5月30日 晴れのち曇り
現時点での農業スタイルを記しておきます。
このブログの題名は「自然栽培」をテーマにしていますが、近年「自然な栽培」に呼び名を変えています。
さて何が違うのか?
私が始めたきっかけとなった自然栽培とは元々、「奇跡のリンゴ」で今では有名になりましたが木村秋則さんの取り組みに刺激されて各方面の方々の考えを模倣して取り組んできました。
代表する自然な農法には。。。
自然農法(しぜんのうほう)とは、不耕起(耕さない)、不除草(除草しない)、不施肥(肥料を与えない)、無農薬(農薬を使用しない)を特徴とする農法。ただし、下記に掲げるように、自然農法の実践者であっても手法はさまざまであり、耕起や除草を許すかどうかに違いがある。。。ウィキペディアより
福岡正信、岡田茂吉、川口由一、木村秋則氏が有名であるが、それぞれのスタイルが微妙に違い主張もやり方も変わっています。また、自然農だと言いながら耕したり、肥料を与えたりとそれぞれが、それぞれのスタイルで農業に取り組んでいることが見えてきました。
学べば学ぶほど自然界の仕組みや成り立ちが分かりだし、変な拘りが消えてきました。
ですから私自身の経験上からも「自然栽培」の枠にはめて行くには無理が出て来ましたので私流の呼び名に変更することにしたのです。
まず、自然農法であろうが、不耕起であろうが、自然栽培であろうが、すべての農法は(化学肥料使用は別)
有機質栽培であること。草の根であろうが、腐葉土であろうが、牛糞など動物性堆肥であろうが全てが有機質で出来ており、全ては微生物などの分解によりイオン化された成分を植物は吸収し光合成により葉となり茎となり実となります。。。JAや国が定める有機栽培とは異なりますから混同しないように!!
動物性堆肥にはホルモン剤や牧草や飼料に含まれる化学物質の混入の可能性がありますから、しっかりと完熟させ分解されたものを使用していきます。
また、それぞれの栽培方法では栽培出来る作物が得意、不得意があることが分かってきました。
不得意な作物を農法のスタイルだけでに拘り栽培してもそれは意味はありません。
ようは、消費者が買うか!買わないか!欲しいか!欲しくないか!!に分かれます。
そして、安全か安心か!!もとても大事な選択ラインです。
こうした事を踏まえて私は
1.無農薬・無動物堆肥未使用を「自然な栽培」と呼び
2.無農薬・動物性堆肥使用・天然由来資材(海藻、牡蠣殻、卵の殻、古代石灰など)使用を「自然な栽培オーガニック」と呼び
栽培する作物や収量を重視するときに栽培方法を変えていく事にしています。
ですからお米は100%「自然な栽培」
お野菜は自然な栽培とオーガニックの2種類が存在しますから、その都度明記していきます。
長くなりましたが現在の私なりの栽培方法区分を明記いたしました。
これから更に学んでいけば考え方や取組方も変化していく事でしょう。。。。
「安心・安全」を更に追及していこうと考えております。