日々、土器実測(仮)

発掘された遺物の図化作業メインのお仕事ブログのはずが、日々の徒然・スピ話ばっかりになっちゃってる日記。

のらくら

2011年04月29日 | 仕事
一応カレンダー通りに休んでいるのですが、断面実測の直しが大量に出た事もあり、今日は作業をしました。
月曜は担当者が出勤と云うので、何としてもこの日に持って行きたい気持ちもあり。
時間がかかるかなと思いましたが、半日かからず終わってホッとしました。
量は多いものの内容的には面倒な事は全くないので、普通に考えたらそんなに時間がかからないものではありますが、思ってもいなかった直しだったので、若干のショーゲキがありまして(笑)。
何はともあれ終わる事が出来ましたから、これでOKです。

GWなんて全く関係がないような日々ではありますが、休みの日と云うのはホッとすると云うか、私みたいな半プータローも、大きな顔して休んでいいと云うお許しが出ている気がします。
と云う事で、ちゃんとお仕事しましたので、明日からはデカイ顔して休みます。
気分的にはスッキリしないままなんですけどね。

気味が悪いほど

2011年04月28日 | 仕事
昨日の午前中で修正まで終わったので、今日の午前中に依頼先へ出かけて来ました。
今回も、前に持って行った分の図の直しがありましたが、なかなか直しがないとは行きませんね。
しかも、今回は書いた方がいいか迷って書かなかった分をやはり書くと云う事になり、新たに実測し直しと云うものが結構ありまして。
書いてしまったものは余分であれば消せばいいので何時もはそうするのですが、今回は不覚を取ってしまった。
その場で直せるかもと甘い考えで出かけて行きましたが、ダメで持ち帰りでした。
とは云えGWにも入る事ですので、のんびり直すとします。
それにしてもなあ、ホントにダメダメだよ、オレ(涙)。

仕事の進行状況を見て、あれこれ野暮用をどう片付けるか考えていました。
2日間をどう割り振るか、勝手に自分なりのスケジュールをたてていたのですが、何とそれが何の困難もなくするすると上手くはまってびっくり。
相手のある事はそちらの都合もありますから、幾らこちらで思ったところでそのように進むとは限らないのですが、今回は万事、細かい時間まで思ったように決まりました。
日をまたいでいる事もあるし、こうスムーズな事は滅多にないので、何だか気味悪いです(汗)。
が、折角いい具合になったのですから、それに感謝しなくてはいけませんね。
何事もダメと云う大前提の中で生きているので、余りに物事がスムーズに運ぶと、逆に不安になってしまう小さい人間です。

桜が綺麗です。
今年は色もいい具合で、本当に見ごたえがある。
辛い気持ちでいる沢山の人達に見て貰いたい。
一瞬でも心が安らぐ時間を、と切に思います。

羨ましい

2011年04月26日 | Weblog
超不器用で要領が悪い私にとって、そこそこであっても、何でもこなせてしまう人は羨ましい。
ある程度の事を、何でも普通以上に出来てしまう人はもっと羨ましい。
それほど時間を必要とせずとも、ある程度ものにしてしまう人と云うのは、やっぱり脳ミソに違いがあるのだろうか……。
でも1番羨ましいのは、例え困ったチャンであろうと、自分の才覚で仕事が出来ている人です。
この人でなければ、と云うオンリーワン的なものであれば1番ですが、こんな才能がある、これが出来る、それだけでも充分過ぎるほど羨ましく感じます。

私は本当に何も出来ない、無能です。
今やっている仕事だって、別に私である必要はありません。
ちょっと訓練すれば誰にでも出来るので、私でなければと云う事がないのです。
でもとりあえず私に出来る事と云ったらこれだけ、他には何も出来ません。
生きる為のお金を得なくてはなりませんが、潰しが利かない情けない状態なので、その為に出来る事がない……。

私のように無能な人間は、いてもいなくても日々の事に何ら問題がありません。
いなくなる事で、一瞬哀しむ人がいるかもしれませんが(せいぜい親だけでしょうが)、それ以外に、私がいない事で支障がある事は全くない。
世間的に誰からも必要とされていない人間と云うのはいるんですよね、こうして現実に。
生きているのがとても辛いので、生きている理由を探してしまう訳ですが、こんな感じでどうしても、私にあるようには思えません。

何か特別な能力がなくても、やっぱりこの人だからと云う存在はいます。
例えば子供にとっての母親とか、そう云う存在は、いわゆるかけがえのない存在と云うもので、子供にとっては絶対必要不可欠なものです。
何が出来なくても自分はそう云う存在であると思える何かがあれば、生きなくてはと思えるのだと感じます。
だったら私だって、少なくとも親にとってはかけがえのない存在だろうと思われるかもしれませんが、現状はそうとも限りません、恐らく。
自立も出来ず常に問題を抱え、尽きない心配の種でしかないから。
目の前から消えてしまえば哀しいのは一瞬で、後は心底安心するかもしれません。
仮にそうではないとしても、私が生きている理由は、私が消える事で親を泣かせない為でしかないので、生きて泣かせるか消えて泣かせるかのどちらかがいいのかと考えれば、何もない方が色んな意味で親にとっては楽ではないかと思われて来ます。
折角のお言葉なのに申し訳ないと思いますが、それほど親しくもない人から、あなたがいなくなると私が寂しいからいなくならないでと云われても、この人はいい人なんだろうなと思うのみです。
親しくないのだから社交辞令でしかないのだろうし、心に何ら響くものがないのです。
世の中がに大変な状況な今にあっても、自分の事はこんな風にしか思う事が出来ないのですから、根性腐ってると思って貰って結構。

