本日の地方紙(上毛新聞)に、地元群馬県の雇用情勢として、製造業好調で外国人9.6%増という記事が掲載されています。
記事によりますと、群馬県労働局が1月31日、県内事業所が雇用する外国人労働者は16,146人で前年同月月より9.6%増加したと発表しました。
東日本大震災後に一時離職傾向が見られましたが、自動車関連などの製造業の生産回復で再び就労が増えています。外国人を雇用する事業所は前年比8.4%増の2,221か所で地域別では太田(17.6%)、伊勢崎(16.7%)、高崎(14.9%)の順に多くなています。
就労先を産業別にみると製造業が51.9%と半数を占め、中でも輸送用機械器具が15.2%と最も多くなっています。国別ではブラジル(37.5%)、中国(22.2%)、ペルー(12.5%)、フィリピン(10.6%)の順でした。
このデータを見ると、外国人労働者が前年同月比で増加しているのですが、その前年同月は平成23年1月で、まだ東北大震災は発生していません。ということは、震災前より、雇用情勢が、景気が良くなっているということなのでしょうか?。
ちょっと納得いかないデータです。そんなに製造業等の景気が回復している?。厳しいからより外国人に頼る雇用環境になっているというが実態ではないでしょうか。