これが私の生きる道

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告白

2011年07月07日 18時23分45秒 | 映画
ロマンティックな七夕とは全く関係ない
映画「告白」を鑑賞しました。
原作物は大抵がっかりすることが多いのですが
他の人の評判通り、なかなか面白い出来でした。
各出演者の感想を書きます。


森口 悠子(もりぐち ゆうこ) 松たか子

クレジットでは主役になっていますが
そんなに出番が多いわけではなかったです。
全出演者中、一番好きな人物です。(松たか子だからというわけではなくて)
復讐ものが好きな人は多分よくやった、って感じるんじゃないかなぁ、
復讐のツボを分かっているというか
これを否定する人は偽善者に感じるかなぁ。


森口 愛美(もりぐち まなみ) 芦田愛菜

今をときめく愛菜ちゃんを殺人の被害者にするという
マルモで完全ブレイクした今となっては
考えられないキャスティング。
そういったこともあって
犯人への憎悪が増すといううれしい誤算つきです。


桜宮 正義(さくらのみや まさよし) 山口馬木也

ほとんど出番はないが、
個人的にはこの「世直しやんちゃ先生」というのを
もっと茶化して(もしくは馬鹿にして)出した方が
もっと面白かったと思います。


1年B組 生徒

総じてかなりうざい、でも監督はわざとこういう風にしたと思う。
あと学校のクラスって案外客観的にみると
どこでもこんな感じなのかもしれないか、と感じないでもない。
後半はほとんど見せ場なし。


渡辺 修哉(わたなべ しゅうや) 西井幸人

少年A。ある意味、この話の主人公だと思います、
それはこの一連の騒ぎの元凶で
彼がいなければ起きなかったからです。
もう見ているとイライラして
監督がそこまで計算して配役していたとしたら
ものすごい選球眼だと思う。
他のドラマで彼を見てどんないい性格の役でも
好きになれないと思う。


北原 美月(きたはら みづき) 橋本愛

結局、渡辺に殺害されるが、自業自得かなぁって
あまり同情はできない。
もう少し可愛くない方が信憑性が感じられた。


直樹の母親 木村佳乃

他の人のレビューで狂気的で怖かったと書かれていたが
そうでもなかった。
もっと息子を溺愛して身勝手な行動をさせた方が
話としては面白くなったような気がする。


寺田 良輝(てらだ よしき) 岡田将生

こちらも木村佳乃同様、期待していた割には
平凡な印象。
役者が悪いわけでなくて、もっと神経が鈍い部分を誇張させて
ピエロな感じを出したら良かったのに、もったいない。


修哉の母親  黒田育世

最後に悠子が仕掛けた修哉の爆弾によって爆死するが
これをやりすぎだと取るか、よくやったかでこの映画の感想は変わってくる。
結局、彼女が上手く子育てできなかったことに起因しており
ある意味、一番の加害者ともいえるので
ああいう最後でも当然だと自分は思います。
でもこの爆発で他の人が死んだりしていたら
それは悠子の罪になると思う。


とにかく見ていて感じたことは
みんな自分、自分ばかりの人ばかりだなぁっていうことですね。
あと劇中にあったような携帯を使ったいじめって
本当にありそうで怖いです。
ロングバケーションのときは、親の七光りの大根役者だなぁ
と思っていた松たか子がここまでの役者になるとは
正直、びっくりです。
続編で今度は修哉が復讐し返す話があったら面白いと思うけど難しいか


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