そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

1月30日(金)担当正規授業は終了せり!

2015年01月30日 | 公開

  雪が降ってきた。イヤーマフが役に立つ。2時限の花札演習が、今学期正規授業の最終となる。転ばぬよう気を付けて大学へ。

  最終回は実はすることがなく、花札の勝負をしてもらって、チャンピオンに賞品を差し上げることにした。先週は補講期間で休みだったし、学期末それぞれに忙しかろうに、受講者の半分が出席、トーナメント戦を行う。チャンピオンに輝いたのはS君。賞品はレリーサのクッキーである。

  講義の出欠入力も、TA君が作業を完了してくれた。受講生に間違いがないか確認するよう一斉通信を送る。演習のレポート提出期限も、明日の23:59に迫ったので、未提出者にリマインダーを送った。web上であれこれできるので、大助かり。

  電車の中で、神津朝夫『千利休の「わび」とはなにか』(角川ソフィア文庫)を読む。旧版も読んだけどな。ふうん、利休の師は辻玄哉に間違いないのか。連歌や和歌の研究文献も読み込まれている。ただし学術論文だったら、影山純夫氏の論考の扱いがこのような形でいいのかな?とは思ったがな。