中心市街地の活性化はなぜ必要かは私にはいまだ結論が出ていないことですが、全国の各地で活性化の試みがされています。その一つとして「商店街と大学との連携」があります。インターネットでそのことに関する文章を読みました。以下要約です。
商店街と大学の連携
連携のSTEP
(1)STEP1 商店街が大学と連携する効果を理解する
・商店街と大学との連携を考えるにあたり、まずはどのような目的でどのようなことを期待するかを整理することが必要。
・具体的には、「これまで取り組んできた活性化の方法を検証したい」、「商店街活性化のアイデアが欲しい」、「商店街のPRをしたい」、「イベント実施を手伝って欲しい」、「新たな商品を開発したい」、「新たな業態開発を図りたい」など商店街だけではできなかったことに対する期待できる。
(2)STEP2 大学のねらいを理解する
・大学、学生が“なぜ商店街と連携したいのか”“連携によるメリット”について理解することに必要。
・大学としては研究フィールドとして商店街と連携するという目的がある。
(3)STEP3 連携する大学を探す、大学へアプローチする
・まちづくりの実践の場、社会教育の実践の場として“商店街”は非常に魅力ある。大学へのアプローチはその視点で行う。
(4)STEP4 商店街と大学、学生との良好な関係をつくる
・商店街と大学の連携により効果を出すためには、学生と商店街との良好な関係をつくることが必要である。
・学生との意見交換の場をつくったり、学生の居場所をつくる、イベントなどで頻繁に顔をあわせることなど学生に配慮することが重要になる。
(5)STEP5 大学、学生との連携から地域(商店街)の自立的な活動へつなげるために
工夫する
・大学、学生は、研究活動を行うのは主目的だえり、商店街活動を永続的に行うことが目的ではない。
・大学、学生との連携は、取組の“初動期”のみと考え、将来的には地域(商店街)が自立的に活動を行っていくための工夫していくことが望まれる。
以上ですが、大学などの学生にとって、中心市街地の商店街はどのような存在が聞いてみたいものです。