東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

憲法9条を持ち続ける日本国民にノーベル平和賞を

2014年10月06日 | インポート
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 ノーベル賞が大好きな日本。今年注目を集めているのは、物理学賞の、磁石の性質を持つ特殊な物質を研究した十倉好紀さん。青色発光ダイオード(LED)を開発した中村修二さん、赤崎勇さん。医学生理学賞の、コレステロール値を下げる物質「スタチン」を見つけた遠藤章さん。細胞の中にある小器官を研究する森和俊さん。
物理学賞か化学賞の、リチウムイオン電池を開発した吉野彰さん。文学賞の村上春樹さんは今年も有力視されている。 さて、米軍基地の7割以上を沖縄に押付ける結果になった佐藤栄作さん、核廃絶宣言もどこえやら戦争を続けるオバマさんが受賞した平和賞だが、「憲法9条を持ち続ける日本国民」が有力受賞候補になっている。
 毎年、平和賞の予想をしているノルウェーの国際平和研究所が3日、発表した平和賞候補には、女性が教育を受ける権利などを訴えるパキスタンのマララ・ユスフザイさん、プーチン政権に批判的なロシアのメディアなどとともに、戦争の放棄などをうたった憲法9条を持ち続ける日本国民をことしの最有力候補に選んでいる。
 NHKの報道によると、平和研究所のハルプビケン所長は、『ウクライナや東アジアなど各地で緊張が高まっている今こそ、日本の憲法9条の価値が国際的に認識されるべきだ』と話していて、紛争の予防を目指すノーベル平和賞の趣旨に立ち返る意味でもふさわしいとしている。憲法9条をノーベル平和賞にする活動は、神奈川県の主婦らの呼びかけで、の署名活動が始まり、趣旨に賛同した国内の大学教授らが、ノーベル平和賞の選考委員会に推薦していた。
すでに41万人の署名が集っている。(日本語版ネット署名 )
 平和賞は10日、ノルウェーの首都オスロで発表される。巷では、もし平和賞を受賞したら憲法9条を葬りたい安倍首相が国民を代表してオセロに行くのかなぁ~見ものだとささやかれている。



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