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TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

地元群馬県ゆるきゃら「ぐんまちゃん」群馬銀行通帳に 

2013-11-02 17:06:16 | 経営全般

  群馬銀行(前橋市元総社町、斎藤一雄頭取)は31日、通帳とキャッシュカードのデザインに群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」を採用すると発表しました。来年4月から「GBマーク」と「ぐんまちゃん」のいずれかのデザインを選べるようになります。

 対象は総合口座、普通預金、自動積立定期預金の各通帳とICキャッシュカード。普通預金通帳のみデザインの切り替えは来年11月から。通帳は口座の新規開設か繰り越しの時にデザインを選べます。キャッシュカードもぐんまちゃんタイプに変更できます。

 群馬銀行は1999年から「ダンディベア」のデザインを使用。創立80周年の節目でキャラクターの変更を検討し、県内外で人気のぐんまちゃんの採用を決めました。群馬銀に一層親しみを感じてもらうことを期待する一方、群馬県のPRに一役買えると判断しました。

 ゆるきゃらグランプリで、昨年度「ぐんまちゃん」は3位でした。今年も3位のようですが、全国放送のテレビにも時々、出演していて知名度もそこそこあるのではないでしょうか。

 さて、ゆるきゃらで知名度抜群なのは「くまもん」ですが、その「ほっぺ」をなくしたということで、捜索願いを出したことがてテレビで放映されていましたが、やり過ぎだと思いました。そこまでやらなくても、「くまもん」は知名度抜群ですが、製品ライフサイクルの成長期から成熟期、そして、衰退期という理論から言えば、常に話題を提供しなくてはということなのでしょうか。これはマーケティング戦略ですが、私は、マーケティング戦略は有用なものだと思うのですが、なにか本質、普遍なものをはずして考えるもののように、以前から感じています。

 「ぐんまちゃん」も、やりすぎにならないようにしてもらいたいものです。

 


「会社の寿命-日経ビジネス2013.11.4-」

2013-11-01 19:27:33 | 経営全般

  今週号、日経ビジネスの特集は、「会社の寿命」です。

 特集巻頭で、以下の記述があります。以下、引用です。

 「企業が繁栄を謳歌できる期間」はわずか30年。日経ビジネスがそう主張してから今年30年を迎える。あれから四半世紀余り。本誌の最新調査では、日本企業の「輝いていられる時間」は一段と短縮していることが判明した。短命化の原因は、過去30年、経営環境が激変する中で、企業を永続させるうえで欠かせない「3つの視点」を日本企業が忘れてしまったことによる。提言から30年という説目の年に、日経ビジネスを改めて「会社の寿命」と「企業が永続するための方法」を考える。

 そして、その日本企業がなくした「3つの視点」が以下のとおりです。

1 創業者視点 2 顧客視点 3 共創視点 です。1の創業者視点を失った経緯は、米国流経営の導入により、株主の権利向上、そして利益強大化・短期収益主義へです。 2の顧客視点を失った経緯は、短期収益主義蔓延から、オーバーコンプライス蔓延により、「顧客より利益」「顧客よりリスク回避」へです。3の共創視点を失った経緯は、生産拠点のグローバル化により、低価格へ世界的要求へ、そして、国内自前主義が限界にへです。

 それでは、どうすればよいのか?奇想天外の老化防止術が記載されています。メガネ専門店チェーンの「21」です。年度末に利益が出そうとなると、社員たちにボーナスを大盤振る舞いして、収支トントンにしてしまうのだそうです。事業のライフサイクルに基づけば、成長の後には必ず衰退があるのですが、ならば成長しなければよいのではないかという発想です。「収支トントン経営」fです。

 一方、長野県の寒天メーカー、伊那食品工業は、会社の永続を、尊敬される会社という視点で目標にしています。「売上を追い求めない」という視点です。

 グローバル化社会に対応しなくてはと企業は変化してきましたが、どっこい、昔の日本的経営の企業が生き残っているのではないかと思ってきました。

 

