8月25日(土)AM6:00 晴天
今日も暑そうなスタートです。
集合場所の旧JA鳥井野支所駐車場へ、実行委員が集まって来ました。
2月の町会の総会で決まった「鳥井野地区お山参詣」が約半年の準備をすべて終えて、いよいよ本番の日です。これまでの練習をした成果が、この日それぞれの参加者の行動に現れています。受付を済ませて、皆さんはそれぞれの衣装を受け取って、自分の役割のものを持ち、整列を始めました。
本当のお山参詣は習わしとしては、旧暦の八月朔日(9月16日)のご来光を仰ぐために14日からのスタートをするのです。15日の夜に、岩木山神社のお祓いを受けたあと、頭ご幣という小さな御幣を持って山頂を目指すのです。しかし私達の町会では、登山をする方はいませんでした。
何しろ65年ぶりの町会の御山参詣です。町会のお年寄りたちの中には、参加できませんが楽しみに沿道に並んで待っていてくれるすがたがありました。
隊列が最初に向かったのは、町会にある白山姫神社です。
そのあとは町会を一周して、大型バスで岩木山の高照神社に到着。そこからまた整列して岩木山神社までの1.6キロを運行です。
一番力が入るのが、大神社旗を垂直に立てる場面でした。そしてこれを観客の皆さんが楽しみに待ち望んでいるのです。
次第に運行距離が伸びるにつれて、「サーイギサイギ・・・」の掛け声も調子が出て、登山ばやしの皆さんとのリズムも合い始めました。
稲穂も頭を垂れ始めて、りんごもそろそろ「つがる」などが色づき始めています。農家の皆さんにとっては特に、豊穣の秋が望まれます。運行中の会話も、この年の酷暑による影響が心配されていました。でもりんごたちも雨が少ない分、糖度を増すことによって実を守るので甘いりんごがなるのだそうです。
途中で給水車を準備していましたので、参加者はとても助かったようです。そして、順調に予定時間をやや早まって、百沢の岩木山神社に到着しました。
この日一番心配していたのが、記念写真を撮る場所の確保でした。観光客や参詣される方の車が並んで駐車されると、記念写真の大人数が並べなくなるのです。場所取りをしたこともありますが、なんとか全員で大鳥居前に集合して、写真を取ることができました。
記念写真をとったあとは、みんなで拝殿に登って、神主さんからお祓いを受けました。170人の参加者(3歳から80歳)の隊列もこうなると見事なものでした。
どの参加者も、念願を果たして、晴れ晴れとした顔で冷たいアイス・シャーベットを食べている顔が印象的でした。
バスの待つ予定の場所まで両手にサワラという葉っぱを持って、「宵山かけた、朔日山かけた、バータラバータラバータラヨ」と歌いながら軽快なステップで踊って帰りました。
皆様お疲れ様でした!
今日も暑そうなスタートです。
集合場所の旧JA鳥井野支所駐車場へ、実行委員が集まって来ました。
2月の町会の総会で決まった「鳥井野地区お山参詣」が約半年の準備をすべて終えて、いよいよ本番の日です。これまでの練習をした成果が、この日それぞれの参加者の行動に現れています。受付を済ませて、皆さんはそれぞれの衣装を受け取って、自分の役割のものを持ち、整列を始めました。
本当のお山参詣は習わしとしては、旧暦の八月朔日(9月16日)のご来光を仰ぐために14日からのスタートをするのです。15日の夜に、岩木山神社のお祓いを受けたあと、頭ご幣という小さな御幣を持って山頂を目指すのです。しかし私達の町会では、登山をする方はいませんでした。
何しろ65年ぶりの町会の御山参詣です。町会のお年寄りたちの中には、参加できませんが楽しみに沿道に並んで待っていてくれるすがたがありました。
隊列が最初に向かったのは、町会にある白山姫神社です。
そのあとは町会を一周して、大型バスで岩木山の高照神社に到着。そこからまた整列して岩木山神社までの1.6キロを運行です。
一番力が入るのが、大神社旗を垂直に立てる場面でした。そしてこれを観客の皆さんが楽しみに待ち望んでいるのです。
次第に運行距離が伸びるにつれて、「サーイギサイギ・・・」の掛け声も調子が出て、登山ばやしの皆さんとのリズムも合い始めました。
稲穂も頭を垂れ始めて、りんごもそろそろ「つがる」などが色づき始めています。農家の皆さんにとっては特に、豊穣の秋が望まれます。運行中の会話も、この年の酷暑による影響が心配されていました。でもりんごたちも雨が少ない分、糖度を増すことによって実を守るので甘いりんごがなるのだそうです。
途中で給水車を準備していましたので、参加者はとても助かったようです。そして、順調に予定時間をやや早まって、百沢の岩木山神社に到着しました。
この日一番心配していたのが、記念写真を撮る場所の確保でした。観光客や参詣される方の車が並んで駐車されると、記念写真の大人数が並べなくなるのです。場所取りをしたこともありますが、なんとか全員で大鳥居前に集合して、写真を取ることができました。
記念写真をとったあとは、みんなで拝殿に登って、神主さんからお祓いを受けました。170人の参加者(3歳から80歳)の隊列もこうなると見事なものでした。
どの参加者も、念願を果たして、晴れ晴れとした顔で冷たいアイス・シャーベットを食べている顔が印象的でした。
バスの待つ予定の場所まで両手にサワラという葉っぱを持って、「宵山かけた、朔日山かけた、バータラバータラバータラヨ」と歌いながら軽快なステップで踊って帰りました。
皆様お疲れ様でした!