自然な栽培と共にサラリー農業

自然な栽培を通してサラリー農業の可能性を探求。時間がない中、汗をかき、知恵を出す!!自然の循環の鍵は「土」にあった。

豊コシヒカリ!!

2012-05-03 08:21:55 | サラリー米作り

豊(ゆたか)コシヒカリを知ってますか?僕は知らなかったぁ~

コシヒカリは日本で最も人気のある「うるち米」ですね

これまでも。。。これからも

これ以上のお米は出てこないとまで言われている最高傑作のお米でもあるようです。

そんな中、豊コシヒカリの存在を偶然知ることになりました。

コシヒカリは食味は最高だが「倒伏する!!病害に弱い!!」と生産者を悩ます一面も持ち合わせていましたが井原豊氏が18年かけ選別し続けついに短稈・早中生の特別コシヒカリを完成させた歴史をもっているそうです。

井原豊。。。?

どこかで聞いたことがあるなぁ~と思いきや。。。

 

そうです「への字栽培」で有名な、あの井原豊氏でした。

まさか井原氏がブランド米を開発していたとは驚きと感動でした。

今年から栽培するお米は迷わず「豊コシヒカリ」に決定

昨年はイセヒカリを栽培し、今年は豊コシヒカリと出会う巡り合わせには感謝です。

南国鹿児島の地で、この2種類を自然栽培している生産者はいません。。。たぶん

こんな組み合わせの栽培が出来るのも個人栽培の強みですね

何だか更にやる気が出てきました

さっそく井原豊氏 著ここまで知らなきゃ損する痛快コシヒカリつくりを購入。

23年前の1989年発刊ですがとても読みやすく分かりやすいですね~

への字栽培の意味がようやく分かりました。ただの形を現したモノではありませんでしたね。育苗から稲刈りまでのトータルを表現してるんですね

それに」観察する視点がやはり違います。。。いや~勉強になりました。

残念ですが井原氏は既に他界されていらっしゃいますから

「しっかりとその熱き想いを引き継がねば」

と強く想いを馳せています

 今年からはイセヒカリと豊コシヒカリの栽培となり九州の代表でもあるヒノヒカリは栽培しません。僕的には気候風土に順応していないのでは?と考えています。

色々試しながら「納得いくお米を栽培したい」と思っています。

 

「のうけんさんより引用」

短稈・早中生の良食味品種

豊コシヒカリ

コシヒカリの極良食味を失わず、欠点の倒伏性を改善して、出穂期を日本晴並にもっていくための純系個体選抜を18年間続行して探り当てた品種である

特性
 出穂期は、「コシヒカリ」と比べ5月上旬の早期栽培で3日、6月上旬で5日、6月下旬の普通期栽培では7日遅れる粳種である。
耐倒伏性は試験地においては、「コシヒカリ」より稈長が25cm短く、ワラには柔軟性があり、挫折倒伏もなく"やや強"ではあるが、多肥ではわん曲倒伏がある。収量性は「コシヒカリ」より60~120kg多収である。
玄米の見かけは、「コシヒカリ」と区別がつかないが、わずかに大粒傾向である。 腹白、心白の発生は過去皆無であった。アミロース含量が「コシヒカリ」より若干高めの傾向ではあるが、消費者多数と家族の官能試験(5年間)では総合的に 「コシヒカリ」を上回る評価を得ている。

適地
 関東、北陸以西、九州、四国の「コシヒカリ」栽培地帯。

栽培上の注意
 紋枯病には強いが、イモチ病、白葉枯病には"やや弱"なので適期防除に努める。耐倒伏性には「コシヒカリ」と同じわん曲倒伏する形で多肥に耐えるが、早期の極端な施肥は倒伏を招くので留意する。出穂のバラつき、高温多照年は出穂の遅れが見られる。

 

 

 

コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« くろべ西瓜定植!! | トップ | 土手払い!!思い出すなぁ~ »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ネジ)
2012-05-03 20:28:36
井原豊さん、いいよねー。自分は野菜の本をもっていてかなり参考にしているよ。固定観念に惑わされず正しい情報を発信してくれているんですよ。尊敬している一人です。
返信する
Unknown (ネジさん)
2012-05-04 07:15:56
ネジさん

