これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

恩田陸「象と耳鳴り」を読んで

2005年07月14日 20時24分58秒 | 読書
 12のお話の短編集ですけどはっきりいってつまらなかったです。
本当に「Q&A」を書いた人の作品かと疑ってしまいました。

 推理小説って、ある程度終わりをはっきりさせないといけないんですけど
曖昧にぼかすラストのほうが作者の趣向に合っているらしく
唐突な感じの終わり方になっている話が多かったです。

 それに、主人公の関根多佳雄っていうのが元判事で
その息子と娘がそれぞれ検事と弁護士って
馬鹿にしすぎです。

 どうしてこういう庶民に劣等感を煽るような人物設定にするのでしょうか
この作品にかぎらずそういう傾向が、他の作者にも多々みられます。
資産家の娘で、顔もきれいで頭もきれるとか
アウトローなのに、すごく実力も人望があるとか出てくるだけでうんざりします。

 そういう方が読者が喜ぶと思っているのかな、
ストーリー自体が面白くても、話がかすんでしまうので困ります。
ドラマ化、映画化されるの期待しているのがミエミエな作品もやめてほしいですね。

みんな誰かに認めたがられている。

2005年07月13日 19時55分16秒 | 思うこと
 あんまり人から指示したり、されたりするのが好きではないので
自営で働きたいなと数年前まで考えていました。
そんな中でこれは案外いけるかもと思った仕事が「愚痴聞き屋」です。

 別に難しいことはなく文字通り愚痴を聞くだけなんですけど
いわゆるカウンセリングと違うのは
絶対にその人の言った事に批判、忠告などはせずに
すべて肯定します。

 意外に自慢したい、認めてもらいたい、褒めてもらいたい欲求を持った人って
すごく多いと思うんですね。
でも周りの人にそんなことばかりしゃべっていたら嫌われるじゃないですか、
だからお金を払ってでも話したい人っていると思うんですよね。
特に歳がいった人には需要がある気がします。

 1時間で2500円だったら一日6人で15000円になり
経費はかかりませんですしね、結構いい商売になるかなとは思うのですが
人のこういう話を聞くのって疲れるんですよね。
 ずっとこの仕事を続けていったら
たぶん自分の頭が変になるんじゃないかなって・・・
それに耐えられる鉄の精神力が必要になりそうです。
でもそんな精神力があったら他の仕事をしても成功できるか・・・。

桐野夏生「魂萌え」を読んで

2005年07月12日 17時16分33秒 | 読書
 普通に暮らしていた主婦が
夫の死を境に世間の波にさらされるみたいな話です。

 出てくる人物は皆、60歳前後の男女で
見目麗しい人も才覚あふれる人も出てきません。
しかも遺産相続や不倫問題なんかのドロドロ満載の物語です。

 主人公の敏子が不倫をするのですが
還暦のおばさんとそういう関係になりたいものなんですかね。
家の母も同じ位の歳ですけど
どうみてもな~・・・。

 同じ60歳でも吉永小百合なら分からなくもないけど
あんな人そうはいないでしょう、
っていうか見た事ないしな。
 でも世の中には実際いるんでしょうね、
自分の視野の狭さは、如何ともしがたいものがありますね。

 それと最近65歳のおばさんが59歳のおばさんを蹴り殺した事件がありましたよね。
60前後のおばさんを甘く見ていたらしっぺがえしを食らうかもしれません、
気をつけましょう。

「母校は東大なんです」って言ってみたい

2005年07月10日 19時20分57秒 | 芸能・テレビ
 昨日、みているドラマは「はるか17歳」だけと書きましたが
もう一つ気になっているドラマが「ドラゴン桜」です。

 なんでも荒れている高校の生徒を東大に入れるようにする話だそうで
出演者も阿部寛、長谷川京子と面白そうなのですが
どうしても見る気になれません。

 それは自分の学歴コンプレックスに因るものです。
東大出たからって仕事ができるとか
人間として優れているわけではないって話はよくききます。
 自分が飲食店に勤めていた時にも東大生のアルバイトがいましたが
とりたてて仕事ができたわけでもなく
期待していた分、失望した経験すらあります。

 しかし東大には一目置かざるをえません。
だってもし東大に入れる学力があったら、間違いなく入っているにちがいないからです。
たぶん日本人の8割はこの考えで間違えないでしょう。
 誰もが避けては通れない勉強という分野で、東大が頂点の存在なのは事実です。
もちろん必ずしも頭がいいとか、優れた人物とまでは思いませんけど
普通の人とは一線をひいて見てしまいます。

