夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

外食体験会~バリアフリーのラーメン屋さん

2008-01-18 07:20:22 | つれづれなるままに
 昨日は新年のグルメ体験行事「バリアフリーのラーメン屋さんに行こう!」で、あうんメンバーは2班に分かれて、第1回目のメンバー14名が出かけました。
 このラーメン屋さんは以前はトラックに屋台をつけて長い間弘前市内で営業をしていた名物ラーメン屋さんで、20年?経ってお店を構えることになり、障害者や高齢者にも優しいお店にしたいと相談にやって来たというご縁があるお店です。設計図が完成する前だったので、障害者や高齢者のイメージを伝えて、トイレには介護台を設置し、車いすでもテーブルに楽々座れるようにしたり、視覚障害者にはメニューに点字をつける協力をしました。もちろん駐車スペースも車いすの方が楽々乗降できるスペースを確保し、さらに玄関まではスロープと自動ドアが設置されました。店員さんもヘルパー資格を持った方がおり、ケアもできるお店です。安心して出かけられるお店はいいですね。
 あうんメンバーは予約席を確保してもらって、食べていました。ちなみにしょうゆラーメンは挽肉が入っていて、とても美味しいラーメンでした。やぱりお店で食べるラーメンは雰囲気も違って、熱々の麺をフーフー云いながら食べるのは格別ですね。いつも時間のかかるメンバーさんも、どんぶりのラーメンを息を吹きかけながら上手に食べていました。メンバーさんはこういう体験で、外食の楽しみを持ってくれるといいなあと思いますし、受け入れ側のお店にもいろんなタイプのお客さんがいるのだという相互の理解の場にもなるように思いました。
 21日夜にはパン工房のメンバーがスタッフやご家族を交えて同じお店で、新年会を開催しますし、来週はもう一度残りのメンバーが楽しむ機会になる予定です。

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3 コメント

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気分転換 (ふんわり)
2008-01-19 12:34:21
私が昨年実習させていただいた、特養ホームも外食出来る日があり、家族の同伴できる方と、出来ない方の班をつくり、日にちをずらして実施していました。



利用者さんの楽しい様子が伝わってきました。外に出ることだけでもうれしいですよね。



ラーメン屋さんも偉いですね。屋台営業で苦労された方なのでしょうね。優しい方ですね。人情のあるラーメン屋さんが増えるといいですね。
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湯気の向こうの美味しい笑顔 (むすびちゃん)
2008-01-19 14:15:57
素敵な企画ですね。あつあつのラーメンを気心の知れた仲間と食べる様子が目に浮かびます。

公共の施設や交通機関のバリアフリーは大分進んで来ましたが、会食を楽しむお店は、出入り口やトイレの作り方やスペースにまだまだ無料がありますね。

私たちも地域での活動で頭を悩ます課題です。



弘前のラーメン屋さんのようなお店が増えて、相互理解が深まるといいですね。

さて、私の住むまちに行列のできるラーメン屋さんあります。名前が弘前軒、店内に志功の版画が掛かっていました。メニューは中華そばとつけ麺のみで、しかも2玉麺が普通盛りです。煮干しの出汁がしっかり利いて美味しいラーメンです!

食べながら、成田さんを思いました!

では!

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ふんわりさんへ (なりたはるみ)
2008-01-19 14:18:56
20年ほど前に私が障害者施設で講話をしたときに、その話を聞いたことがあると屋台ラーメンを頂きながら話をされました。それからのおつきあいです。冬になると障害者のために車いす用のそり「バイスキー」を持って、ボランティアであちこちのスキー場を巡ったり、ラーメン屋の名前の「スタミナ杯」というスキー大会を開催して、楽しみの場をを提供していました。こういう方と巡り会えると、人生っていいなと思います。
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