自然な栽培と共にサラリー農業

自然な栽培を通してサラリー農業の可能性を探求。時間がない中、汗をかき、知恵を出す!!自然の循環の鍵は「土」にあった。

自然栽培は楽園なのだ!!

2013-05-30 05:02:50 | サラリー米作り

5月29日 晴れ

育苗17日目

苗に水をやりにいくと、何かしら小さな虫さんらしきものが動く。

よ~く見ると

カマキリさんの子供が、忙しそうに稲の間で遊んで居ました

小さな虫さんたちには親も安心できる楽園なんでしょうね。。。。

 

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チラシ見ると「また来たか」と思う!!

2013-05-27 08:18:37 | 日記

5月27日 曇り

 

田植えの準備が慌ただしくなってきた。。。

サラリーマンの私は、天候との勝負だ!!

そんな中、新聞の折り込みに、この時期しか入ってこないモノがある。

それは。。。稲作用の殺虫殺菌剤と除草剤のチラシ

 育苗箱に1回振るだけで。。。

いもち病、ウンカ類、イネツト虫までオールマイティーに効果があるとうたっていました。

こんな便利な薬はありません!

除草剤にしても、草は枯れるが稲は育つ!!

いや農家の味方~~~便利な世に中になりました。。。めでたしめでたし!!

ちょっと待ってよ!

いもち病は菌類、ウンカは昆虫。。。?

これらに効くってことは田んぼに住んでいるゲンゴロウやミミズさんや土壌菌さんたちにも効果があるってことだよね。。。

じゃー水田に住む住人は死滅するってことだよ!

病原菌や害虫はいなくなるけど大事な友人まで亡くすとは本末転倒じゃん。。。

しかし、これを何の躊躇なく使うのが、今の日本の稲作慣行栽培なんですね

虫さんや土壌菌さんや雑草さんたちが消えるほどの効果が、イネには全く影響はないと言うが。。。

僕は信じないね

こんな化学兵器を使わなくても栽培出来る方法がある事を知って欲しいものだ。

それには、答えを出すだけ!!

少し、方法を変えるだけで可能になることを証明したいんだよね。

簡単じゃないけど稲のもつ力を信じればいいだけさ!

人間が、そっと力を添えてあげればきっと花が咲く、と思っています。

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金ゴマ播種!!

2013-05-24 20:36:59 | 金ゴマ

5月24日 晴れ

 

昨年から金ゴマ栽培にチャレンジしてますが、今年も是非!!

という要望があり、頑張る事にしました。

自然栽培の金ゴマは珍しいですが意外と手間がかかり繊細なんですよ

しかし、別格に旨い!!

まず平畝と作ります。

長さ20m、幅1.2mです!!

普通、丸畝で栽培しますがこちらの方が成長と管理が良いですね。

ここにマルチを張りますが、ワザと中心を外していきます。

こんな感じです!

ホンで穴をあけていきます。

次は金ゴマを播種します。これが大変なんですが根気がいるんですね

4粒~5粒ずつ撒いていきますが、慣れるまで時間がかかりしんどいね~~

1畝撒くと感が戻り、いい感じになってきました!!

細かい作業はどうしても女性向きかもしれません。。。

後は土を軽く被せて完成!!

 

 

一日掛かりの作業で合計5本の畝を作り金ゴマの栽培開始です。

最近、小鳥さえずる中で時間の止まった感覚を感じつつ

腰の痛みや暑さなど苦にならない体験をしています

私の周りに天使が飛び回ってる感じ。。。。

 

自然栽培というよりも農業の楽しさを今は味わっている感じがするんですね~

金ゴマちゃ~ん~~

しっかり育つんだぞ!!!

 

 

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豊コシヒカリの苗!!

2013-05-21 20:47:06 | 豊コシヒカリ

5月21日 晴れ

播種9日目の今年の稲の苗です。2葉まで成長していますね。

色とイイ。。。。太さといイイ。。。最高です!!

