自然な栽培と共にサラリー農業

自然な栽培を通してサラリー農業の可能性を探求。時間がない中、汗をかき、知恵を出す!!自然の循環の鍵は「土」にあった。

僕のスタイル。。。!!

2015-05-30 02:57:38 | 自然な栽培

5月30日 晴れのち曇り

 

現時点での農業スタイルを記しておきます。

 

このブログの題名は「自然栽培」をテーマにしていますが、近年「自然な栽培」に呼び名を変えています。

さて何が違うのか?

私が始めたきっかけとなった自然栽培とは元々、「奇跡のリンゴ」で今では有名になりましたが木村秋則さんの取り組みに刺激されて各方面の方々の考えを模倣して取り組んできました。

代表する自然な農法には。。。

自然農法(しぜんのうほう)とは、不耕起(耕さない)、不除草(除草しない)、不施肥(肥料を与えない)、無農薬(農薬を使用しない)を特徴とする農法。ただし、下記に掲げるように、自然農法の実践者であっても手法はさまざまであり、耕起や除草を許すかどうかに違いがある。。。ウィキペディアより

福岡正信、岡田茂吉、川口由一、木村秋則氏が有名であるが、それぞれのスタイルが微妙に違い主張もやり方も変わっています。また、自然農だと言いながら耕したり、肥料を与えたりとそれぞれが、それぞれのスタイルで農業に取り組んでいることが見えてきました。

学べば学ぶほど自然界の仕組みや成り立ちが分かりだし、変な拘りが消えてきました。

ですから私自身の経験上からも「自然栽培」の枠にはめて行くには無理が出て来ましたので私流の呼び名に変更することにしたのです。

 まず、自然農法であろうが、不耕起であろうが、自然栽培であろうが、すべての農法は(化学肥料使用は別)

有機栽培であること。草の根であろうが、腐葉土であろうが、牛糞など動物性堆肥であろうが全てが有機質で出来ており、全ては微生物などの分解によりイオン化された成分を植物は吸収し光合成により葉となり茎となり実となります。。。JAや国が定める有機栽培とは異なりますから混同しないように!!

動物性堆肥にはホルモン剤や牧草や飼料に含まれる化学物質の混入の可能性がありますから、しっかりと完熟させ分解されたものを使用していきます。

また、それぞれの栽培方法では栽培出来る作物が得意、不得意があることが分かってきました。

不得意な作物を農法のスタイルだけでに拘り栽培してもそれは意味はありません。

ようは、消費者が買うか!買わないか!欲しいか!欲しくないか!!に分かれます。

そして、安全か安心か!!もとても大事な選択ラインです。

こうした事を踏まえて私は

1.無農薬・無動物堆肥未使用を「自然な栽培」と呼び

2.無農薬・動物性堆肥使用・天然由来資材(海藻、牡蠣殻、卵の殻、古代石灰など)使用を「自然な栽培オーガニック」と呼び

栽培する作物や収量を重視するときに栽培方法を変えていく事にしています。

ですからお米は100%「自然な栽培」

お野菜は自然な栽培とオーガニックの2種類が存在しますから、その都度明記していきます。

長くなりましたが現在の私なりの栽培方法区分を明記いたしました。

これから更に学んでいけば考え方や取組方も変化していく事でしょう。。。。

「安心・安全」を更に追及していこうと考えております。

 

 

 

 

 

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いよいよ田植えの準備が整ってきます。。。!!

2015-05-25 20:23:55 | 湧水のわく田んぼ

5月25日 晴れ

さて、先日ようやく湧き水の田んぼにトラクターを入れました。

中々、晴れ間が続かないので湧き水を入れての耕耘です。

ここは沼田が深くて慎重なトラクター操作が重要になりますから疲れるんですね。。。

今年で2年目の水田は日照不足が難点ですが土と水は最高です

ゆっくり3時間かけての作業は首が痛~~~い

しかし、我ながら綺麗に仕上がってますね。。。あはは

これ。。、代掻きじゃないんだけどね。。。あはは

この風景を見ると田植えの時期が近づいてるんだなぁ~~って感じてワクワクします

ここには神様のお米。。。イセヒカリを植える予定。。。

湧き水もこんなに豊かに山間部から流れて来ますから美味くないはずはありませんね。。。

 

 

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ミナミノカオリ収穫。。。!!

