急速な円高修正を追い風に、稼ぐ力を高めた企業はどこかということで、2013年3月期の経常増益率をランキングが日本経済新聞に載っていました。以下そのランキングです。
1 LIXILグループ 3.3倍(増益率)、580億円(経常利益) 2 トヨタ 3.2倍、14,036億円 3 富士重工業 2.7倍、1,006億円、 4
NEC 2.2倍 920億円 5 東京ガス 2.2倍 920億円 6 日野自動車 95.0% 1,474億円 7 ホンダ 89.5% 4,888億
円 8 三菱マテリアル 75.1% 744億円 9 三菱重工業 72.1% 744億円 10 HOYA 65.4% 893億円 11 デンソー
63.8% 2,960億円 12 三菱自動車 63.8% 939億円 13 いすず 37.7% 1,417億円 14 ユニチャーム 34.4%
650億円 15 ハウス 34.0% 1,453億円
このデータを見ると自動車業界が急速に回復していることが伺えます。特に地元群馬県に馴染みの深い富士重工は、北米で新車販売の好調が数字に表れています。約8割を海外で販売しており、円安による増益効果が大きかったようです。
また、自動車業界ではないですが、重機の「コマツ」は、2016年3月期末に自己資本比率を6割に引き上げる計画があります。これまで4割を6割にするということなのですから、企業の強さが伺えます。
オリンパスの時価総額が1兆円回復した、大和ハウス、積水ハウス、住友林業が最高益を更新するなど、日本経済もほんとうに上向きになってきたようです。