夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

鳥井野地区お山参詣本番

2013-08-28 06:47:19 | つれづれなるままに
8月25日(日)

 屋外行事をする上では申し分ないこの日、2年目の我が町会の「お山参詣」を岩木山神社へ奉納する日です。
 参加者は130名。「家内安全」「五穀豊穣」を祈願することはもちろん、私達の町会の人々が気持ちを共有することこそが一番の願いかもしれません。
 かつての第一次産業はそういう意味では、いつも意識は共有できる環境にあったのかもしれません。しかし、昭和30年台からの高度経済成長期以降、年に人々は吸い寄せられ、地方に残ったのは爺ちゃん、婆ちゃん、母ちゃんといういわゆる「三チャン農業」だったのです。そしてやがて、農業だけでは暮らしが成り立たない時代になって、兼業農家がほとんどになりました。このことはやがて、近隣住民の意識の多様化と変化して行きます。農業を行っている人とサラリーマン家庭の混在は、生活構造の違いや共通基盤の乖離を産み出してゆきます。相互協力や連携した活動が、次第に鈍くなってゆくのです。
 共通の話題が薄らぐことは、やがて近隣住民の連帯感をも薄めて行き、結果町会の自治活動へもじわり停滞感をもたらしていったのではないでしょうか。
 それでも我が町会は兼業農家も含めれば、7割以上は農業に関わる家庭が占めているのではないでしょうか。
 今年二年目を迎えた「お山参詣」は、そういう意味では私も含めて町会住民の共通理解が深まる良い機会だったと思います。それぞれの存在感が、この行事を通じて確認されたのではないでしょうか。

 

 いつの時代も変わらないもの、それは郷土愛と食料の自給率の問題です。青森県は食料自給率は、今も100%を維持しているのではないでしょうか。豊かな自然に囲まれた中で、まだまだ人々の精神性は地元の無形有形の文化遺産を守り継ごうとしているのです。
 宗教性ということを議論する以前に、私は自然環境を如何に安全に確保維持するのかという課題こそが、私達現代を生きる者にとって大切な宿題だと思っています。

 市の補助金をもらっているので、今月の25日までに報告書を提出するのが私の役目です。早く開放されたいという思いが募っています。
 ブログが停滞していることの一つの理由かもしれません。でも元気です!