「瑞花」で購入した赤大根をピクルスにしたところ、実にうまく行ったのだが、漬汁がまた鮮やかな紅色となり、これに小カブをざく切りにして漬けたところ、ピンポ~ンの大正解なのであった! そんなわけで、大根ピクルスのほうをミルクジャムの空瓶に少しだけ詰め、直上の研究室の同僚教授におすそ分けした。
朝いち演習は2人目の発表に積み残しが出る。ちゃんと公卿補任調べてよね。テキストの最後の方の担当者が未定なのだが、募集したら、なんとか埋まりそうな感じ。申し出た人に5ポイント与えると宣言した効果か? 10ポイントで成績評価が1ランク上がる仕組みになっておるのぢゃ。2限講義は、源氏物語の文献学的研究史を途中まで喋った。
出欠の処理や、受講者への「お知らせ」入力に手間取り、研究室でもたもたしていると、修士課程の院生がやって来て、東京古典会の出品資料について何だかんだ言いだすから、自分で入札せんのか?と言えば、考えなくもなかったですときたもんだ。分かりました、図書館と相談いたしますです…と返事して、すぐに特別資料へメールする。東京古典会といえば、目録を複数いただいたから、欲しいという博士課程の院生に1冊進呈したところ、そいつがそれを西荻の銀行ATMに置き忘れ、ところ番地宛名が書いてあるから、警視庁荻窪警察署から通知が来た。いやはや。
昼食は「たかはし」で鮪と鯛の刺身盛り合わせ定食を食う。それから、「Cafe GOTO」でエスプレッソを飲んだ。GOTOさん、闘争心?が減退したそうで、年寄り染みた話をしておられましとわ。
4限講義は、藤原俊成の話をして、ようやく中世へ。タイトルが「中世文学」なのだが、万葉集から延々と喋っちゃったから、長いマクラでありましたよ。(~_~;)
18:30から市ヶ谷でなかつよ文学会の常任委員会。神楽坂から歩く。青森のアンテナショップを覗けば、M君が役場に就職した大鰐町の「さっぱ酢」が売れていた。ついつい、どぶろくを1本買ってしまったがね。
常任委員会は1時間ほどかかった。一番下座に座ったから、お茶を淹れる役となる。建水が無かったので、適当に淹れた。