夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

身辺整理

2013-12-11 06:54:32 | 私と福祉とであいの旅
12月11日(水)

 この所職場の私の定位置を変えようと思い、パソコンも引っ越しして机を整理した。それにしても不要なものをよくも溜めこんでいるものだとつくづく感心し、自分のことながら呆れてしまう。
 整理学という学問があれば、今直ぐ受講したほうが良さそうである。

 もう年の瀬。建物の汚れを取り払い、不要物を整理して、新年を迎える準備をしても良さそうな時期でもある。

 この時期、次年度の大改革が私の頭を痛めている。法人の事業所が6箇所と増え、事業もそれにともなって多岐にわたっている。職能集団から多機能集団に変化したので、事業部制について学んでいる。大手企業で「パナソニック」が最初に始めたと聞いているが、この事業部制の進化系が「マトリクス系」である。
 先日職場の同僚から借りていた「真実の瞬間」SAS(スカンジナビア航空)に38歳で就任して機構改革し成功した社長 ヤンカールソンの書いた一冊である。

 「真実の瞬間」とは、現場で従業員がお客様と接するわずかな時間のことを指す。顧客にとっての企業の印象・評価は、立派な本社ビルや高性能な航空機で決まるのではなく、顧客に接する最前線の従業員のサービスの質で決まる。

 ヤンカールソンはいくつかのヒントを、この一冊で私にくれた。それは最前線にいる従業員を大切にすることである。そのために今までの上意下達式の職員配置を、可能な限りフラットにして、従業員が自発的に動ける柔軟性を身につけてもらえる職場づくりでもある。

 マハトマ・ガンディ語録にもあるが、事業を行う大切なヒントは「目標を持つことで、方法や技術は後からついてくる」という言葉かもしれない。
 ただ仕事を決められたとおりにするのではなく、短期目標と長期目標を設定して、〇〇の達成のために、何をすべきかを創意工夫する仕事である。
 プロダクトマネージャーの育成と配置が今後のヒントとなると思い始めている。