そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

11月24日(火)プチフィナンシェ

2015年11月24日 | 公開

  社会人向け講座の秋学期最終講。春秋は8講、夏冬は4講ということにさせていただいている。同居人から、築地本願寺前にある行列のできるお店のプチフィナンシェを買って来るよう命ぜられたので、とにかく築地へ。1人お待ちだったが、程なく私の後ろに5~6人の列ができた。200gと400gの2袋をいただく。

  それから昼食は、「布恒更科」で牡蠣の天種に花巻をたぐる。寒くなると、無性に汁蕎麦が食いたくなりますなあ。私はごくごく単純、海苔の香りも高き花巻が、大好きなのであ~る。

  200g袋のフィナンシェは、エクステンションの事務所スタッフの方々に差し上げた。わずかワンコインの心遣いなれど、こうした日々のお付き合いが、世をやすやすと渡っていくためには大切なのだよ。

  講座では、学期のまとめとして「近代秀歌」を読む。まあ、よみやすいテキストにした。やたらハードルを上げても意味がない。終了後、編書にサインを求められたが、このブログをご覧になっているよし。どうぞご贔屓に。(~_~;)

  東京駅まで歩いて山手線に乗り、池袋へ。東口を出て直進、保険会社へ行って更新の手続きをした。同居人の命令である。久しぶりに池袋に来たので、西武デパートのロフトで明日のワークショップ用にマグネットを買い、地下食品売場で酒と肴を買う。昔、東武東上線を使っていたことがあり、当時はよく池袋で買い物をしたものだ。しかし、人が多いよなあ。さすが東京、島根とは大違いだ。

  帰宅したのは、私が一番早かった。夕食の準備を始める。黍御飯を炊いた。晩酌に飲んだ「三諸杉」という生酒は、美味しかった。さすが、うまざけ三輪の銘酒である!

  フィナンシェは取り分けて、明日、同居人が愚娘のところへ届けるという。姑殿がきびだんごの空箱にお詰めになった。