そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

6月5日(火)社会人講座春学期最終回

2012年06月05日 | 公開

 幸いにも私はセクハラ問題を引き起こす環境に無いわいな、などと公言したら、それはそれで大変なセクハラなのだそうだ。いやはや、生きにくい世の中だ。しかし、同居人がここのところ、進入禁止の道路標識をずっと掲げ続けておいでなので、私の生活には慰安というものがない。だから、ジャニス・イアンでも聴いて、自ら慰めるしかないのである。恋は盲目、座頭市か? あっしはね…もしくは兵隊やくざ。慰安と言えば歴史問題へと連想が飛ぶが、韓国が嫌いな理由は、もちろん私が島根県人だからである。幼少の頃から亡父にずっと、ヤツら突然重機関銃を据えやがって…と、その横暴を耳にタコができるくらい聞かされてきた。李承晩にもひどい目に遭わされている。その恨みを、我が県民は忘れまいぞよ。県職員だった父は、かつて竹島に上陸したことがあるのだ。県観光開発公社は米海軍から中古の航空母艦を買って、隠岐の周りを遊弋させるのだと、突拍子も無いことを言い出す御仁だったがね。今でも韓国非難の看板が、県庁には掲げ続けられているほどだ。今度の防衛大臣は期待できそうかな?

 午前中は痛風の病院へ行く。先月から薬を変えたせいか、尿酸値が6を切った。体重はやや増加傾向。主治医のY先生に、拙共編の論集を持参し呈上した。

 新宿から丸ノ内線に乗り、銀座で日比谷線に乗り換えて築地で下車。昼食は「築地布恒更科」で「しそ切り」をりんだもぢった。それから歩いて社会人講座へ行く。今日は春学期の担当講座の最終回で、最初からぶっとばして調子がまことによろしかった。声にものびがあったな。受講の皆様にも、きっとご満足いただけたことであろう。それぞれ自詠を短冊にしたためていただいた。お題は「河」。恥ずかしながらの愚詠、

   スカイツリー水面に映す隅田川今は昔の都鳥飛ぶ

綾小路流で和歌披講をやったものだから、自分が綾小路きみまろになったような気がしたぜ。(笑

 さて ↑ これは、社会人講座の教室のある建物2階廊下の貼り紙だ。ハイテクと交通事故相談とは、これはこれで珍妙な気が…。

 春学期最後ということで、有志の方々と懇親会を行った。銀座のホテルへ移動し、2時間ばかり歓談した。受講者の中には、大正生まれのご婦人もおいでだ。皆さんの向学心たるや、当方が圧倒されるばかり。

 解散して、私は東京駅まで歩く。ホテルの近くにノイハウスのお店を見つけ、思わず入ってしまった。NYの想い出がある。東京駅の地下で日本酒を購入し帰路についた。