学園祭明けの朝いち演習なんぞ学生が来ないぞと思って行けば、結構な出席率で、プレゼンも予定の3名全員にやってもらえた。2時限目の講義も慌しく終えて、昼飯は「たかはし」に入ったのが運の尽き、博士課程の院生A君と修士課程の院生T君が刺身定食?を食い終わったところだった。仕方がないので、院生諸君の昼食代をおごることとする。そうしたら、E名誉教授ご一行様がどやどやと入っておいでになる。立ち上がって最敬礼。E先生には国語科教育法を習ったから恩師であり、私が第8代校長をやっていた大学附属高校の第3代校長を7年もお勤めになった大先輩でもあらせられる(E先生、別におごってくださいませんでした)。で、結局天麩羅定食を食って米の汁もいただくくらいの金額を払うはめになりましたわい。よい指導教授だのう、まったく。
午後の講義もスピードアップで、一気に12世紀前半まで行く。「中世文学」まであとひと息だ。
夕食をしたためるべく早めに帰宅すれば、京都の古書店から目録が届いていた。見れば『出雲問答』が載っているではないか。こりゃあ珍しいと、18:00をまわっているが電話すると、まだありますとのお返事。古典籍総合目録データベースを検索しても1冊しか載っていない。国立国会図書館の近代デジタルライブラリーでは見られますがね。
これからおかずにかかるところで、同居人が帰ってきた。面倒なので、いわしのつみれで鍋にすることにした。同居人宛に某出版社から詫び状が届いている。先般、不祥事が大きく報道された会社だが、具体的なことは徹底的に暈してあって、笑ってしまいましたわ。まあ、ひとたび、ふたたび、みたび省みて、今後はこういうことのないようにしてくだされ。
学期末試験実施方法のアンケートを、やっとこさ入力する。