東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

こどもたちの豊かな学びを支援する教育へ

2013年02月18日 | インポート
Img_5667フィンランドの教育・日本の教育(その2)
 福田さんはデンマークやフィンランドの教育を様々な映像を通じて説明しました。
 二つの国とも教育のコンセプトが「自立を保障する」ということであり、だからこそ、知識の教え込みでなく、必要な情報をどうやって自分で探し出せるかが、教育の中心になっているという事を知りました。
 また、教員が専門家として行政からも世の中からも信頼されているのはうらやましい限りでした。
 今、私たち教員は、様々な事務作業に追われ、教材研究は二の次とされています。でも、フィンランドの教員は3時前には学校を出ており、自由に時間を過ごせるとのこと。またデンマークの学校では教員養成大学にリソースセンターがあり授業に使える資料がそろっていて、いつでも教材研究に打ち込める環境が整っているとのこと。どちらにしても私たちの日常生活とはかけはなれており、本当の意味で教員が大切にされているなと思いました。
 日本の教育を急に変えるのは難しいですが、取り入れられる事を少しずつ実行していければと思いました。
   (スイセン