日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

寒いんですけど

2012年01月12日 | お仕事プラス
この冬1番の冷え込みでした。
と云っても、昨夜の天気予報よりも寒くはなかったような。
この寒い中、今日が私の仕事始めでした。
ようやく連絡が来まして、朝一で依頼先へ。
書いたものを置いて、今回の不足分だった4個体を引受けて来ました。
その内甕が2個体ありましたが、器形もちゃんと出てるしと戻って来て早速実測開始です。

甕1個体は調整もなく直ぐ取りかかって終了し、午後一でもう1個体の甕を実測しました。
これも口縁部から少し残っている程度でしたので、ケズリ調整はありましたが大きな問題なく終了。
坏も、これは内黒で調整があったと思われるものでしたが、洗い過ぎていて口縁部にのみしか黒色が残っておらず、調整のない土器を同じような実測でした。
外面の炭化物の残り方が黒色土器の名残かとも思われましたが、それは担当者の判断にお任せです。
残り1つは底部のみの坏で、これも調整もなく磨滅が激しく特記事項もなし。
と云う事で、実測はめでたく終了となりまして、明日持って行こうと思います。
仕事だけは早いな、オレ……。


幹線道路に雪はありませんが、1本裏道やワダチのとけ残りが、こう云う冷え込みの強い日は恐ろしいですね。
依頼先からの帰り、裏道の交差点で止まろうと思ったら、滑って角にある家の植え込みの方へ。
ハンドルを切っても全くダメでしたが突っ込む前に何とか停止出来、ちょっとだけバックして体制を立て直しました。
凍った道って、基本エッジのあるものじゃないとダメですね。
その昔はスパイクタイヤと云うものがありましたが、これは今日のような凍った道には最適でした。
と云っても乾いていると道路を削る事になって粉塵が出るし、一長一短ですね、ほんと。
スパイクタイヤを知るものにとってはスタッドレスタイヤなんて、どんだけのもんじゃいと云う感じですが、致し方ありません。
比較的雪は少ないのかなと思いますが結構冷えるので、なかなかとけないまま。
もう少しの辛抱とは思いつつ、春が恋しいです。

余談ですが、昨日の夕方のニュースの中で、天気予報を担当するねーちゃんが「真冬並みの寒さです」と云っていましたが、今は立派に真冬じゃなかろうか。
大寒にならないと真冬扱いにならないのでしょうか。
ん~、分からん……。