そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月11日(日)18:30@Seattle

2010年04月12日 | Seattle日記
 早く見本原稿を出せと、Yさんから鬼の催促が来た。テキスト形式では既に完成しているが、一太郎かWordにしなければならなかった。作成要領に従って細かな作業をし始める。案外面倒だ。

 日本からはのべつ幕なしにメールが来る。主に院生諸君からで、奨学金等の申請に関するものが多い。指導教授の所見を要するからだ。コース主任か、演習をとっている先生に代理で書いてもらうよう指示、その先生方へもお願いのメールを出す。オンデマンド授業の履修者からは、テキストの入手について相談が来た。この学生は現在外国に居り、特殊ケースだが、私自身が日本に居ないから、いくつかの方途を提案した。代講を頼んだNさんからは、ずいぶん履修登録者が少ないようなことを言って来たが、まあ、大学の講義の「教育実習」みたいなことだから、うまくやってください。この科目は資格関連だから、どんなに登録者が少なくても大丈夫なのだ。

 宿舎の部屋はやはり古めかしく、エアコンのせいだと思うのだが少しいやな臭いがする。消臭のためアロマ・キャンドルでも買って来ようと外に出た。今日は実に暖かく、宿舎のすぐ脇のBurk-Gilman Trailは、ジョギングや、自転車をブッ飛ばす人が引っ切り無しに行き来している。それをNE 51st. Stで西に折れ、Ranvenna Av→NE 52nd.Stと歩いたら、52ndというのは、どこまでも続くコンクリートの石段なのであった、ふう。そして21st.Av NEを南行。あたりは崖上に立つ眺めの良い住宅街で、東のかなたに雪を頂いた山脈が見えた。NE 47th.Stに出て、ひたすら西へ。学生向けアパートらしき建物が林立している。UNIVERSITY WY NEに出て、「University Bookstore」まで南に行く。お店に入って、Tokyomilk の「Le Petit Travel Candle 02」という蝋燭を購入。日英仏語のごちゃ混ぜだな。洗井大学の構内を突っ切って帰宅。だいたい4kmの散策?となった。

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