そうなんだぁ~!!
知らなかった。

今度は野菜の本を取寄せて読んでみます

それにしても凄い人だよね~
返信する
Unknown (本田脳炎 トマト屋です)
2012-05-04 21:57:31
マニさん、お久しぶりデス。
水稲の場合 「 倒れやすい 」や「 病気に弱い 」という部分はチャレンジ栽培 の場合、緩和される! と言う事はあり得るのでしょうか?
トマトにも「 食味極上 」にも関わらず「 過繁茂になり易く病気に弱い 」という品種があります。
これを今回試験導入してみたいと思ってるんですが、、
返信する
Unknown (マニー)
2012-05-05 13:15:49
本田脳炎さん

お久しぶり。。。

僕は「効果は十分ある」と思います。。。が
お米とトマトは若干違うかもしれませんね。何故なら豊コシヒカリは特に18年選別してますから自然適応の遺伝子が強くまた自家採取で繋いでいますから私の過酷な水田でも直ぐに馴染むはずです。
一方。。。
そのトマトは恐らくF1じゃないですか?そうで無くても新改良型のトマトのはずですから「土壌の管理」は決められた成分管理の元その効果は表れるはずです。ですからチャレンジ栽培に移行して直ぐに効果を体感できるかはそのトマトの苗の特性と生命力、そして土壌の状態で変わると考えます。ようするに苗と土壌の状態が大きく関係してくるのです。リードUP、土菌ちゃんは肥料では無いですから過剰な期待は禁物!!あくまでも来年を見越して「土作り」の意味を込めチャレンジされるなら大きな期待が持てると思いますよ

あと私の近くに桃太郎を実に見事な栽培をされる方がいらっしゃいます。一度見学されれば大きなヒントになると思いますよ。。。そのトマトの生命力に圧倒されます!!


返信する
ねぇ (nene777ne@yahoo.co.jp)
2012-05-06 00:11:37
はじめまして!( )/!ーロハ ンッ( ・) コッチダ!(^ー^)/ハロー!! 初めてコメント残していきます、おもしろい内容だったのでコメント残していきますねー私もブログ書いてるのでよければ相互リンクしませんか?私のブログでもあなたのブログの紹介したいです、私のブログもよかったら見に来てくださいね!コメント残していってくれれば連絡もとれるので待ってますねーそいじゃ♪・.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.・♪アドレス残していくのでメールしてね!そいじゃ♪・.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.†.・*・.◆.・*・.・♪
返信する
Unknown (本田脳炎 トマト屋です)
2012-05-07 22:44:04
マニさん、それです!それ! 
「 元祖 桃太郎 」です。
二十数年前 完熟トマトの代名詞となり、日本中で栽培が始まったんですが余りの作り難さに、直に改良種がリリースされました。( 桃太郎の味はピカイチだった )
これに、二十数年ぶりに挑戦しようと思います。

マニさんがブログに書いてた人( 桃太郎作ってる人 )、見に行きたいです( マジで!)
僕にでも見せてもらえる人でしょうか?
自然栽培でやってる人ですか?
返信する
Unknown (マニー)
2012-05-08 21:11:18
あら。。。マジで!
桃太郎なの

いや~凄い偶然だね。。。こんな事あるんだね。

その名人は頑固者なんだけど何とかアポイントを取ってみるよ。マジ凄いぜ!!

それと高齢で今年、栽培してるか分からないんだよね。これが最大の問題よね5年前に会ったきりだからさもしかしたら。。。
だったらゴメンね(笑)

7月初旬には見学に行けるよう手配するからね。。。

返信する
Unknown (本田脳炎 トマト屋です)
2012-05-08 22:38:03
マニさん、ほんとに有り難うございます。

マニさんの都合で良いので、宜しくお願いします。

ところで、トマト作ってます?
返信する

コメントを投稿

サラリー米作り」カテゴリの最新記事