 


「社会起業家特論-民主的情報システムとNPO-」に行きました

2013-10-31 22:34:26 | 経営全般

 群馬大学公開講座「社会企業家特論-民主的情報システムとNPO-」に行ってきました。

 社会企業家の講座としてふさわしくないと最初は思ったのですが、そうでもなかったです。

 情報化社会の今、社会問題を解決したいと思うのが、「社会企業家」ですが、その問題を解決するシステムを解決するために、ICTが必要だということです。

 仕組みを作る、ビジネス的に言えば、「ビジネスモデル」を作るということなのでしょうが、その手段としてICTがたいへん有用だということを、今日の講座で改めて認識しました。

 


「上毛かるた」権利譲渡 群馬文化協会が県と合意

2013-10-29 19:05:16 | 経営全般

  群馬県民に長く親しまれている「上毛かるた」発行元の群馬文化協会が著作権と商標権の群馬県への無償譲渡を決めたことを受け、同協会と県は28日、県庁で合意書を締結しました。群馬県は年内にもかるたを発行し、毎年冬のかるた競技県大会も、県子ども会育成団体連絡協議会との共催で継続します。

 合意書の前文には「広く県民が郷土群馬への誇りと愛着を深め、より一層群馬が発展することを願う」と理念を明記しました。

 ①「力あわせる二百万」を除き、読み札と絵札は改変しない②県は2013年度末までにかるたを発行する③県はかるた競技県大会を毎年度実施する―など6項目からなる合意書に、協会の西片恭子理事長と大沢正明群馬知事が署名しました。

 西片理事長は「(10年に県が)上毛かるたの副読本を発行したときから、1日も早く譲渡したいと思っていた。万感の思いだ」と述べ、大沢知事は「県外でも県民の間でかるたは話題に上る。道州制の議論もある中、このかるたは地域の誇りになる」と応えました。

 群馬県人なら「上毛かるた」は常識です。それにしても、なぜ、群馬文化協会は、その著作権と商標権を群馬県に譲渡したのでしょうか。いままで、そんな話はまったく聞いたことはなかったことでしたが。

 いずれにしろ、「上毛かるた」は、群馬県人の郷土愛の象徴だと言えます。群馬県は、いかにも行政ぽっくかたぐるしくしなきで、その魅力を次世代に伝えていってもらいたいものです。

 

 

 


「伊勢崎B級グルメもんじゃまつり」が開催されました 

2013-10-28 18:57:36 | 経営全般

  地元伊勢崎・佐波地区のB級グルメが一堂に集う「いせさきもんじゃまつりと新・伊勢崎グルメ大集合」が27日、伊勢崎オートレース場で開かれました。

 地元伊勢崎のもんじゃや神社コロッケをはじめ、市内外から72店が出店し、大勢の人でにぎわった。人気投票も行い、細麺焼きそばが人気の50年以上続く老舗「ほその焼きそば店」(同市平和町)が1位に輝きました。

 「ほその焼きそば」は、最近は行かなりましたが、数年前はよく行っていました。独特の細麺の味がくせになりました。店には、現在は、活躍していませんが、日本ハムの斉藤祐樹選手のサインが掲げられていました。太田市出身で、早稲田実業高校の時、甲子園優勝した斎藤選手が「ほそのの焼きそば」を食べにきたのではないでしょうか。

 「いせさきもんじゃまつり」もかつては行っていたのですが、最近は行っていません。以上、最近は、行動力がなくなってきたということなのでしょうか。


平成25年度群馬大学公開講座「社会企業家特論」に参加してきました

2013-10-26 19:09:36 | 経営全般

 今日は、平成25年度群馬大学公開講座「社会企業家特論」に参加してきました。今年度2回目の講座でした。

 今日は、集中講座で10時から17時20分まで4コマありました。1コマ目は、ビジネスプラン策定スキル①情報の見方・活かし方-思考・論理・収集・整理-という内容でした。講師は、群馬大学の大野富彦先生でした。充実した内容でした。思考、論理構造、分析、問題の定義、問題発見の視点、問題発見に対する感度は人によって異なる、問題意識や疑問を持つことなど気づきが多かったです。