ここのところ、少し先の事ですら想像が出来なくなっていましたが、大きな地震の後の今、それも必然の流れだったのかもと思えて来ます。
当然半年後とか1年後とか、そんなとんでもなく先の事など全く頭に浮かぶどころかかすりもしません。
こんな、どうしてらいいのか分からない時、元々やりたい事もなく、ただ生きているのみの自分に、明るい未来が来るとは云う想像が出来ません。
日々をただやり過ごすのみ、夜が来ると心底安心し、明日は来なくていいと願うのが、今の私です。

自分にも

2011年04月25日 | 仕事
依頼先へ遺物を置きながら、断面トレース分を引受けて来ました。
トレースする為のコピーを取った後、ふと縮小率の事が気になり……。
断面は原寸でいいはずですが、急に担当者と、縄文だから50%だよねと云う話しになりまして、コピーを取り直しました。
が、担当者も私も壊れていたようで、やっぱり原寸でよかった。
無駄なコピーでメモ紙を作ってしまいました、トホホ。
な~んか頭が働かないんですよね。
戻って来てからは、図面にホワイトをかける時のチェックを入れ、トレペを貼付しました。
断面は細々しているのでかなり飽きる作業ですが(汗)、何とかキリよく終わらせる事が出来ました。
野暮用を済ませたら、トレースに入ります。

日当たりのいい場所の桜は綺麗に咲き始めています。
本当なら心ウキウキのいい季節のはずですが、心はどんより、今迄経験した事のないような桜の季節です。
甚大な被害に対し、自分は募金箱にお金を入れるぐらいしか出来ない。
何かないものかと思っていたところ、必要な物資の支援と云う事で、一つ出来そうな事が見つかりました。
今それで大丈夫か問い合わせていますが、OKであればいいなと思います。

消えてしまった

2011年04月23日 | Weblog
数年前ですが、一時期、あるものがなくなると云う事が続きました。
なくなると云うより、消えると云う方が正確だと思います。
その話をした人からは、そう云う事はない事ではないし、消えるものの上位3つの内の1つだとと云われました。
その人も2つほど、身につけていたのに消えてしまったものがあるそうですが、分類としてはエネルギー扱いされるものが消えやすいのだそうです。
なるほどなと云う感じですね。

今回の地震の後、消えてしまったものが幾つかあります。
地震で相当ものが散乱したので、そのせいかと思いましたが、確認しながら片付けましたが、ない。
確実に3つのものが消えてしまいました。
1つは11日の地震直後になくなり、もう1つはその後何度か余震で落ちて元に戻していたものですが、先日見たらなくなっていました。
最後は7日の巨大余震で、箱だけ残して消えました……。
2つの大きな地震の後は、2度とも家具を動かしての大掃除になりましたから、ってか、故意に動かさなくても勝手に動いてくれてたんですが、物陰に隠れていれば見つかるはずです。
どれも誰かが故意に持って行かない限りなくなるものではないので、今回も消えたのだと思います。

見えない何かが近くにいる時、自分の波動が変る時、こう云うものがなくなると云うような変った事が起きると云ますが、確かに今はいい悪いは置いておいて、完全に何時もと違う状態ではありますよね。
地震で出来た歪に、ものが吸いこまれちゃったかな。
地球の地軸が少しずれ、時間も1日で1秒弱短くなったらしいと云う話ですし。
なくて困るものではありませんが、元々あったものだし必要ないと云う訳でもないので、やっぱり戻って来て欲しいのですが、それは無理な話しかな。

思ったより早く

2011年04月22日 | 仕事
今日の午後まではかかるだろうなと思っていましたが、実測が午前中で終わってしまいました。
数はあるけど断面実測ですので、特に考える事もなく淡々と作業が出来るのですが、昨日1部終わったものを置きに出かけたりでフルに作業出来なかったし、それなりに時間は食うろうなと思っていましたので、予想外に早く済んでウキウキ。
本当は月曜の予定でしたが、急遽午後から遺物を置きに行く事にしました。
が、結局月曜に持って行く事に戻りまして……。
ホントは持って行くだけでもと思いましたが、仕方ないですね。
と云うか、やっぱ予定通りに進めるのがいいと云う事でしょう。