これは、豊ヒノヒカリの苗ですが感慨深いものを感じているんですね。。。

昨年はここから、いもち病が発症して大変な思いをしましたが今年は違います。

この透き通る苗の状態をみたら感動ですね

 無農薬・無肥料の自然栽培で取り組んで今年で4年目を迎えましたが、

苗作りも失敗を繰り返しながら、ここまで技術UPを図れた気がするんですね

体にいいモノ。。。安心できるモノ。。。自然であるモノ

私は、追求していきます!!

 

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何でも利用しないとね!!

2013-05-20 05:21:24 | 自然栽培

5月19日 曇り

 

佐土原なすを定植して40日。

すでに1カ月以上がたっているんですんね~~~

無農薬・無肥料ですから成長がスローなブギ!状態です。

綺麗な紫の花が咲いてました。

先日までキャップを被せ寒さ、風対策を施していましたが、全てをはずし

オープンに。

なすびは風に弱いので早速、牽引です。

全部で24本、支柱を立てましたが全て竹。

購入すれば幾らになるんだろう?

近くに生えていたモノを利用してますからタダ、嬉しいね

 なすびの本気栽培は初めてなんだよね。。。

今までは、お好きに育っての放任栽培的でしたから、

これからの成長と栽培の過程の観察が重要になりました。

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冬眠種もみの行方!!

2013-05-17 07:40:29 | サラリー米作り

5月17日 曇り

種もみの冷水管理を試みて12日経過、水温は9.5℃を維持

全てのモミに十分な水分が供給され、次の作業準備が整ったので

催芽(芽だし)作業に移行する。

水温25度、2日で鳩胸状態となり予想どうりの展開となった。

一連の経過は、サラリーの私にとっては貴重な作業調整時間に当てられ本当にあり難い

経過でありました。

何故に上手く行ったかは、稲モミの発芽過程を考察すれば難しくはない。

モミには発芽を促す物質と、発芽を抑える発芽阻害物質を含んでいる。

発芽物質にはジベレリンやエチレンが作用し、発芽阻害物質にはアブシジン酸やモミラクトンA、B

などが存在している。。。らしいぃぃぃ

浸種はモミ重量の25%以上を吸水させる事が目的。

すると発芽阻害物質が水中へ溶けだし、発芽物質が作用しだす訳だが、水温が10℃以下だと

発芽機能が停止状態となる。これが冬眠種もみとなるが、もちろん私の持論である!!

従来は催芽機という機械を使い33℃で発芽を促すが、私は自然の流れに極力合わせたいので

25度の外気温にさらした水に浸し、鳩胸を揃える事にチャレンジしたのである。

すると、25℃の水温に2日浸すだけで発芽を揃える事が出来たのだ

さっそく苗箱に播種する。

今年は、初めての畑での自然露地プール育苗にチャレンジです。

全部で80箱!!慎重に並べます。

 

水をかけ浸るぐらいに調整します。

苗箱に不織布を掛け完成です。

さて、喜んでばかりは居られない。

次に控える問題は苗の成長にあるようです。

文献によれば、低温にさらされたモミは成長に差が出現する傾向があると書いてあった。

これは、育ててみなければ判らんね。。。。

 

 

 

 

 

 

 

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冬眠を促す種もみ

2013-05-14 05:31:17 | サラリー米作り

5月14日 晴れ

 

モミの浸種を始めて2日、異常に外気温が高く、ごく一部が鳩胸になっている

ハプニングがありました。

最低でも1週間を予定してましたので、こちらの段取りもありどうしたものか?

と思考を高速回転してますと、「はた」と閃きました

水温を下げればいい訳ですから玄米保冷庫で管理し、暫くモミちゃんに冬眠して

もらえばイイのだ!初めての試みで上手く行くか心配でしたがチャレンジしてみないと

なんとも言えません。。。さっそく保冷庫に!

温度を8度に設定するとモミは9.6℃を保っていました。

指を入れるとシビレルほど冷たい。。。これなら上手く行くかも!

以前、読んだ専門誌の中で東北では30日も浸種する方を紹介されていました。

これを可能にするのは冷たい水と酸素供給がポイント。

ようは十分水分を含ませて発芽を促したい考えがあるんですね

パンパンに吸い込むと透明感が出現してとても綺麗だそうです。

さて、上手く事が進むのか?

