日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

接合

2009年01月31日 | 仕事
昨日の実測中剥がれてしまった土器ですが、数か所に分かれて剥がれたので、一気に
接合する事が出来ませんでした。
場所によっては1ヶ所ずつ接合して行くと、微妙なズレが生じて、片方はきちんとついても
片方がズレるとか、段々器形に影響したりと云う事があります。
可能であれば、傾きを調整しながら一気に接合出来ると、バランスよく出来ると云う場合も
ありますが、それは熟練した人でないと難しかも……。
今回の土器も破片が大きく厚いので、一気に接合は無理。
ですので、昨日接合し切れなかった箇所を今日やったのですが、やっぱりちょっと微妙に
ズレテしまいました、あ~あ。
ここを接合しないと実測に影響するので、接合しない訳に行きません。
まさか剥がれないだろうと思うような箇所が剥がれるのには、本当に閉口します。
剥がれた断面を見れば、セメダインが中心にだけ薄らついている程度、これじゃあ、こんな
大きくて厚い土器、重みに耐えられる訳がない……。
経験上、まず剥がれないと思われる土器が剥がれる、勘弁してくれよと思います。

気持ちの問題

2009年01月31日 | 仕事
どうしたら前向きな気持ちになれるのかなと思います。
後ろ向きと云う訳ではありませんが、かと云って、前向きでもなく、またそう云う風にも
なれていません。
思うに任せず、また考えなくてはならない事が多い事が原因だと思いますが、解決する
術もない状態ですので、先に光を見出す事が出来ずにいます。
長いトンネルの中にいる、そんな感じなのでしょうか。
何だか下へ向かって、穴を掘り進めている気がしないでもありません。
調子が出ない時は、何をやってもダメだと云う事は、経験上一応分かります。
なので今、余計な動きをしない方がいいだろうと云う事も、薄ら分かります。
本当は焦ってどうにかしなくてはと思うところですが、今は、どーでもいいやと云う、かなり
投げやりな状態でもあり。
どうせいい方になんか向く訳ない、これもまた経験上分かっている事で、そうなると
投げやりにもなっちゃうと云う悪循環です。
こんな事の繰返しで来たのですから、前向きな気持ちなんてなれる訳ないですね。
困ったもんですな。

器形を取りました

2009年01月30日 | 仕事
今回の実測は、まず器形を取って、それの確認をして貰ってから、本格的な実測に
入る予定ですが、本格的と云っても、どの程度図化するか分かりません。
今回は、ものによっては拓図と云う方法を取るそうで、何をどうするか、まだ確定と
云う訳ではないらしく。
残存部によっては、本来拓図で行けそうなものでも、実測をしなくてはならないかも
しれませんが、手間は省けるのかなあ。
微妙な残り具合で、器形を出すのもちょっと辛い、そんな土器が結構ありますが、
これらをしっかり実測するとなると、これまた基準の点を何処に決めるかも難しく。
面倒なものに関しては、余り何時もと変わりないのかな、なんて思わないでもないの
ですが……。
どう云う報告書になるのかな。
余りここでは拓図で表現してこなかったので、今から出来が気になります。
しかし、今回もまた剥がれ易いですね(汗)。
説明を聞いている時点でも1ヶ所剥がれましたが、今日実測しようと思ったら、もう1つ
剥がれていて、更に途中から別の個所も剥がれ始めました(汗)。
古代の土器と違って厚いので、こちらで接合するのは、ちょっと厄介なものも多いの
ですが、やらないと径を出せないしで、ひーこら接合しました。
セメダイン、少な過ぎるだよ~~、もう。
何回も同じ事云わせるなって思いますが、何度も云うのもいい加減疲れた……。
やっぱ早く引退する道を探ろう(汗)。

いよいよ始まり

2009年01月30日 | 仕事
昨日、引受けて来たので、今日から縄文土器の実測を始めます。
出来るのかなあと、土器を眺めつつ思っていましたが、やるしかないのでやります(汗)。
まずは器形を取りますが、どうも半端に残っていると云いますか、ここが中心だろうなと
思うところが殆ど残存部なし、みたいな、非常にきつい状況です。
器形を取るのも結構しんどいなあ……。
そう云うもに限って、沈線だ隆帯だと色々書かなくてはならないものがあるのですよね。
縄文のみだと、結構しっかり残っていたりして、上手い事行かないもんです。
なんて、ぐずぐず云っていても仕方ないので、やりますわよ。

