日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

メインは

2008年06月30日 | 仕事
基本的には何でも書きますが、メインは土器です。
土器は、縄文・古代、どっちも同じぐらいの量を書いて来たと思われ……。
最近は、石器類、石・土製品などは殆ど書いていませんが、昔錆びまくった小刀を
書いた時は、セクションペーパーが錆びまみれで大変でした。
それと、実測は何とかなったものの、トレースが余りに下手くそで、これは
いいやと却下されたのは剥片石器です(汗)。
どうしてもリング、フィッシャーの感じが上手く出せないのですよね(涙)。
個体数、年数からしても、やっぱりメインは土器実測とトレースです。
今は古代の、若干歪な非ロクロ土器を書き終わったところです。

担当者も

2008年06月29日 | 仕事
今はフリーで、依頼があった所の仕事を自宅で仕事をしていますが、当初は
普通にセンターへ通っていました。
通いの時は余り感じませんでしたが、フリーになってから、学術的な知識が
ないと辛いのかな?と、一瞬考えました。やっぱり1人は不安で……。
センターの方々の助けもあり、困る事は殆どないと云うか、経験だけでも
かなりの事は出来ると云うのが実感ですが、担当の職員も、必ずしも
考古学や史学の専門教育を受けた人ばかりではないと云う事も知りました。
知識があっても全く図面を書けない人もいますし、案外蓋を開けると、そんな
気にする事もないのかなあと思ったり。
実際専門知識のある職員は、私がやるような作業はしないし、何処のセンター
でも図化やトレースは、私みたいな普通のオバサンが、アルバイトとして
やっている事が殆どですものね。
私に依頼があると云うのも、私の図で通用するからでしょうし……。
表に出るのは担当者ですが、そこを支えているのは普通の人々と云うのが、
何となく面白いところです。
現場作業員のオバサンも、ベテランになると、なかなか核心をつく質問をしたり、
普通の人々も、みんな日々経験を積重ねて仕事に繋げています。

関わるようになった理由

2008年06月28日 | 仕事
最初は普通に会社勤めをしていました。
ですが転職をしようと退職し、家でブラブラしてたら、たまたま関係部署に
いた叔父に、暇ならバイトしてくれと云われたのが、この仕事に関わるように
なったキッカケです。
若い時分は、まだ自分の本来の性格に気付いていなかったし、何より縄文土器を
図化するのが難しかった(涙)。
あんな歪でごちゃごちゃしたものをしっかり計測して書けなんて出来る訳ない!
と心の中で思いつつ、ひたすら進まぬ作業をする毎日。
ちっとも楽しくもない作業にどうして通えたかと云うと、周囲の人がとてもいい人
だったからです。
それに、結局自分の性に合っていた、それが続いている1番の理由かもしれません。
それにしても、全く思いもかけずに関わるようになった、ある種摩訶不思議な世界、
はまるとなかなか抜けられなくなるみたいです(汗)。

どうぞご贔屓に

2008年06月27日 | ご挨拶
初めまして。
田舎の自宅でまったり、日々土器や出土遺物の図面を書いています。
その中で感じた事、面白かった事など、これから書いていけたらと思っています。
同時ご贔屓に。