これが私の生きる道

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映画「オデッセイ」

2016年02月07日 21時23分00秒 | 映画
一昨日の金曜日に観に行ってきました。
当初は来週以降に行く予定でしたが
最寄りの映画館で一番大きいスクリーンで上映されるのが
初日の金曜日だけだったので、
しょうがなくその日にしました。
土曜日以降にその大きいスクリーンで上映されるのが
「信長協奏曲」って何とも納得いかない塩梅なんですが
「スターウォーズ」よりも「妖怪ウォッチ」の方が
入場者が多い我が国の映画状況では仕方ないのでしょうか。
何か大事なことが違っているような・・・


あらすじ

火星での有人探査中に嵐に巻き込まれた宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット・デイモン)。
乗組員はワトニーが死亡したと思い、火星を去るが、彼は生きていた
。空気も水も通信手段もなく、わずかな食料しかない危機的状況で、
ワトニーは生き延びようとする。
一方、NASAは世界中から科学者を結集し救出を企て、
仲間たちもまた大胆な救出ミッションを敢行しようとしていた。


個人的には、宇宙開発とか興味ありません。
地球上がこんなに問題だらけなのに
そんなことしている余裕ないだろう、と思うのですが
「ゼロ・グラビティ」とか「インターステラ―」とか
宇宙物は映画館で観るのは好きです。
こういう広大なものは大きいスクリーンの大音響で
楽しみたいものです。

NASA全面協力ということで、
多少、融通の利かない組織、らしさは描きますが
基本的にいいイメージで、もちろん死者も出ません。
物語の中盤で、唐突に中国の企業が救世主的に登場しますが
これは中国資本が入っているからでしょうか。

自分は途中から宇宙物としてよりも
むしろ仕事術みたいなものをより強く感じました。
ワトニーは生き延びる為に、己の知識を投入して
知恵と工夫と行動力でミッションをクリアしていきます。
その間には様々なトラブルに直面して
当初の目論見通りには行かないけれど
その度に立ち直って復活していきます。

これは我々の仕事の進め方と一緒で
結局目の前にあることを一つ一つこなしていくしかないということと
上手くいかないことがあっても
ふさぎこまないで諦めないことが結果につながる、
と書くのは簡単なんですが
現実にはこれが難しいもので。

ワトニーが、もし自分が助からなかったときの為の
遺族への伝言で
「この仕事が大好きで誇りに思っている」と伝えたときに
そんな風に思える職業に就くことができたら幸せですね。

あと終盤に、船長のメリッサが自身の命を懸けて
ワトニーの救出を試みますが
こんな身体を張ってくれる上司がいてくれたら、と強く思いました。
これとは逆に、
自分の保身しか考えていないダメな上司は山ほどいますが・・・


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