自然な栽培と共にサラリー農業

自然な栽培を通してサラリー農業の可能性を探求。時間がない中、汗をかき、知恵を出す!!自然の循環の鍵は「土」にあった。

イセヒカリと豊コシヒカリ!!

2013-05-02 08:45:44 | サラリー米作り

5月2日 晴れ

今年の作付する種もみです。

左がイセヒカリ、右が豊コシヒカリ

昨年はいもち病の影響で作付を断念しましたが、今年はしっかり準備をして再トライです

これは4月27日に塩選別作業から始めました。

今回は比重1.10と弱めに設定、本来は1.13~1.14生卵が浮くレベルですが

自然栽培を突き詰めれば塩選別は必要ないのでは?と考えています。

自然の流れには塩選別なんて存在しないんですもんね(笑)

ですから本当に必要ない種もみだけ浮いてもらい除去しました。

 

次の作業は温湯消毒です。

これは菌に感染した苗が、著しく徒長する病気ですが通称、馬鹿苗と言います。

これをお湯60℃、10分間浸すだけで防御出来るんです。

消毒液を使わないため残留など全く気にしなくて済むから最高の方法ですね

まーしかし、初めてこの方法を試した時は、種もみが煮えてしまわないか心配でしたね(笑)

それぐらい熱い熱湯にさらされても大丈夫な稲の強さに驚いた事を思い出しました。

 

次の作業は土菌ちゃん浸種作業です。

これは、私個人の特殊作業の一つですが、リードUP(腐植前駆物質)を培養して土菌ちゃん培養液を作り

これに10倍希釈で12時間以上浸します。

目的はいもち病などの元になるウイルス、カビ菌などの殺菌です。

本来は薬液を使用しますが自然栽培に拘りますから、天然素材から生まれた人畜無害の天然消毒になります。これが理解出来たら土壌生成理論が少し見えた形ですね

ここで注意ですが、種もみの中に潜む病原菌は処理出来ない、と考えておりますので感染した種もみは使用しない方が良いと思います。

最後に冷水に浸種して鳩胸状態まで持って行きます。

需要なのは十分に水を含ませることが大切ですから、冷たい地下水などにしばらく浸し発芽を促していきます。しかし、私にはその施設がありませんから家の北側にタンクを設置しブロワ―をかけゆっくり対処しております。

そして、鳩胸まで積算温度100℃と言われていますから水温は小まめに測定!!

なるべく発芽を揃えたいので浸種の時間を1週間ぐらいはしておきたいのだが

最近、気温が高めでどこまで対応できるかなぁ~

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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楽しみです♪ (夜な夜な出てくる人)
2013-05-04 00:24:56
イセヒカリと豊コシヒカリですか~(^^)
食べ比べてみたいですね♪
しかし、準備だけでも手間がかかってるんですね(* ̄ー ̄)今年は是非お手伝いさせてください!!
草取り行きます!!
ところで、鳩胸って…?
返信する
Unknown (マニー)
2013-05-05 01:44:12
夜な夜な出てくる人さんへ

食味jは違いますから楽しめますよ!!
鳩胸はまたブログでUPしますね。
返信する

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