それとも失敗に終わるのか。。。。乞うご期待

 

 

 

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白いレンゲとイセヒカリ!!

2013-05-11 23:21:27 | サラリー米作り

5月10日 曇り

 

2反の田んぼを耕耘していると、一角だけ何か変?

ピンク一色の中に白い花が。。。。

近づいてみると白いレンゲが咲いていました!!

今までこんな経験はありません。

良く調べてみると一株だけ白いレンゲでした。

これを突然変異って言うんでしょうね

今回、栽培するイセヒカリも伊勢神宮の神田で、平成元年に生まれた

生粋の突然変異のお米なんですね

実は、この現象はとても珍しい事なんだそうです。

何だか良い事起こりそうな予感で気分が良かったな~~~

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田起こしだ。。。。!

2013-05-08 06:26:21 | サラリー米作り

5月5日 晴れ

 

ようやく田起こし作業です。

天気と休みの関係上、ゴールデンウィークなど関係なく出来るときに作業をします。

世間は皆、休暇を堪能してるんだろうな。。。

などとは考える暇もありません!!

さて、乾燥した枯草と土を混ぜる事で腐植が促進され、さらには土の日光消毒にもつながります。

この作業は、自然栽培ではとても大事な過程でもあり手抜きはできません!!

2時間ほどで1反が終了

あとは残りの2反ですが色々試したい事があり、ある仕掛けをしてみました。

このことが、お米の生育にどう影響するか比較観察して行こうと思っています!

これは腐植前駆物質の働きの違いを体感することにも繋がります。

えっ!どんな仕掛けかって。。。。ムフフ

 楽しいぃ~ね(笑)

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イセヒカリと豊コシヒカリ!!

2013-05-02 08:45:44 | サラリー米作り

5月2日 晴れ

今年の作付する種もみです。

左がイセヒカリ、右が豊コシヒカリ

昨年はいもち病の影響で作付を断念しましたが、今年はしっかり準備をして再トライです

これは4月27日に塩選別作業から始めました。

今回は比重1.10と弱めに設定、本来は1.13~1.14生卵が浮くレベルですが

自然栽培を突き詰めれば塩選別は必要ないのでは?と考えています。

自然の流れには塩選別なんて存在しないんですもんね(笑)

ですから本当に必要ない種もみだけ浮いてもらい除去しました。

 

次の作業は温湯消毒です。

これは菌に感染した苗が、著しく徒長する病気ですが通称、馬鹿苗と言います。

これをお湯60℃、10分間浸すだけで防御出来るんです。

消毒液を使わないため残留など全く気にしなくて済むから最高の方法ですね

まーしかし、初めてこの方法を試した時は、種もみが煮えてしまわないか心配でしたね(笑)

それぐらい熱い熱湯にさらされても大丈夫な稲の強さに驚いた事を思い出しました。

 

次の作業は土菌ちゃん浸種作業です。

これは、私個人の特殊作業の一つですが、リードUP(腐植前駆物質)を培養して土菌ちゃん培養液を作り

これに10倍希釈で12時間以上浸します。

目的はいもち病などの元になるウイルス、カビ菌などの殺菌です。

本来は薬液を使用しますが自然栽培に拘りますから、天然素材から生まれた人畜無害の天然消毒になります。これが理解出来たら土壌生成理論が少し見えた形ですね

ここで注意ですが、種もみの中に潜む病原菌は処理出来ない、と考えておりますので感染した種もみは使用しない方が良いと思います。

最後に冷水に浸種して鳩胸状態まで持って行きます。

需要なのは十分に水を含ませることが大切ですから、冷たい地下水などにしばらく浸し発芽を促していきます。しかし、私にはその施設がありませんから家の北側にタンクを設置しブロワ―をかけゆっくり対処しております。

そして、鳩胸まで積算温度100℃と言われていますから水温は小まめに測定!!

なるべく発芽を揃えたいので浸種の時間を1週間ぐらいはしておきたいのだが

最近、気温が高めでどこまで対応できるかなぁ~

 

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