4月に入ってから、今迄全く来た事のない携帯への迷惑メールが尋常じゃなく来るようになりました。
同じ携帯会社同士での電話番号での迷惑メールは来た事がありますが、アドレスに対して来たのは初めて。
これ、漏れたからですよね、アドレスが。
昨日なんて、松潤からの紹介とか云うのが来て吹き出しましたよ。
携帯のアドレスは結構ややこしくしてありますので、ちょっとぐらいじゃどうこう出来ないはずですが、嫌ですね、どこから漏れたのやら。
それに、個人情報も一緒に漏れている可能性大ではと思われ、非常に不快です。
腐れメールは迷惑メールのトレイに入るようにしてあるので、いちいち着信音が鳴る訳でもないし、その都度ブロックかける設定はしていますが、面倒だし鬱陶しいし。
こんな変なメール送りつけて、何があるんだろ。
100万人に1人ぐらい引っかかるんでしょうか。
不毛な事だと思うんですけどね、その労力をもっと建設的な事に使えよとオバチャンは思うよ。

云いよう

2011年04月20日 | 仕事
ミスの直しをしていた時、出たよ…と思った事が一つ。
性格悪いよと云うか意地くそ悪いよと云うか、指摘の仕方にエライ棘があるんですよね。
残存部が余りない破片だったのですが、縄文が施文されていたので口縁部として実測しました。
が、実は底部だったんですね。
口縁部でも違和感が全くない破片だったので、底部と云われた時、逆にええ?と云う感じでした。
直し自体は傾きを動かせば問題ないのですが、これが底部だと云う指摘がね、普通「(口縁部ではなく)底部です」と書けば済むと思うのですが、「底部では?」と書いてありまして。
大した事ではないと云えばそうですが、既に確認した人には分かっている事で、私がどうですか?と聞いたのではありません。
直す事が目的なのですから、それを指摘すればいいだけの話なのになぜ疑問形にするのか、その辺に性格が出てるんですよねえ。
確認する人と私の間には委託の担当者が入っていますので、大まかな説明は委託担当者から受けます。
なので確認した人がどう云う書き方をしているかは、作業を始めるまで、細かいところは気付かないんですよね。
チェックした人の事をよく知っているし、その人は私の事が嫌いなので、こう云うのはありなんです、今回初めてではないので。
でも性格出てるなあと苦笑いでした。
いい年食った人なんですけどねえ。

庭のモクレンが一輪開きました。
きっと開く時、ポンと音がしたと思います(笑)。
そう思わせるような蕾なんですよね、モクレンは。
仕事部屋から見える公園の桜も随分と枝先が赤くなって来たので、気温が上がれば咲きそうです。
でもまるで冬に戻ったみたいなお天気なので、暫く開花はおあずけですね。
それにしても……、季節が戻るなら時間も戻せないものか、地震の前に、なんて事をふと思います。


続きの仕事

2011年04月18日 | 仕事
トレースを置きながら、前の直しと新しい実測を引受けて来ました。
直しに関しては大した量はありませんでしたが、凡ミスが多かったなと云う印象です。
剥落の表現とか、沈線の書き忘れとか。
頭が余り働かなかった中なので、このミスの量とレベルはマシな方かもしれません。
とでも思わないと、情けなくてやってられないと云うのが本音です、トホホ。
直しをさっさと片付けて、次の作業に入りたいので、その前に、野暮用を片付けてしまわなくては……。

たまに外に出て色んな人から話を聞くと、自分の知らなかった哀しい話がまだまだ沢山出て来ます。
人前では泣くものかと思うのですが、厳しい話が本当に多くて辛くなります。
当分続くのでしょう、こんな状態が……。
こう云う気持ちを、一体何処へ持って行けばいいのかと思います。

生きててくれた

2011年04月17日 | Weblog
仙台の友だちから、やっと連絡が来ました(感涙)。
メールを入れても返事が来ないし、何度も電話しようと思っても、もし繋がらなかったらと思うと怖くてそれも出来ず。
でも元気に仕事をしている事、返事が遅くなってごめんと連絡が来た時は本当にホッとしました。

ご主人の車は津波で流され、お嬢さんの学校も津波で体育館が壊れてしまい、小学校の卒業式は校長室だったそう。
でも家族全員無事で本当によかったです。
昨日までガスが止まっていたので、普及した37日にしてやっとお風呂に入れてそうで(涙)。
色々大変で辛かっただろうな……。

どうして死ぬはずもない人たちの事なのに、生きた死んだと云う話をしているのか未だに分からず、夢だったんじゃないかと思えて来ますが、やっぱり現実に起きた事なんだと今更ながら思います。
未来は見えて来ませんが、今を生きる事の積み重ねなんだろうなと思います。
夜はうんと暗くて長いけど……。

終わったぞ

2011年04月15日 | 仕事
少し午後にはみ出しましたが、修正まで終わりました。
施文範囲が分からなくて保留になっていたものもありましたが、解決したので直ぐ作業出来、これで月曜に持って行けます。
もう少しかかるかと思ったので嬉しい……。
残り、縄文の拓本用の断面実測は、月曜に入替りで引受けられるはずですので、今後もサクサク進めたいです。

いい天気で気温も高く、本来なら心が浮き立つ季節ですが、なかなかそうも行きませんね。
切替えるところは切替え、普通に出来る人はそうして行かなくてはと思いますが、思った以上にダメージを受けているのだろうなと思います。
現実ですが、未だ夢みたいな気もする。
時間の経過だけが異常が早いです。