・元厚生事務次官刺殺事件
昨日、犯人とみられる男が自首して、事件は一段落ついた形だ。
ただ、本当にこの男が犯人なのか、また動機や背後関係が気になるところだ。
さて、この事件について政治家やマスコミはさかんに「民主主義の危機」という言い方をしている。
例えば、社民党の福島瑞穂党首は会見で「年金や医療の実務に携わっていたことが理由になっていたなら、政治と民主主義の危機だ。政治は社会保障の不安をなくす方向で全力を挙げないといけない」と語った。(11月19日18時45分配信 時事通信)
果たして本当にそうだろうか。
いままで、官僚は民主主義を阻む元凶のように云われてきた。
日本は民主主義国家ではなく官僚国家だという風に。
私もこの意見に概ね賛成で、官僚機構の安寧と民主主義の問題は別問題だと思う。
じじつ日本は官僚が政治家よりも実際に国を動かしている現状があり、選挙を経ずにその職にある官僚が国を動かすことは本来、民主主義の精神とは相容れないはずである。
すなわち、官僚に対するテロで危機にさらされるのは、民主主義ではない。
官僚に対するテロで危機にさられるのは行政機構であり、もっとえいば国家秩序だ。
あえて書く必要もないと思うが、このようなテロは到底赦されるものではない。
しかし、繰り返すがそれは民主主義の危機を招くからではなく国家秩序を乱すものだからである。
・台湾情勢
台湾は親日国家だとよく謂われる。
私もその認識に間違い無いと思うが、註釈がいる。
正しくは台湾の内省人は親日的だというべきだろう。
内省人というのは日本統治時代以前から台湾に住んでいた人たちとその子孫を指す。
つまり、日本統治時代は日本人だった人たちだ。(その子孫は違うけども)
内省人と反対の人たちに外省人がいる。
これは戦後、つまり日本統治が終焉を迎えた後に支那大陸から渡って来た支那人を指す。
だから、外省人は漢民族になる。
その多くは日本と戦っていた国民党側の人間だから当然反日だ。
戦後の台湾はこの国民党が国を支配した。
だから、庶民レヴェルでは親日の人が多かったが、政府、マスコミなどは反日勢力に握られていた。
これに変化が見られたのが李登輝が総統に就任してから。
その後に総統になった民進党の陳水扁も親日だった。
ところが、今度の選挙で反日の馬英九(国民党)が総統に就任した。
その途端に、尖閣諸島は「中華民国の領土」とする総統府声明を発表し、日本が抗議すると劉兆玄行政院長(にほんの首相にあたる)が「開戦も排除しない」と発言。
さらには台湾の在日代表機関、台北駐日経済文化代表処の許世楷代表の召還と、外交部内に対日関係強化部門として設置された「日本事務会」の廃止を決めた。(2008年6月15日 産経新聞)
そして、先日、前総統陳水扁が逮捕された。
表向きは機密費横領容疑だが、親日勢力の掃討という意思が見え隠れする。
反日派が政権に返り咲いて、検察と司法も勢いづいた恰好だ。
台湾独立派(これは内省人が多い)も黙ってない。
昨夜、民進党の支持者ら台湾独立派の住民約一万人が台北市内の公園で陳水扁前台湾総統の逮捕に抗議する集会を開いた。(11月22日 時事通信社)
独立派と親中派の対立はますます深刻の度合いを増しそうだ。
いづれにしても、親中派が台湾を侵蝕している現状に憂鬱な思いがする。
・青森県八戸の「美人」市議、DVD発売
青森県八戸市の藤川優里市議がDVDを発売していろいろ話題になっている。
八戸をPRするDVDという名目だそうだが、遊泳禁止の場所で水着になっていて、「遊泳禁止の場所だから」とか「そもそも水着というのがケシカラン」など批判を浴びている。
そのDVDの内容、テレビで一部見たが、八戸のPRというより藤川優里のPVという感じだった。
あの人、本当は議員なんかよりタレントになりたいんじゃないだろうか。
議員をタレントへの踏み台と思っていなければ幸い。