2015-05-24 22:09:52 | 

5月24日 曇り

 

21日にようやく無農薬のミナミノカオリを刈り取る事が出来ました

しかし、収量が少なくて。。。

次回はしっかり作付して麦踏をしないとね

見た感じはいいんだけど。。。

 

労働大好きだけど紫外線が嫌いな高野ちゃんが手伝いに来てくれました

完全に農家の娘さん・・?

いや農家のおばさん。。。(笑)

 

特にトラブルもなくスムーズに終了!!

早速、乾燥に出し次の日には完成しました

遅めのお昼は有名なチャンポンをご馳走してご満悦で帰って行かれました。

あっ!!

えんどう豆とセロリもお土産に差し上げたんだった。。。

翌日「、豆ごはんにしてオニギリで食べた」ってお礼が来てたね。。。

次回、田植えやら除草やらまだまだやる事があるので宜しくね~~~~

 

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育苗。。。その2

2015-05-19 22:22:26 | 育苗

5月19日 晴れ 育苗12日目

 

色々なアイデアを試している今年の苗の成長がやはり心配でした。

播種から12日目の状態です。

狙いどうりの5センチ程の2枚葉に成長しています。。。ほっ

 

昨年とは明らかに違うわ~~~~

今の所、特に病気など問題はないですね。。。

文献では弱酸性の培養土を推奨していますが、強アルカリ性の培養土でも成長に問題なし!!

気になる事はエコホープDJの糸状菌の状態です。

苗箱の根の部分には何の変化もなく糸状菌がはびこる期待は見事に外れていますね。。。(笑)

もしかしたら強アルカリ性では活動できないのかも知れません!!

これは来年の課題します。

これから4枚葉以上まで育苗を続けますので経過観察していきます。。。

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今年の育苗は色々アイデアを出してます!!

2015-05-15 02:58:44 | 育苗

5月13日 晴れ

 

今回の育苗はまず、土から変えてみた。

これは、培養土と自家製もみ殻燻炭を6対4程で混ぜ、軽量化を図ったが狙いどうり

随分軽くなるんだよね。。。

後は、イネの成長がどのように影響してくるか観察する。

苗床が燻炭のためにアルカリ性に傾いているんで少し怖いんだよな。。。

知り合いが調べたデータでは9.9強アルカリ性なんだそうだ!!

知らんがな。。。

前回まではプール苗で育てていたが管理が難しいくサラリーの私では無理!!

で、今回からは時間を管理して散水ホースで対応することにしてみた。

T&D社の散水装置はPC管理の優れもの。。。細かい水分量や時間を設定出来る。

また水道水が使えるので有難い!!

 

散水時間や地温、気温も記録されPCでそのデータを吸い取り管理できるですね~~~

 

見よ!!

完璧な鳩胸状態

 

撒くグラム数にも注意しています。

 

 13メートルの苗床です。

今回は通気性にも気を使っています

 

散水ホース2本設置!!

1本では水が行き届かない所があったので慌てて買い足しましたよ

全部で72箱かな。。。

 

不織布を被せます!!

 

 

ほんで、遮光ネットを被せます。

これはイネの徒長をわざと促すためと、強い日差しによる葉の火傷防止に役立てるためです。

あと、強風対策でもありますね。。。

ハウスの中にも温度計があり最高温度と最低温度が測定できるようにしています。

 あまり暑いとハウスの中が蒸れてしまいますから病気を発症しやすいので温度管理は

重要ですね。。。

ですから管理できない部分はエコホープの糸状菌で防カビ対策に期待してるんですね

しかしどれ程防いでくれるか?

または、どれ程繁殖してくれるか?

