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動員数の本音

2012年04月07日 20時26分08秒 | 音楽
アーティストのKREVAがツイッターで
「ライブのチケットが売れていない」とつぶやいたそうで
コンサートによく行く身としては
よくこれを公的な場で話したなぁって
その正直さには敬服します。

チケットが余ってしまうのは
動員力を読み違えた結果なんですが
なんで読み違えてしまうのかというと
アリーナクラスになると公演を行う1年前位、
ドームなんかはおそらくそれ以上前に
会場を押さえておかないといけないので
その時点での動員力を予想しておかなくてはなりません。
「SOLD OUTにつき追加公演決定」なんてよくありますけど
絶対に前から決まっているはずです。

しかし特にドームなど会場が大きくなるほど1公演だけでは効率が悪いので
複数回行う場合がほとんどで
余計にキャパシティが広がってしまい
供給過多な状況が生じます。
SOLD OUTすれば会社的にはOKなのかもしれませんが
この後にオークションによる神の見えざる手によって
その公演の真の人気の度合が明るみになってしまいます。

意外かもしれませんが、今をときめく
いきものがかり、Superfly、YUKI、Pufumeなどでも
1~2年前でアリーナクラスだと定価以下、
あまりよくない席なら
半額程度で落札されているのが現実です。

たぶん業界関係者よりも
オークションなどでライブチケットを買う人の方が
適正な公演規模というのを把握しているような気がします。
例えば今年復活する絢香なんか
武道館1Dayライブで復活して
飢餓感を煽ってツアーに出れば(これも東名阪あたりで数公演)
プレミア感が出るけど
今の公演数では暴落してしまいます。
それに大きな会場から小さい会場に下がってしまうと
人気がなくなったと思われてしまうので
そこのステップアップの見極めも必要です。

で自分もオークションを利用してお得にライブを楽しむことが多いのですが
そういう公演がつまらないかといえば
そういうことはなく、逆に充実していたりします。
安くチケットを買っているのでハードルが下がっていることもありますが
いいライブのことが多いのが不思議です。

アーティストからはステージから客席が間違いなく見えるから
空席や客席が黒幕で覆われていたら
やっぱりテンションは落ちるでしょうね。
それに客席にいる方もそういうのって嫌なものなんですよ、
なんか自分が好きなものが否定されている気がして。
KREVAのコミュを覗きましたが
ネガティブな書き込みが散見されました。

で今一番人気があるのは間違いなく嵐ですね。
ドーム規模の複数公演でも
FC当選しただけで座席位置も決まってないのに
5万円とか当たり前についていますからね、
これは群を抜いています。
実際、曲数も多いし観に行く価値はあるのでしょう。

今はライブブルーレイ、DVDがよくリリースされるし
それだったら好きなときに、隣に変な客もいないで快適に見れるわけで
CDの倍近くするお金を払って、下手したらそれに交通費も加算されて
その場限りのコンサートに行くなんて
非効率もいいところなんだけど
そこでしか体感できない何かが確実にあって
やめられないんですけど
様々な刺激に溢れた現代社会で
マンネリに陥らない工夫が求められてきているような気がします。
(でもお約束はお約束でないと満足しないのですが・・・)


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