東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

日本、沖縄。甘えているのはどっち?

2013年02月12日 | インポート

Dsc09598 1月28日、沖縄のすべての市町村長、議長、県議による県民大会実行委員会130人が、安部首相らに直接「建白書」を渡し、普天間の県内移設、オスプレイ配備反対を直訴した。その共同代表でもある沖縄市長会会長の翁長雄志(おながたけし)那覇市長は、自民党沖縄県連の幹事長も務めた方だ。

 翁長さんの父は、村長と一緒に沖縄戦で亡くなった遺骨を集めた。数が多く骨が盛り上がり、セメントで覆い、「魂魄の塔」と命名。雄志さんは、今もお参りしている。

 「沖縄に経済援助なんかいらない。そのかわり、基地は返してください」「いったい沖縄が日本に甘えているんですか。それとも日本が沖縄に甘えているんですか」「僕らはね、もう折れてしまったんです。何だ、本土の人はみんな一緒じゃないの、と。沖縄の声と合わせるように、鳩山さんが『県外』と言っても一顧だにしない。沖縄で自民党とか民主党とか言っている場合じゃないなという区切りが、鳩山内閣でつきました。」「いまはオールジャパン対オール沖縄だ。」と話す。(11/24朝日新聞)
 この声に「本土」の私たちが応えられるかどうか、今、すべての沖縄の目が注がれている。

   (魂魄の塔)