 2コマ目から4コマ目は、岡俊明先生の講座でした。岡先生は、サッポロ飲料の代表取締役をした方で、サッポロビールの取締役であった方です。講座内容は、①これからの会社はどうあるべきか、②変化する市場とマーケッテング、③柔軟性、創造性を育てる為のアイデア発想でした。正直、社会的起業のためのというタイトルには似合わない内容でした。しかし、サッポロビール時代の経験に基づく話はためになりました。

 以下、その内容です。

①プロの営業は、営業活動は、相手が決める、②消費者には、会社の本気度が伝わる、③会社の問題を解決するために、自分は何ができるかを考える、④相手の不満はなにかを聞く、そして改善に生かすです。気づきがありました。

 

 


アーツ前橋あす開館

2013-10-25 19:09:29 | 経営全般

  地元前橋市の芸術文化施設「アーツ前橋」が26日に開館します。

 そのため、隣接する駐車場の大混雑や周辺道路の渋滞が懸念されています。もともと渋滞が起きやすい中心街の立地で、市は開館から当面、土日に警備員を配置して周辺駐車場の利用を促す予定です。

 その「アーツ前橋」ですが、テレビで見ましたが、前衛芸術の作品が多いようです。それで人気が維持されているのか疑問ですが、中心市街地の核になってもらいたいものです。

 なお、 隣接駐車場は314台収容できるが、南側に前橋こども図書館や中央公民館が入る前橋プラザ元気21があり、平日でも混雑気味だ。市文化国際課は「オープン当初の土日は国道50号まで渋滞する可能性が高い」とし、近くの市営パーク城東(414台)や市営パーク5番街(442台)などを案内そうです。やはり、駐車場確保は中心市街地の課題なのでしょうか。


群馬大学学院・公開講座「社会企業家特論」に行きました

2013-10-24 22:44:21 | 経営全般

 群馬大学大学院が毎年開催している公開講座「社会企業家特論」に申し込み、初回の講座に行ってきした。

 きょうの講座は、「社会起業とNPO①NPO概論」というテーマで、講師は、群馬大学社会情報学部公共政策学部の小竹先生でした。小竹先生は、いろいろな人から評判のよい先生です。それで、今日の講座は、評判どおりよかったです。

 なにがよかったか?まず、総論として「社会起業家」の定義がよくわかりました。「NPOの可能性と意義」というテーマで、NPOの背景として、「強い社会」の行き詰まりということが述べられていました。その考えは「ボランタリー経済の誕生」で初めて語られたものです。この書物読んでみたいものです。

 今後この公開講座は15回あります。数年前から参加したいと思っていた公開講座です。今後の講座が楽しみです。

 


雇用ミスマッチを解消せよ-日経ビジネス2013.10.21-

2013-10-18 18:59:54 | 経営全般

  今週号の日経ビジネスの「時事深層」で、雇用ミスマッチの記事が掲載されています。

 以下、その概要です。 

完全失業率は4.1%(平成25年8月)と、ここ数年の推移グラフを見れば、失業率が下がりつつある傾向が鮮明となっている。しかし、完全失業率だけを見ていては、今の日本を取り巻く雇用状況と、抱える問題点を見極めることはできない。

 要は、完全失業率の内訳を見る必要がある。それは、景気の浮沈によって失業率が増減する「循環要因」と、雇用のミスマッチによって発生する「構造要因」である。最近の循環要因による失業率は0.4%。数字だけ見ると、ほぼゼロに低下し失業者はいないように見える。問題は、景気の浮沈にかかわらず数字が一定で高止まりしている構造要因の失業率だ。最新の数字は3.73%で、失業者の多くがこの分類に入ることになる。