ですけどね。。。

という事で、今回の育苗は色々策を講じています。

育ちやすい環境を整え病気に強いイネ作りがいよいよスタートしました。

これからどうなるのかじっくり見ていきましょう。。。

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エコホープDJを使用してみる!!

2015-05-07 00:06:52 | 自然な栽培

5月6日 晴れ

 

穀物酢による浸漬を24時間で終え、殺菌効果を更に高めるため

微生物による殺菌を試みることにする。

やはり、BLOF理論や中田塾、厨子氏から学んだ事が今回、自信をもって使用することになった。

この商品の面白い所は、カビ菌や雑菌を自然界にいる特定の微生物を繁殖させることで

抑制する所にある。

自然な流れを利用している所に頭が下がりますね

化学薬品や農薬など一切使わず雑菌を抑制できるので自然栽培にとっては有難いモノだ。

 

しかし、どれほど効果があるかは実際は分からないので、今後その過程を追ってみる。

 

さて商品を水に溶かすと灰色に変わった。。。

何だか灰を混ぜてる感じだね。。。

 

種モミを浸けて24時間待つ!!

すると微生物が種モミに付着し苗箱で繁殖するそうだ。

ほんで、雑菌が生活できないので病気を未然に防ぐ仕組みとなっている

時間が経てば自然界に返るか死滅するそうだ。

 

温湯消毒、穀物酢消毒、そして微生物消毒の3本柱で今回は挑戦してみるが、ここまでやる必要があるのか?

と疑問を持たれるかも知れないが、購入した種モミがどのような状態で収穫されたかは実際、分からないからだ。

自家採取なら健全度が把握できるんだけどね。。。

やはり、それぞれの消毒法には弱みがあるので、それをそれぞれカバーして完全な状態にしたいと考えてのことだ。

2年連続イモチ病に悩まされたので今回は万全な態勢で臨みたい

安心、安全なお米を追ってここまで来た感じたが、まだまだ進化していきたいね。。。

さて、気持ちも高まりいよいよ米つくり本番モード突入だ。。。。

 

 

 

 

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苗半作。。だから酢も使う!!

2015-05-06 02:10:14 | 自然な栽培

5月4日

 

種モミの浸漬を8日で終えいよいよ芽だし作業に移る。

今回は「病気を出さない」をテーマに色々と策を講じることに徹している。

まずは温湯消毒時の温度管理の徹底!!

そして、第2弾が。。。

穀物酢による殺菌!!

 

自然栽培にとって「酢」は賛否両論あるだろが人間が食するものを利用して何が悪いか!!

の考えなので今回、初めて使用する。

病気が出てしまえば全てがパーになるので形ばかりは追いかけないことにしている

何にも使ってませんよ。。。ってかっこいいけど栽培出来なかったら意味ないしね。。。

水量に対して50倍

この商品の酸度は4.2%

30ℓに対して600㏄使用し24時間浸水する。

これでイモチ病や立ち枯れ、バカ苗など90%防ぐことが出来るようだ。

苗半作。。。最近この言葉が響く!!

健全な苗を育てる事が重要なカギだと先人が既に教えている。。。

 

 

 

 

 

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今年も除草から始まる!!

2015-05-03 23:19:01 | 自然な栽培

5月3日 雨

 

朝、7時に集合し湧き水の湧く田んぼの土手払いを小雨の中、米作りの方々と行ってきた。

約2時間の作業だったが米作りのために通う農道は私たちにとっては神様に通ずる参道に感じる。

毎回、そうだが作業が進むにつれ心が清めらえるような思いが湧いてくる。

日本人なんだなぁ~~と感じる。

終了後、メインの田んぼにも足を運び黙々と除草作業に打ち込んだ。

 

隣の知人も竹林をバッサリ切っていた。

今年もやる気を感じる。

時より激しい雨が背中を叩くのが心地いい。。。

しかしビバーのベルトが肩に食い込んで痛い!

疲労困憊とはこのことだろう。。。

美味しいお米を求め、今日も精魂尽きた感じだ

 

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