東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

部落差別にもとづく冤罪「狭山事件」

2013年02月13日 | インポート
20130211_155527 差別にもとづく冤罪「狭山事件」は、5月1日、事件発生からちょうど50年目という節目を迎える。再審を求める第3次再審請求も、06年5月の申し立ててから7年になる。東京高裁、弁護団、検察による三者協議は09年9月から現在まで10回行われた。昨年は、検察官から4通の意見書が提出されるなど、大きな動きがあった。今年が正念場になる。
 血痕反応検査報告書をはじめとした重要な証拠の開示、事実調べの実現など再審に向けたとりくみの強化が求められている。
 これまで足利事件や布川事件で再審無罪の確定と、昨年の東電女性社員殺害事件で再審が決定するなど冤罪や裁判制度に対する関心も高まっている。また、冤罪を防止し誤判を正すための「公正な証拠開示」と「取調べの可視化」に関する法律を求める声も高まっている。
 こうした中、東部、三多摩に引き続き、狭山事件の再審を求める東京集会が開催される。多くの皆さんの参加を期待する。
日 時  2013年2月20日(水) 18時30分から
会 場  台東区民会館ホール 台東区花川戸2-6-5(東武・東京メトロ浅草駅下車 徒歩7分)
主 催  狭山東京実行委員会
内 容  主催者あいさつ、狭山弁護団報告、冤罪当事者からのアピール、家族からの訴えなど
     (ウメ)