 構造要因による失業は、雇用の需要(求人)があるのもかかわらず、求職者と結びつかないミスマッチを示している。分かりやすいミスマッチの例の一つが介護業界だろう。介護業界は圧倒的に人手が足りない状況が続いている。それは、資格が必要で体力もいる。そのうえ、賃金がほかの産業と比べて低い傾向であれば、介護業界に飛び込む人材が少ないのは当然だ。

 このような状況で、いちばん必要なのは「雇用の流動化」を高めることだろう。厳しいグローバル競争下で戦い、優劣がはっきりと表れる今、現在の職場以外で働けるスキルを身につける意識を労働者はもたなければならない。景気変動による失業率がほぼゼロという現状を考えれば、ミスマッチによる失業率の数字にこそ注目すべきだ。

 確かに「構造要因による失業率」が問題なのだと思います。しかし、「雇用の流動化」はどのようにしたら高まるのでしょうか。介護職に移る職業訓練?。そうではないでしょう。転職する人の「覚悟」ではないでしょうか。その「覚悟」が今の日本人が持つのではないでしょうか。

 


婚活イベント、国が支援 少子化対策で14年度から

2013-10-17 19:36:15 | 経営全般

  内閣府は2014年度から結婚相手を探すために地方自治体が開く「婚活イベント」への支援を始めます。少子化対策で地域の先進的な取り組みをモデル事業に選定する「地域・少子化危機突破プラン」に公募してもらい、選ばれた自治体には助成する考えです。

 同プラン全体で14年度予算の概算要求に約2億円を盛り込みました。自治体による婚活支援は全国に広がっており、少子化対策に役立つと判断。都道府県や市区町村からイベント計画や出産支援策などを募り、有識者らが独自性や効果を審査して事業を選びます。

 内閣府が11年に公表した調査では、婚活支援事業を実施していた都道府県は31、市区町村は552です。

 公の機関が婚活イベントを実施していかなくてはならない社会というのは、いかがなものなのでしょうか。若者が結婚に踏み出せない理由はなにか、このような後押しがないと結婚に踏み出せない若者があふれる社会の将来はどのようになってしまうのでしょうか。


荒井直樹前橋育英高校硬式野球部監督インタビュー

2013-10-16 18:17:35 | 経営全般

今週号の日経ビジネスの「有訓無訓」に、今年夏の甲子園で全国優勝した、地元群馬県の前橋育英高校硬式野球部の荒井監督のインタビュー記事が掲載されています。

 もともと高校野球部の監督になるつもりもなかった荒井氏は、監督になったのですが、自分に向いていないとずーっと考えていたそうです。そんな荒井氏が多少なりとも肩の力を抜いて監督業に取り組めるようになったのは、選手たちに「野球ノート」を書いてもらうようになったからです。

 「野球ノート」には、選手たちがそれぞれ悩んでいることや質問などを書き込んでもらうものです。このノートから、荒井氏は個々の選手の性格や特徴がわかるようになりました。ノートを読めば、今のチームにどんな練習が必要か見えてきたそうです。

  荒井氏が言ったことをしっかり聞いていない選手は起用しないという姿勢を明確にしているので、選手たちも真剣に感想や悩みをノートに書き込んでくれます。そこにはいろいろなヒントが詰まっており、どおな格言や指導書よりも、勉強になるとのことだそうです。

 荒井氏は、次のように結んでいます。

「このように私が教えることよりも私が選手たちから教わることの方が多い。指導者として壁に当たり続けた私を救ってくれたのは彼らです。今回の甲子園の優勝も、私が導いたものでなく、彼らに導かれたものだと思っています。」

 前橋育英高校の優勝で群馬県は喜びでわきあがりましたが、私たちは、浮かれたところを見せない謙虚な選手に魅力を感じたものです。この魅力は、正に荒井監督にの人柄が作りあげたチームの魅力だということを、私は認識しました。


会社選びのイロハ 働くために「やらないこと」-東洋経済から-

2013-10-15 19:32:18 | 経営全般

 インターネットで以下のような記事を見つけました。学生の就職のことを書いた記事です。その中で、「コミュニケーション能力」について記載したか所があります。

 以下、引用です。

 

就職活動はだまし合い?