外出しました

2009年01月29日 | 仕事
午後、新しい実測の土器を受取りに行きました。
久々に書く、前期?の縄文、器厚が厚く重く、沈線が色々ハイカラに入っています(涙)。
あ~、面倒くせ~~、書けるかな、これ。
最近の縄文は、この時期のものが殆どなかったので、暫く振りで苦悩しそうです。
沈線、隆帯に地紋と、何でもありの土器ですからねえ。
鈍った頭と感覚、何とか呼び戻さなくては……。

朝一で歯医者さんへ行きまして、何とか後1回で終わるかな?と云うところに来ました。
と云うか、本当は今日で終われそうでしたが、また1本不具合が出たのです(涙)。
これは今度こそ、大がかりな治療かなと思いましたが、ほんの少しのところだったようで、
ささっと治療して貰って、様子を見ると云う事になりました。
ああ、このまま痛みが来ませんように。
ここの先生は、噛合せ調整がとっても上手です。
一発で違和感なし、前の歯医者さんは何度調整して貰っても、なかなか上手く行かず、
段々合わないと云うのが悪いような気になってしまうほどでした(汗)。
噛合せの違和感で、痛みを感じる事もあるようなので、何とかよくなってくれるといいなあ。
地道にしっかり歯磨きしますから、次で治療が終わりますように(祈念)。

選択肢があったら

2009年01月29日 | Weblog
仕事の話ではありません。

もし好きな年齢に戻ってやり直せるとしたら、戻る人はいるのでしょうか。
私は嫌ですね~~、絶対嫌。
どんなに素敵な人生でやり直せると云われても、また何年も生きなくちゃならないなら、
真っ平御免でございます(汗)。
やっとここまで来て、折角死ぬ方に近付いているのに、どんだけ好き勝手に暮らせると
云われたところで、また同じぐらい生きるなんて、冗談じゃねえと云う気持です。
やり直したってしんどい事はしんどいし、とにかくまた生き直すと云う事自体ウンザリです。
って、やり直せと云われた訳でもないので、こんなにカッカする事もないのですが(笑)。
やり直したい、リセット出来るならそうしたいと思う人って沢山いるのかなと、ふと思ったの
でした。

さあ、これから歯医者へ行って、午後からは仕事の外出です。
気合入れていこ……。

お呼びです

2009年01月28日 | 仕事
新規の実測の受渡に呼ばれました。
ああ、いよいよだ……。
でももしかしたら、担当者が困ったちゃんではない可能性が出て来ました。
行ってみないと分かりませんが、これはちょっと安心です。
縄文の、ちょっと面倒な時期のものなので、しかもこの手はとっても久し振りに書くので、
今から吐きそうです(汗)。
まあなるようにしかならないので、やるしかありません。
地道にやります。

