2012年度に県内で生産された繭は前年度比11%減の80トン、養蚕農家戸数は同17%減の217戸で、減少傾向に歯止めが掛かっていないことが24日、県のまとめで明らかになった。生産量、農家戸数ともに10年前と比べると8割減少している。富岡製糸場と絹産業遺産群の世界文化遺産登録の審議が迫る中、国の補助制度は本年度末で打ち切りとなるため、来年度から養蚕農家の経営環境は一段と厳しさを増す。関係者からは新たな支援策を求める声が高まっている。
2012年度に県内で生産された繭は前年度比11%減の80トン、養蚕農家戸数は同17%減の217戸で、減少傾向に歯止めが掛かっていないことが24日、県のまとめで明らかになった。生産量、農家戸数ともに10年前と比べると8割減少している。富岡製糸場と絹産業遺産群の世界文化遺産登録の審議が迫る中、国の補助制度は本年度末で打ち切りとなるため、来年度から養蚕農家の経営環境は一段と厳しさを増す。関係者からは新たな支援策を求める声が高まっている。