「アルゴ」という映画の評判がすこぶる良く
今日は「さいたまの日」で
入場料が1000円ということで観に行きました。
9時50分という朝一番早い回でしたが
「さいたまの日」で学校は休みなのでしょうか
チケット売り場には親子連れの長蛇の列で
びっくりしました。
幸い、ネット予約していたから
券売機ですぐに受付できましたけど
何10分も待たされるところでした。
館内に入場すると、子供たちが楽しめるような内容ではないので
20人程度しかいなくてそれは安心しました。
今日のでポイントが貯まって
次回はポップコーン付きの入場料無料で
007の最新作を観に行こうかと思っています。
あらすじ: 1979年11月4日、テヘラン。イラン革命が激しさを募らせ、
その果てにアメリカ大使館を過激派グループが占拠し、
52人もの人質を取るという事件が起きる。
パニックの中、アメリカ人6名が大使館から逃げ出してカナダ大使の自宅に潜伏。
救出作戦のエキスパートとして名をはせる
CIAエージェントのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、
6名が過激派たちに発見され、殺害されるのも時間の問題だと判断。
彼らを混乱するテヘランから救出する作戦を立案する。
しかし、それは前代未聞で大胆不敵、そして無数の危険が伴うものだった……。
それでその救出する作戦というのが
ウソの映画を企画し、捕まっている6人を
ロケハンに来た撮影スタッフに仕立て上げ、出国させる、という
これだけきいたら冗談のような話ですが実話です。
自分が映画でNGな事柄に、「動物もの」とか「携帯小説もの」とか
いくつかあるんですが
今回の作品にも当てはまる「ノンフィクション」と「政治物」というものがあります。
ノンフィクションは小説でも同様ですが
結局、実話なので
物語の最大の醍醐味である最後の結末が分かっている、
というのがどうにもマイナスに感じてしまいます。
「政治物」は日本史、世界史とも苦手で興味もなくて
学生時代もその場限りの暗記しかしてこなかったから
時代背景が分からないことがよくあります。
また時代背景が関係ない場合でも
とにかくCIAとかKGBとかが絡んでくると
内容が理解できなくて
アクションシーンだけを楽しむ結果に終わることばかりです。
そんなどちらかというとネガティブな位置からの出発で
どうなるか一抹の不安もありましたが
そんな杞憂は吹っ飛びました。
もう始まってすぐから緊張感が途切れなくて
ハラハラしっぱなしでした。
大使館から逃げ出した6人は見つかれば
処刑されるのは間違いなく
そんな状況で映画スタッフに扮して出国するなんて
無謀な策に賭けるしかない状況で
同じ立場に立ったら不安で仕方ないと想像するのは容易いです。
その映画もスターウォーズのパロディのような内容で
映画好きの人が見たら
これは嘘だろうとすぐに分かってしまうような代物で
思わずこれじゃ騙せないだろうと、苦笑してしまいました。
でも当時のイランの人はスターウォーズのような映画の情報も
そんなに知らなかっただろうし
こんな大胆な方法で騙すとは思ってもみなかったのでしょう。
いくら嘘のような話でも、実話なので
文句言われないのはノンフィクションのいいところで
実際はあんなにギリギリのタイミングで
嘘がばれたりしたりはしていないと思いますけど
そこは盛り上げる為にしょうがないとこで。
でこの救出劇を行うCIAのトニー・メンデスですが
この人の立場には一番感情移入しやすかったです。
イランから脱出する前日に
本部から作戦中止の連絡が入って
もし救出に失敗すれば
あらゆる責任のスケープゴートにされて
もちろん捕まった6人も本人も処刑されるわけです。
そんな状況で彼は救出作戦を強行することになるんですが
自分だったら絶対に逃げ出しちゃうなぁって
ドキドキが止まりませんでした。
最終的にみんな助かるのはメデタシメデタシですが
彼らを出国させたイランの人(軍人?)は
あの後、責任をとらされて
処刑されたんじゃないかなぁとか想像すると
中々気持ち悪いものがあります。
ネット社会がはびこる現代より
1980年代は幸せだったなんて感じることが最近多いけれど
これを観た後ではとてもそうとは思えません。
トニー・メンデス役のベン・アフレックが製作総指揮もとっていますが
昔彼が出演していた「アルマゲドン」とか「パールハーバー」の影響か
木偶の坊のような印象しかなくて
こんないい映画を作れるのがすごく意外でした。
派手なアクションシーンもなく、
CGも全く使っていませんが
それでもこんな素晴らしい作品をつくることができるから面白いものです。
