そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

6月15日(金)東京出雲学生会へ

2012年06月15日 | 公開

 3時限の1年演習は情報検索実習で、喋らなくてもよいから、昼にビールの小瓶を飲んだのがいけなかった。実習はキャンパス図書館の課長殿おん自らご担当くださる。本館の利用者支援課長殿まで助勢にお見えになったのには、恐懼いたし候。実にタイミングよい実習で、来週の課題への繋がりがぴったりであった。出欠処理をし、さっそく課題を各受講生に送信しておく。

 小さな打ち合わせの後、本日は有楽町にて18:00より東京出雲学生会の例会である。神楽坂を通り、「うつわや釉」に立ち寄って茶道具のお礼を申し上げ、振り出しにちょうどよいガラス容器を衝動買いした。本日より岡山在住のガラス工芸作家さんの個展が開かれているのだ。それから「緑の豆」で珈琲豆を焙煎してもらい、「フラスコ」をちょこっと覗いて何も買わず、地下鉄飯田橋駅へ。

 受付開始時間ちょうどに会場に着く。

 この会は、旧出雲国から東京の大学へ進学した者の懇親団体であり、このたびが第549回例会、創設は明治16年で、なんとなんと129年も続いているのである! 現役学生および先輩会員ともに新入会の方があり、だいたいいつものように20名ほどが参集した。先輩会委員の小講演は、ニューヨーク州で弁護士として活躍しておられるO氏、いろいろと啓発させられる内容であった。私はこの9月に、高等学校の校長先生へとかれい(加齢)なる転身をいたすのだが、生徒たちにぜひO氏の講演を聴かせたいものだと思った。

 料理は簡素なお弁当だったが、ビールがまるで「節電!」みたいな供し方をされたのは、いかがなものか?と思ったわい。現役学生としては、東大の院生2名に、早慶の女子学生。O氏、幹事のY氏とともに、学生さんたちをつれて、東京国際フォーラムにへばりついているようなカフェで二次会を行う。話題はもっぱら「就活」である。

 帰宅したら、「無庵」のご主人Tさんからのお葉書が届いていた。6月2日にご馳走になったお礼状へのお返事で、「梅雨払いで一杯やりましょう」と結んであった。