TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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自治体のあり方市町村重視が理想-日本経済新聞.2012.0203.利根往来-

2012-02-04 20:59:37 | 経営全般

日経新聞の2月3日の記事に栃木県福田知事のコメントが記載されています。

 以下、その記事です。

 「大阪都構想」など自治体のあり方を巡る議論がさかんだ。栃木県の福田富一知事は「市町村重視の県政を掲げている。市町が県の業務をほとんど担うことが理想だ」と話す。パスポート交付などを県から市町に委譲した。市町合併で「県は人口30万~40万人くらいの中核市4~5市に再編されれば」と理想を明かす。

 道州制についても「私は推進論者で。基礎自治体(市町)と広域自治体(道州)が役割してスリム化し二重行政をなくすことが必要」と強調。「国の権限を多く残して移行しても都道府県合併にしかならない」と出先機関改革など国への注文も忘れない。

 道州制の論議があまり最近話題になりませんが、基礎自治体と広域自治体の組織が自治体の理想だということは多くの人が納得していることではないでしょうか。なぜ、この組織への変革が進まないのでしょうか。二重行政は無駄の最たるものです。公務員改革の前に都号自治体の再編がぜひ必要だと私は思います。