昨日、犯人とみられる男が自首して、事件は一段落ついた形だ。
ただ、本当にこの男が犯人なのか、また動機や背後関係が気になるところだ。
さて、この事件について政治家やマスコミはさかんに「民主主義の危機」という言い方をしている。
例えば、社民党の福島瑞穂党首は会見で「年金や医療の実務に携わっていたことが理由になっていたなら、政治と民主主義の危機だ。政治は社会保障の不安をなくす方向で全力を挙げないといけない」と語った。(11月19日18時45分配信 時事通信)
果たして本当にそうだろうか。
いままで、官僚は民主主義を阻む元凶のように云われてきた。
日本は民主主義国家ではなく官僚国家だという風に。
私もこの意見に概ね賛成で、官僚機構の安寧と民主主義の問題は別問題だと思う。
じじつ日本は官僚が政治家よりも実際に国を動かしている現状があり、選挙を経ずにその職にある官僚が国を動かすことは本来、民主主義の精神とは相容れないはずである。
すなわち、官僚に対するテロで危機にさらされるのは、民主主義ではない。
官僚に対するテロで危機にさられるのは行政機構であり、もっとえいば国家秩序だ。
あえて書く必要もないと思うが、このようなテロは到底赦されるものではない。
しかし、繰り返すがそれは民主主義の危機を招くからではなく国家秩序を乱すものだからである。
・台湾情勢
台湾は親日国家だとよく謂われる。
私もその認識に間違い無いと思うが、註釈がいる。
正しくは台湾の内省人は親日的だというべきだろう。
内省人というのは日本統治時代以前から台湾に住んでいた人たちとその子孫を指す。
つまり、日本統治時代は日本人だった人たちだ。(その子孫は違うけども)
内省人と反対の人たちに外省人がいる。
これは戦後、つまり日本統治が終焉を迎えた後に支那大陸から渡って来た支那人を指す。
だから、外省人は漢民族になる。
その多くは日本と戦っていた国民党側の人間だから当然反日だ。
戦後の台湾はこの国民党が国を支配した。
だから、庶民レヴェルでは親日の人が多かったが、政府、マスコミなどは反日勢力に握られていた。
これに変化が見られたのが李登輝が総統に就任してから。
その後に総統になった民進党の陳水扁も親日だった。
ところが、今度の選挙で反日の馬英九(国民党)が総統に就任した。
その途端に、尖閣諸島は「中華民国の領土」とする総統府声明を発表し、日本が抗議すると劉兆玄行政院長(にほんの首相にあたる)が「開戦も排除しない」と発言。
さらには台湾の在日代表機関、台北駐日経済文化代表処の許世楷代表の召還と、外交部内に対日関係強化部門として設置された「日本事務会」の廃止を決めた。(2008年6月15日 産経新聞)
そして、先日、前総統陳水扁が逮捕された。
表向きは機密費横領容疑だが、親日勢力の掃討という意思が見え隠れする。
反日派が政権に返り咲いて、検察と司法も勢いづいた恰好だ。
台湾独立派(これは内省人が多い)も黙ってない。
昨夜、民進党の支持者ら台湾独立派の住民約一万人が台北市内の公園で陳水扁前台湾総統の逮捕に抗議する集会を開いた。(11月22日 時事通信社)
独立派と親中派の対立はますます深刻の度合いを増しそうだ。
いづれにしても、親中派が台湾を侵蝕している現状に憂鬱な思いがする。
・青森県八戸の「美人」市議、DVD発売
青森県八戸市の藤川優里市議がDVDを発売していろいろ話題になっている。
八戸をPRするDVDという名目だそうだが、遊泳禁止の場所で水着になっていて、「遊泳禁止の場所だから」とか「そもそも水着というのがケシカラン」など批判を浴びている。
そのDVDの内容、テレビで一部見たが、八戸のPRというより藤川優里のPVという感じだった。
あの人、本当は議員なんかよりタレントになりたいんじゃないだろうか。
議員をタレントへの踏み台と思っていなければ幸い。