そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

1月29日(木)今日も口頭試問

2015年01月29日 | 公開

  昨夜はA教授から飲みに行こうと誘われたが、採点に追われておるのでお断りした。神楽坂辺で「鹿ケ谷」だったそうで、大物がご参会だったよし。我は多田行綱みたいな人品なれば、行かなくてよかったと思う。されば、チクることもないからね(分かる人しか分からんギャグなり)。

  本日はE研究科の修士論文口頭試問。副査を依頼された。本属の研究科では昼食券の類はとっくの昔に廃止になっているが、E研究科はまだ支給してくださるので、14:00の開始時刻前に「たかはし」で鰤刺身定食をいただく。100円追加料金を払いましたがな。金子みすゞ教授が先客で召し上がっていた。補講の教室手配について大変お世話になったので、平身低頭。

  エレベータに乗ったら、修論提出者本人も乗ってきたから、一緒に研究室階へ。15分前にT教授の部屋をノックすると、前の口頭試問実施中で、慌てる。廊下のソファで待っていると、F教授やN教授、H教授に声を掛けられた。N氏も出てきたから、お子さんは元気か?とお尋ねした。

  さてさて、修士論文の口頭試問というのは、主査1名に副査2名で、あれこれ質問や指摘をするのである。まず副査のO教授、そして私が話し、主査のT教授がかなり細かな指摘をなさった。その後評価点数を決めるわけだが、本属の研究科とは少し基準が違う感じ。ぶっちゃけ、本属のほうがやや辛いように思う。まあ、修論の点数は進学や奨学金に連動するから、これはこれで致し方あるまい。

  口頭試問には1時間かかった。神楽坂で少し買い物をして帰る。