群馬銀行(前橋市元総社町、斎藤一雄頭取)は31日、通帳とキャッシュカードのデザインに群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」を採用すると発表しました。来年4月から「GBマーク」と「ぐんまちゃん」のいずれかのデザインを選べるようになります。
対象は総合口座、普通預金、自動積立定期預金の各通帳とICキャッシュカード。普通預金通帳のみデザインの切り替えは来年11月から。通帳は口座の新規開設か繰り越しの時にデザインを選べます。キャッシュカードもぐんまちゃんタイプに変更できます。
群馬銀行は1999年から「ダンディベア」のデザインを使用。創立80周年の節目でキャラクターの変更を検討し、県内外で人気のぐんまちゃんの採用を決めました。群馬銀に一層親しみを感じてもらうことを期待する一方、群馬県のPRに一役買えると判断しました。
ゆるきゃらグランプリで、昨年度「ぐんまちゃん」は3位でした。今年も3位のようですが、全国放送のテレビにも時々、出演していて知名度もそこそこあるのではないでしょうか。
さて、ゆるきゃらで知名度抜群なのは「くまもん」ですが、その「ほっぺ」をなくしたということで、捜索願いを出したことがてテレビで放映されていましたが、やり過ぎだと思いました。そこまでやらなくても、「くまもん」は知名度抜群ですが、製品ライフサイクルの成長期から成熟期、そして、衰退期という理論から言えば、常に話題を提供しなくてはということなのでしょうか。これはマーケティング戦略ですが、私は、マーケティング戦略は有用なものだと思うのですが、なにか本質、普遍なものをはずして考えるもののように、以前から感じています。
「ぐんまちゃん」も、やりすぎにならないようにしてもらいたいものです。