「日本の近代8-大国日本の揺らぎ-」を読みました。著者は、渡邉昭夫氏でです。
この本は、通史「日本の近代」シリーズの最終本です。1972年(昭和47年)からの歴史が記述されているのですが、内容は、佐藤内閣の沖縄返還から記述されています。
著者は、国際政治(外交史)が専門ですので、日本外交の現代史が記述が多い本でした。佐藤、田中、三木、福田、大平、中曽根首相の外交のことが詳細に書かれています。
自分が生きてきた時代の話ですから、この記述の時は、自分は中学生だった、高校生だったとか自分がその当時なにをしていて、何を思っていたかなどを思いだしながら読みました。
日本近現代史は、自分の歩み、そして父母は当時何歳だったころの事件など、身近に感じて振り返れることがいいです。そして、自分達ががどのように歩んできて、今、なにをしていて、将来どこに向かうのか、考えさせてくれる魅力があります。
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