朝いち演習は、少し先まで進めた。本当はN君の論文を紹介すべきだが、まあ、よいことにした。結局、DBの使い方、用例の集め方は、座学でいくらやってもダメだということである。
昼食は「高七」に一番乗りする。日替わり定食の、御飯はごく少しにしていただいた。
午後の学部講義は調子がよい。まさに専門中の専門の内容を講義するのだが、こういう体験は今までなかった。私は学統的には傍流の傍流で、別に主流になろうとの野心もないので、自分の主研究を学生に講義する機会は、今までなかなか得られなかった。今般は退職者の補充が得られない現状に鑑みてこのような仕儀とあいなってきたわけだが、考えようで、いたしかゆしと言えなくも無い。
修士課程の演習は、通ふ千鳥さんがうまいこと突っ込み処をたくさん作ってくださったので、助かりました。一歩間違うとアカハラと言われかねないが、慎重に弄くっているうちに時間がきた。続く学生研究会は、2つ分発表してもらったので、20:00近くまでかかる。それにしても、俊成という人のコンテクストは何と申すべきか、長明無名抄に書いてある通りだと思う。
4年生は卒論提出間際の時期であり、研究会幹事役のA君は勤務先の忘年会ということもあって、今晩は飲みに行くのはやめにして帰路につく。メトロのホームでK教授にお会いしたが、ゼミの後であらせらえrたのであろう。
月曜はやっぱりしんどいですわ。