 小説を買う人は面白いから買うのではなく、面白そうだから買うのだと思います。

 中身を知っている本は(普通は)買わないのだから当たり前の話です。その意味では、売れている本というのは期待度の高い本であり、必ずしも満足度の高い本とは限りません。就職や転職の人気企業ランキングもそれと似ています。その会社に入ったことのない人が行きたい会社を選ぶのだから、その選択は構造的にイメージが中心にならざるをえません。

 小説の場合は、過去のその作家の読書経験の総量がブランドを作るので、期待度と満足度が一致する可能性が高いかもしれません。でも人気企業ランキングは、就業経験のない状況、もしくは断片的な2次情報がランキングを形成する分、その確からしさには疑問が残ります。

 でもよく考えてみれば、就職・転職活動(特に就職活動)なんて、しょせんはだまし合いみたいなものです。志望者はできるだけ自分を優秀に見せ、会社はできるだけ自社を優良会社に見せ、お互いにインフレさせて、よいところをアピールし合うわけです(もちろんすべてがそうではなく、個別には新卒採用時のインターンシップに代表されるような職業体験的採用プロセスも少しずつ増えていますが、広く見ればまだ一般的とは言えません)。

 そのような世界観の中で特徴的なのは、お互いだまし合っているというのを自覚し合っていることだと思います。自らをよく見せようとしていることはお互いにわかっている。だからお互いをアピールしながらも、どこかで疑ってかかる性悪説的なアプローチになる。自然体で相手をとらえるのではなく、そんなインフレ感を自覚しながらやり取りすることは、結果としてとても非効率なプロセスです。

 そのやり取りで最も必要なスキルとされるもの、それは「コミュニケーション能力」だ言われます。確かにそうだと思います。でもその一方で、「コミュニケーション能力」という何だかわかるようでよくわからないスキルは、就職活動で必要とされる定義と、仕事で役立つ定義は大きく異なります。

コミュニケーション力」はなかなかとらえどころのない言葉です。誤解を恐れず一言で言い切れば、就職活動で必要なコミュニケーション力とは「相手に合わせる力」です。面接官を不快にさせず、期待される答えを返し、グループディスカッションでうまくまとめて合わせる力です。

 でも私はこの「相手に合わせる力」というものが、キャリア全体を通して役に立つとはあまり思いません。なぜなら、合わせる力というのは、それ以上の価値を生まない力です。合わせる力というのは、悪く言えば太鼓持ちの力です。キャリアの初期は太鼓持ちをしながら相手の第一印象をコントロールするというのはありかもしれませんが、どこかでそのステージを脱却しなくてはいけません。誰からも好かれようとする人は、誰からも信頼されない人です。

 私のコミュニケーション能力の定義は、「相手の発言の趣旨を理解し、自分の考えを返せること」というものです。

 私たちは「言葉の定義」を曖昧にしすぎているような気が最近しています。そのために、意思疎通がそがれてしまうことが多くなっているのではないでしょうか。

 


地元群馬県の世界遺産候補「富岡製糸場と絹遺産群」の全国にPR 巡回展スタート

2013-10-13 17:12:54 | 経営全般

  2014年の世界文化遺産登録を目指している「富岡製糸場と絹産業遺産群」の価値と魅力をアピールする全国巡回展(県主催)が12日、岩手県の世界文化遺産「平泉」で始まりました。平泉を皮切りに、東京や京都などを巡り、国を挙げての登録運動を目指します。