今年観た中では間違いなく一番の映画でした。
今日は「さいたまの日」で
入場料が1000円ということで観に行きました。
9時50分という朝一番早い回でしたが
「さいたまの日」で学校は休みなのでしょうか
チケット売り場には親子連れの長蛇の列で
びっくりしました。
幸い、ネット予約していたから
券売機ですぐに受付できましたけど
何10分も待たされるところでした。
館内に入場すると、子供たちが楽しめるような内容ではないので
20人程度しかいなくてそれは安心しました。
今日のでポイントが貯まって
次回はポップコーン付きの入場料無料で
007の最新作を観に行こうかと思っています。
あらすじ: 1979年11月4日、テヘラン。イラン革命が激しさを募らせ、
その果てにアメリカ大使館を過激派グループが占拠し、
52人もの人質を取るという事件が起きる。
パニックの中、アメリカ人6名が大使館から逃げ出してカナダ大使の自宅に潜伏。
救出作戦のエキスパートとして名をはせる
CIAエージェントのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、
6名が過激派たちに発見され、殺害されるのも時間の問題だと判断。
彼らを混乱するテヘランから救出する作戦を立案する。
しかし、それは前代未聞で大胆不敵、そして無数の危険が伴うものだった……。
それでその救出する作戦というのが
ウソの映画を企画し、捕まっている6人を
ロケハンに来た撮影スタッフに仕立て上げ、出国させる、という
これだけきいたら冗談のような話ですが実話です。
自分が映画でNGな事柄に、「動物もの」とか「携帯小説もの」とか
いくつかあるんですが
今回の作品にも当てはまる「ノンフィクション」と「政治物」というものがあります。
ノンフィクションは小説でも同様ですが
結局、実話なので
物語の最大の醍醐味である最後の結末が分かっている、
というのがどうにもマイナスに感じてしまいます。
「政治物」は日本史、世界史とも苦手で興味もなくて
学生時代もその場限りの暗記しかしてこなかったから
時代背景が分からないことがよくあります。
また時代背景が関係ない場合でも
とにかくCIAとかKGBとかが絡んでくると
内容が理解できなくて
アクションシーンだけを楽しむ結果に終わることばかりです。
そんなどちらかというとネガティブな位置からの出発で
どうなるか一抹の不安もありましたが
そんな杞憂は吹っ飛びました。
もう始まってすぐから緊張感が途切れなくて
ハラハラしっぱなしでした。
大使館から逃げ出した6人は見つかれば
処刑されるのは間違いなく
そんな状況で映画スタッフに扮して出国するなんて
無謀な策に賭けるしかない状況で
同じ立場に立ったら不安で仕方ないと想像するのは容易いです。
その映画もスターウォーズのパロディのような内容で
映画好きの人が見たら
これは嘘だろうとすぐに分かってしまうような代物で
思わずこれじゃ騙せないだろうと、苦笑してしまいました。
でも当時のイランの人はスターウォーズのような映画の情報も
そんなに知らなかっただろうし
こんな大胆な方法で騙すとは思ってもみなかったのでしょう。
いくら嘘のような話でも、実話なので
文句言われないのはノンフィクションのいいところで
実際はあんなにギリギリのタイミングで
嘘がばれたりしたりはしていないと思いますけど
そこは盛り上げる為にしょうがないとこで。
でこの救出劇を行うCIAのトニー・メンデスですが
この人の立場には一番感情移入しやすかったです。
イランから脱出する前日に
本部から作戦中止の連絡が入って
もし救出に失敗すれば
あらゆる責任のスケープゴートにされて
もちろん捕まった6人も本人も処刑されるわけです。
そんな状況で彼は救出作戦を強行することになるんですが
自分だったら絶対に逃げ出しちゃうなぁって
ドキドキが止まりませんでした。
最終的にみんな助かるのはメデタシメデタシですが
彼らを出国させたイランの人(軍人?)は
あの後、責任をとらされて
処刑されたんじゃないかなぁとか想像すると
中々気持ち悪いものがあります。
ネット社会がはびこる現代より
1980年代は幸せだったなんて感じることが最近多いけれど
これを観た後ではとてもそうとは思えません。
トニー・メンデス役のベン・アフレックが製作総指揮もとっていますが
昔彼が出演していた「アルマゲドン」とか「パールハーバー」の影響か
木偶の坊のような印象しかなくて
こんないい映画を作れるのがすごく意外でした。
派手なアクションシーンもなく、
CGも全く使っていませんが
それでもこんな素晴らしい作品をつくることができるから面白いものです。
今年観た中では間違いなく一番の映画でした。