ハローワークにて

2009年01月28日 | Weblog
随分と前、職探しをしていた時の事ですが、まあ意地の悪い人とか、訳の分からない人は
何処にでもいるものだなと思った話。
職探しと云えば、やはり「ハローワーク」ですよね。
私は何時まで経っても「職安」と云う風に云ってしまいますが、な~にが「ハローワーク」だ
とか、何でも横文字にするんじゃねえ、なんて事を思ったりして。
で、何処にでもいる嫌な奴の話ですが、カウンターに本当に意地悪なオヤジ、もとい、男性
職員がいらっしゃいまして。
駐車場が満車で、更に空きスペースにまで駐車していたので、私の車が出られなくなって
しまった事がありました。
その時、どいて欲しい車のナンバーを、来所している人たちにアナウンスして欲しいと思い、
その男性職員にお願いしたのです。
そうしたらなんと、その辺の2、3人にだけ聞こえるような声でぼそぼそと、「ナンバー○○の
車は移動して下さい」と云ってお終いです。
この職員には、以前も嫌な思いをさせられた事があり、こいつには絶対頼みたくないと思ったの
ですが、他に頼める人がなく。
もの凄く頭に来ましたが、そいつと来たら、チラッと上目遣いでこっちを見て、云われた事は
やりましたみたいな顔をして、その後は完全無視です。
くっそー、このくそじじいめと思っても、来所者と話しこみ、全くこっちを見向きもせず。
運悪く、他の人は席にいないし、いる人はみんな忙しく話し込んでいて、誰にも頼める雰囲気
ではありません。
結局私は車の中で、動けるまで延々待ったのは云うまでもなく。
もう1人、カウンターで仕事の相談をしている時です。
いきなり「○○さん(←私の事)には、気迫が足りない!」と云われた事があります(爆)。
はぁ?って感じですよ。
職探しに必要な気迫って一体何よ?
目に見えてギラギラと「バリバリ仕事探してまっすーーー!」ってな感じですか?
と云うか、あなたにどう見えたか知らないけど、私は必死で職探ししてますけど、何か?
ですよ、ったく。
家に戻ってこの話をしたら、たまたま来ていた叔母もビックリ。
「何なの、その言い草。随分と失礼な事を云う人じゃないの」とカンカンでした。
思うに、こう云う人たちって、実際自分が失職して、この先どうやって暮らして行ったらいいのか
なんて云う、恐怖や不安からは1番遠い所にいる人たちですよね。
職探ししてる人の気持ちなんて、分かる訳がない。
どんなに必死で探しているかなんて、実感も出来やしないでしょう。
一体どんな風だったら、気迫あふれる職探しに見えたのか、1度聞いときゃよかったですわ。
この腹の立つ2人のオヤジ、もとい、男性職員、2人とも残念な事に名前をお伺いするのを
忘れてしまったのですが、今でもしっかり目に焼き付いておりますので、一目見たら即
分かります。
見かけたら、前からではなく後ろから、蹴飛ばしてやりたいですね、今でも。
今頃、大枚の退職金を貰って、左団扇で優雅な生活をされているのではないでしょうか。
もう1度、是非是非お目にかかりたいものです、後ろ姿で結構ですから(笑)。

行って来ました

2009年01月27日 | 仕事
確定申告に行って来ました。
と云っても、書いた申告書を提出しただけですが……。
毎年変わっているように思える受付で、ざっと目を通され、バンと受付印を押された
控えを貰ってお終いです。
あの申告書じゃ、不正のしようなんてないのは誰が見ても分かるでしょう(笑)。
と云うか、1度ぐらい、不正を考えてしまうほど、儲けてみたいもんですわ(爆)。
んな事、一生ないんでしょうから、小市民の私は想像すら出来ませんが。
この辺の感覚がもう既に、何か貧乏臭くて嫌ですね、自分の事ながら。
税務署は、既に結構な人が来ていて、順番待ちの人が椅子を占領していました。
1度2月に入ってから出かけ、臨時の駐車場にも入れないほどの混雑に遭遇した事が
ありますが、もうああ云うのは御免ですね。
何せ申告は冬季ですので、雪が降ると色んな事に影響します。
道幅は狭くなるし、駐車場への出入りも大変。
ひたすら面倒で鬱陶しい事を避けたい自分としては、なるべく何事もなさそうな時期に、
とっとと終わらせてしまいたい訳で……。
と云う事で、何とか今年も終わりました。
来年の申告、どんな具合になるざんしょ?
侘しい数字は、見たくないものですけどね……。

今と昔

2009年01月27日 | Weblog
仕事の話ではありません。

私の母方の祖母は、60代で亡くなりました。
今母は、ちょうどその祖母が亡くなった年齢になっていますが、祖母と比較してみて、
単純に「お婆ちゃん」と云う風には思えません。
勿論見た目も、若干エイジレスなところはあるにせよ、「お婆ちゃん」とは呼べないと
思います。
声をかけるなら、「奥さん」とか「おばさん」とかじゃないでしょうか。
亡くなった頃の祖母は、本当に見た目から立派な「お婆ちゃん」でした。
今は、孫がいるからの「お婆ちゃん」であって、見た目は全くお婆ちゃんと云えない人が
多いので、年齢を聞いてびっくりと云う事も多々あります。
昔は年齢と外見は、普通にに比例していた気がしますが、今は全く違いますね。
差は何なのでしょう?苦労の度合いでしょうか。
だったら母の年代でも、かなりの苦労人は多いと思うのですが、何が違うのでしょう。
今は見た目と実年齢が、余りに違う人が多い気がします。
見た目にお金をかけている人もいるでしょうが、そこじゃないと云うか、もう根っからの
部分なんですよね。
不思議です。