夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

シニアライフ

2013-05-30 06:58:40 | つれづれなるままに
 時々、同じ年代の人達の姿を見て、自分の鏡のように思うことがある。顔や姿は昔のままに見えるが、白髪であったり、つるっぱげであったりする。
 自分にはまだ毎日座ってもいい席があるが、果たしていつまであずましいものであり続けるのかは全くわからない。

 時々何も課せられるものがないことに、羨ましさが湧いてくる時もある。障がい者がいつまでもリハビリ対象であるかのように見られるのと同じく、障がい者の親もまた障がい者のために身を粉にして障害者福祉の向上に寄与しなければならないかの如き雰囲気。

 寄付しても満ちることがない現状の中で、俺にもやりたい人生があるのではないかと思う。それはいつ自分が人生を止めることになるのかという、心の中の問いから生まれる。

 あの山にも登りたかった。自転車で気ままに走って、予定のない旅を楽しみたい。そう思うことがあるのだ。しかし、現実は私の戦線離脱が許される状況に見えてこない。

 仕事があるということは有り難いことだ、そういう奴らもいる。しかし、自由が欲しい者にとって、いい加減に柵から抜け出したいという強い希求があるのも確かだ。