピストルズ』等の長篇のようにコンセプチュアルに作り込んだ作品集に仕上がったと自負しております。」とのことだけれど⇒
⇒2~3作を読む限りでは、そのコンセプトとは『□ しかく』の「009」、「どろろ」と同じようなものじゃないかと思っていて、「ディケイド」、「あしたのジョー」なんかが見とめられるんだけれど、実際はどうなんだろう。あと、なんだかんだ言いながら読んでんじゃん『ニッチを探して』。
ちなみに『Deluxe Edition』の収録作品。「Man in the mirror/マイケル・ジャクソン」、「Geronimo-E,KIA/バラク・オバマ?」、「Bitch/ローリング・ストーンズ?」「Just Like A Woman/ボブ・ディラン」⇒
⇒「Search and Destroy/ストゥージズ」、「In a Large Room with No Light/プリンス」、「Life on Mars?/デヴィッド・ボウイ」、「Sunday Bloody Sunday/U2」⇒
⇒「For Your Eyes Only/シーナ・イーストン」、「The Nutcracker/チャイコフスキー?」、「Family Affair/スライ&ザ・ファミリーストーン」、「Ride On Time/山下達郎?」
記録●『盆栽/木々の私生活』(アレハンドロ・サンブラ)。一区切りついたことだけは意識できるボーっとした状態で、気がついたら『Deluxe Edition』と一緒に精算されていました。
あと『Deluxe Edition』のもうひとつの見どころは装丁。たくさんのカセットテープを並べたデザイン。TDKのAD-X46、D-C60、maxellのUD90、UDⅡ90などたいへん懐かしい。
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