日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

仕事が早い

2009年10月09日 | 仕事
一昨日引受けた10個体のトレース、面倒もないので昨日で修正まで終わってしまいました。
台風で丸1日風雨が凄かったので、昨日は家での作業にちょうどよい日でしたね。
と云う事で、今日朝一で納品して来まして、残り4個体はまだお預けです。
何時になるのかなあ(遠い目)。
まあこっちがどうにかならんうちに頼みたいところですけんどね……。

例の長時間実測者さん、土器をじーーっと見つめてらっしゃいました(汗)。
きっとまたズレズレポイントの観察してるんだろうなと思ったら、虚しくなってしまいましたが、何時
まで経っても何も云えない職員もどうかと思います。
云える人にはそこまで云わなくてもと云うほど嫌味な云い方する人もいると云うのに、なんでこの人
には云えないんでしょうね。
実測図に必要な事は何か、それが伝われば、あんな時間かからないと思うんだけど。
どんだけ時間かけて美しく仕上げても、縄文の単位すら分からない図なんて、実測図としての意味が
ありません。
正しく見極めが出来ていれば、1単位しか模式図がなくても充分に理解が出来る。
あれじゃあ自己満だけで書いてる図だと云われても仕方がないと思いますが。
本当に虚しい気持ちにばかりなりますわ。

ビックリが止まらぬ

2009年10月08日 | 仕事
60時間超えの実測図で驚愕した事、何度も書きましたがまだ足りないぐらい(笑)。
昨日引受けた図も、前出の図に負けず劣らずの長時間の力?作揃いです。
今度はA5程度の図に40時間と云うのを見つけ、どっっひゃーー!です。
これの何処に?何にそんな時間が必要なのでしょうか。
ちょっと粘土が貼付されてるけど、縄文だって何の面倒もないよなあ。
更に、縄文は拓図と云う、口縁部が緩い刻みと云うか細かい波状の土器、これなんか、面倒は
この口縁部だけです。
縄文は1単位のみ、模式図として書けばよいのですから、実質口縁部の割付けさえ終われば
ほぼ完成。
しかしこれに12時間、丸2日要しています。
A3サイズとは云え、ほぼ何も面倒のない土器に見えるのですが、何でこんなに時間がかかるのか。
昨日、この実測者の方の机の脇に、A2サイズの土器がありました。
4単位の波状縁と云うのしか分かりませんでしたが、これなんかどんだけかかるんだろう。
単純に所要時間に興味があるので、是非知りたいです。
ああ、それにしたって、ここってホントに大金持ちなのねえ。
こんな趣味みたいなお仕事が普通に出来るって素敵。
本当に空いたお口が閉まらないワタクシです。

何度目かの

2009年10月07日 | 仕事
何度目かのお仕事再開でございます。
勿論、実質無料働きバージョンです事よ。
昨日再開出来る旨連絡が来まして、ホントは今日の10時の約束でしたが、急遽11時半に変更。
まあこんな事はしょっちゅうなんで、はあそうですかって程度の事です。
で、出かけて来ました。
昨日の時点で、残ってるのが何個体かも、もうあっちは把握し切れてない状態だったのですが、
あっちの云い分で行けば、今回で終了でかなり楽出来ました。
が、やっぱりそう云う事はいけないと思い、正しい申告をして引受けた結果、まだ実測が終わって
いないものが、まだ4個体あるそうで。
まあ4個体なら年内に何とか行けるか、と云う気はしますが、問題は私自身の身が持つかって話。
とりあえず、引受けて来た分の作業、午後から入ります。