 平泉では、観自在王院跡で開催中の「平泉福興祭2013」の会場で13日まで開催。富岡製糸場など構成4資産の模型や写真パネル、映像などを展示しています。

 初日は本県から富岡製糸場世界遺産伝道師協会の会員と県職員計7人が現地入りし、4資産の関連性や世界遺産としての価値などを来場者に解説します。


地元群馬県前橋8番街区の都市計画を廃止-施設建設を正式に白紙-

2013-10-12 17:23:31 | 経営全般

  今日の上毛新聞に以下の記事が載りました。中心市街地の開発の難しさの典型の事業だったのでしょう。

 以下、その記事です。 

 再開発事業が凍結されていた前橋市千代田町の「8番街区」(約8000平方メートル)について、市が1990年に決定した用途を大型施設に限定した都市計画の廃止を決め、来月の市都市計画審議会に諮ることが11日分かった。大型商業施設の誘致や複合型公共施設の建設構想が浮上しては消えた同地区で、ハコモノ建設中止を公約に掲げた山本龍市長が正式に計画を白紙に戻すことになる。当面はイベント広場や駐車場としての利用を維持するが、商店街関係者からは活性化に向けた施設整備を引き続き求める声も上がっている。

 8番街区は中央通りと銀座通り、立川町通りに面し、中心市街地の核としての施設開発が期待されてきた。現在は駐車場やイベント広場、国際交流広場が整備されている。都市計画には延べ床面積5万3000平方メートルの商業施設建設が盛り込まれ、用途を大型施設に限定した。

 過去には民間の商業施設進出・誘致のほか、子ども科学館、西隣の4番街区との一体的な開発構想が浮上。高木政夫前市長が2011年に文化複合施設を整備する方針を示したが、山本氏は昨年2月の市長選で当選した直後に、8番街区の再開発凍結を表明した。


農家に広がる動揺  TPP5項目関税問題

2013-10-11 19:45:13 | 経営全般

   環太平洋連携協定(TPP)交渉で、自民党が「聖域」と位置づけたコメや麦など農業重要5項目について、関税撤廃の可否を品目ごとに精査する方針を決めたことに対し、県内農家に動揺が広がっています。「約束を果たせ」「今さえ厳しいのに」。自民の方針転換と受け止めた農家は、交渉の流れが変わってしまうのではないかと危機感を募らせています。JA群馬中央会は10日発表の抗議声明で、コンニャクなど地域の特産農産物も交渉の対象から外すべきだと訴えました。

 5項目を細かく分類すると、コメ58、麦109、牛・豚肉100、乳製品188、甘味資源作物131で計586品目。政府、自民党はこれを精査し、国内産業に影響が少ない加工品などで関税撤廃を検討する方向です。

 以下、地元群馬県上毛新聞の記事からです。

  田園が広がる板倉町海老瀬のコメ農家、市沢義弘さん(26)は「コメが守られるように期待しながら、どのような方向に進むのか注視したい」と話した。その上で「町や国全体のレベルで考えなくてはいけない」と述べ、あらためて国を挙げた戦略的な「コメ政策」の必要性を訴えた。

 長野原町北軽井沢で乳牛約80頭を飼う酪農家、上谷川憲一さん(62)は「国産の需要が落ち込めば、出荷制限や生産調整をしなくてはならないかもしれない」と心配する。飼料の高騰で今でさえ厳しく、今後の生産に不安を覚えるという。

 一方、畜産業が盛んな前橋市の赤城南面地域。食肉用のホルスタイン3000頭を飼う小堀正展さん(33)=同市市之関町=は「それでも前を向きたい。商品価値を磨き、消費者に選ばれるようにしたい」と品質追求での生き残りに懸ける。

 なかなか前向きではないでしょうか。TPP5項目に反対しているのは農家の方も多いとは思いますが農協ではないでしょうか。