そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

12月8日(月)月曜はしんどいなあ

2014年12月08日 | 公開

  朝いち演習は、少し先まで進めた。本当はN君の論文を紹介すべきだが、まあ、よいことにした。結局、DBの使い方、用例の集め方は、座学でいくらやってもダメだということである。

  昼食は「高七」に一番乗りする。日替わり定食の、御飯はごく少しにしていただいた。

  午後の学部講義は調子がよい。まさに専門中の専門の内容を講義するのだが、こういう体験は今までなかった。私は学統的には傍流の傍流で、別に主流になろうとの野心もないので、自分の主研究を学生に講義する機会は、今までなかなか得られなかった。今般は退職者の補充が得られない現状に鑑みてこのような仕儀とあいなってきたわけだが、考えようで、いたしかゆしと言えなくも無い。

  修士課程の演習は、通ふ千鳥さんがうまいこと突っ込み処をたくさん作ってくださったので、助かりました。一歩間違うとアカハラと言われかねないが、慎重に弄くっているうちに時間がきた。続く学生研究会は、2つ分発表してもらったので、20:00近くまでかかる。それにしても、俊成という人のコンテクストは何と申すべきか、長明無名抄に書いてある通りだと思う。

  4年生は卒論提出間際の時期であり、研究会幹事役のA君は勤務先の忘年会ということもあって、今晩は飲みに行くのはやめにして帰路につく。メトロのホームでK教授にお会いしたが、ゼミの後であらせらえrたのであろう。

  月曜はやっぱりしんどいですわ。


12月8日(月)総選挙真っ最中

2014年12月08日 | 公開

  朝いち演習があるので、7:00過ぎにJR最寄駅へ行けば、総選挙の日本共産党の候補者が駅頭に立っておいでだった。運動員が配布するビラを受け取ったものだから、候補者御自ら近づいて来て握手を求められた。仕方なく右手の手袋を外して握手してもらいましたわ。居住地の選挙区は県内ドン尻番号のマイナーなところで、自民党と民主党と共産党の候補が立っている。こうなると、棄権はしない信条を貫けば、投票先に選択の余地は全くなく、特段悩むこともありませんわい。大学教授という人種は基本的に、左翼ということになっているからなあ(本当かいな?)。

  もっとも、同居人は、ありゃまったくの浮動票である。投票所へ行って、ポスターの写真がいいかどうかで決めているとしか思えん。教員組合に加入している大学教授のくせに、いったい何を考えているんだか。不真面目といふもさらなり。しかし、投票は自由、秘密は厳守尊重されなければならない。