 もし自分が東大に入っていたら、
それで満足してものすごく優越感をもって生活していたと思うんですね。
上司に注意されても、お前東大出てないくせにえばるなよ、とか思ったりして・・・
それって自分への言い訳としてはすごく魅力的だな~って。
 こんな考えなものですから東大を題材にしたものに関しては
興味がある反面、怖くもあるのです。
もしこれを読んでいる東大生がいたらコメントください。


平山あやの飛躍のきっかけに・・・

2005年07月09日 11時30分17秒 | 芸能・テレビ
 今クールのドラマも心惹かれる作品は少ないですけど
「はるか17歳」だけは見ています。
金曜の11時という放送時間の良さもあります。

 誇大な演出やずさんな脚本といいところはほとんど無いんですけど
随所に心が痛くなるような場面があって
そこがなかなかいいです。
不良っぽい人が、老人に席をゆずっているのをみたりすると
必要以上にすごくいい人に見えるのと同じ論理かもしれません。

 それに平山あやが予想外にいいです。
演技が上手いとかではないんですけど、役にハマっているというか
結構素でやっているように見えるのはできそうでできないことだと思います。

 前から思っていたことですが、演技派といわれている人たちの演技って
日常生活という視点からはオーバーだなと思うんですよね。
街中で桃井かおりみたいな人いたらおかしいですもん。
そう考えるとよりリアルな演技というのは
普段の生活で普通にみえるような演技かもしれません。

 話は逸れてしまいましたが
平山あやは舞台にたって経験をつんで
深津絵里の位置くらいにいけるようにがんばってもらいたいです。

今まで観にいったコンサート

2005年07月08日 18時49分26秒 | 音楽
 今日は書くネタがないので
今まで行ったライブの統計を発表します。
すごく私的な話ですみません・・・。

回数
 9 Bz
 8 サザンオールスターズ
 6 aiko、相川七瀬
 5 mr.children
 2 JUDY&MARY、大黒摩季、GO!GO!7188
 1 桑田佳祐(ソロ)、桑田佳祐&mr.children、TUBE、PUFFY
   SPEED、GLAY、hitomi、Do as infinity

もっと多いと思ったけど、案外大したことないなぁ・・・
自分のミーハーぶりだけが露呈される格好になってしまいました。

7月7日は七瀬の日

2005年07月07日 23時12分26秒 | 音楽
 今日は相川七瀬のライブに行ってきました。
午前中に健康診断で、胃の検査をし
バリウムと下剤を飲んでいたので
ライブ中お腹が痛くならないか心配でした。

 ライブがはじまるとそんなことは杞憂に終わりました。
のっけから「LIKE A HARD RAIN」「トラブルメーカー」と
山場で歌いそうな曲を出だしに
その後もシングル曲満載でした。
 強いて言うなら「Nostalgia」と「彼女と私の事情」も歌ってくれれば
最高でしたけど、高望みはいけません。

 それにしても子持ちとは思えませんね、相川七瀬は・・・
女性ソロではライブは一番いいと思います。
ロックっぽくて、メジャーな人ってあまりいないから
これからも頑張ってもらいたいです。

 テンション下がらずにいますが
明日も仕事で6時起きしないとならないとは悲しいです・・・
ライブは金曜日にやるようにお願いします。

最後に頼りになるのは、やっぱりサザン!

2005年07月06日 19時58分35秒 | 音楽
 2005年も早くも半分が過ぎてしまいましたが
今年は本当にいい歌が出てきません。

 ミリオン売れたシングルは無いですよね、
売れればいいわけじゃないけど
実際聴きたくなるような曲がありません。

 10年前はミリオンなんかちょっと当たれば当たり前みたいな感じでしたよね。
パソコンが普及してダウンロードとか何やらで
音楽を聴く環境は変わってきているのも事実ですけど
これは絶対聴きたいって曲がないのもれっきとした事実です。

 こんなことを言うと年寄りっぽく思われますが
10年位前の曲のほうが素直によかったですね。
音楽の技術的には分かりませんが、
安心して聴けた感じがします。

 嘆いてばかりの状況ですが今年はサザンがアルバムを出すのでそれに期待です。
7月20日にリリースされる先行シングルもいい感じだし
年末はツアーも回るので、下半期はサザン一色になりそうです。

雫井脩介「犯人に告ぐ」を読んで

2005年07月05日 19時46分38秒 | 読書
 図書館に予約して半年、
やっと借りることが出来ました。
その為、期待しすぎたせいでしょうか、全く面白くなかったです。

 こう言っては変ですけど、ドラマ化を前提にしたような書き方に感じました。
土曜ワイドとか火曜サスペンスなんかの2時間ドラマで放送されそうな
ちょっと底が浅いようなそんな内容です。

 第1章は良かったですけど、その後はグダグダで
締めの部分も、それはちょっとなっていう感じでした。
 どうして様々なランキングで上位に挙がっているのか
全然わかりません。

 そう思って、この本の題名でブログを検索してみたところ
他の人も大方賞賛しているんですよね。
会社内のみんなが絶賛しているとか本当に面白かったとか
手ばなしで褒めています。
のでトラックバックもできません。
あまりのギャップに驚いています・・・。

「I was “GAY”!」

2005年07月04日 14時30分36秒 | 芸能・テレビ
 今日録画していた「27歳の夏休み」を見ました。
高校時代に憧れだった人(谷原章介)を、二人の女性(木村佳乃、瀬戸朝香)
が思いあうというありふれた題材で
途中まではどういったこともない話でしたけど
谷原章介が大学時代の先輩役の
照英のことが好きだったというオチは結構うまいなぁと思いました。

 「たまには弱いところをみせてもいいんじゃないか」とか
「人間なんてそんな強いもんじゃないよ」とか
随分くさいセリフが多いなって思っていたし
なんでこの役、照英なんだろうとも疑問だったけど
ゲイってことですべては氷解しました。

 照英はそちらの方面の人に好かれそうだし
設定もラグビー部の先輩後輩って
なんかありそうな話だし・・・

 配役も木村佳乃と瀬戸朝香の組み合わせはいいと思いましたが
辺見えみりがあんなに演技が下手くそだったのは誤算でした。
瀬戸朝香の彼氏役も、そんな奴いないだろう
とつっこみたくなるくらいのありえなさでしたが
まあまあ楽しめたので良かったです。

梅雨どきは空き巣が増えるらしいです

2005年07月02日 10時49分59秒 | 思うこと
 昔、空き巣に入られたことがあります。
小学校3~4年生のときに、当時両親とも働いていたので
近所のおばちゃんの家で預けられていたのですが
学校が終わってそのおばちゃん家に帰ってくると
「お兄ちゃん(自分のことです)の家に泥棒が入ったってよ」
って言われました。(記憶に残ってませんが、たぶん・・・)

 家は本当にぼろかったので、自分でも鍵が無い時には
窓ガラスをはずして自力で入れるような代物だったので
空き巣にとっては容易かったにちがいありません。

 しかしそれに比例して大したものを置いているわけでもありませんでした。
それで何か盗られたものがなかったか調べてみたら
他の家族は時計を一個盗まれただけでしたが
自分はちょうどこどもの日に
田舎のおばあちゃんからもらった5000円札が消えていました。

 あの年代の5000円といったら今の10倍近い値打ちがあったので
ものすごくがっかりしました。
しかも後日犯人が捕まったらしいですが結局5000円は戻ってきませんでした。
子供だったのでそういうものかと思っていましたが
本当は戻ってくるものなのでしょうか?

 それからはお金は一見してわからない所に隠すようになりました。
振り返るとお金に関して締め付けがきびしくなったのはそれからかもしれません。
そう思うと、盗られた5000円以上の価値のある結果になったのかと
大人になった今、考えるようになりました。(本当か・・・)

なんとかブログ、一年続きました。

2005年07月01日 22時18分35秒 | 思うこと
 気がつけばこのブログをはじめて一年になりました。
こんな駄文でもこれだけ一つのまとまりになると
感慨深いものがあります。

 一年前はブログというものもそれほど認知されていませんでしたが
今じゃマスコミに取り上げられることも多くなって
gooブログの登録者数も25万人を突破したそうで
喜ばしい限りです。
 おかげで最近アクセスランキング1000位以内に
なかなか入れなくなる悲しさもありますが・・・

 そのアクセス数も当初は100の壁を越えられなくて
四苦八苦していましたけど
何とか今では一日に100人以上の方が何らかの形で
自分の文章を読んでくれているのは素直にうれしいです。

 しかも決まったテーマを設けているわけではないので
その日その日で、話があっち行ったり、こっち行ったりして申し訳ないです。
 基本的にあまり日常の会話では話せないような内容が多いので
きれいごとはあまり書いていないのは自分でもよいと思っています。

 これからも大した話はできませんけども読んでいただけたら光栄です。

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