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日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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若草山の山焼

2019年01月30日 | 文学  かめの会・季語のある風景

2月の兼題・『末黒野(すぐろの)』➡ (焼野・焼け原・本黒)

 

==早春に枯れ木や枯れ草を焼いた後が黒く残っているのを言う。
野焼きは芽立ちを促したり、焼いた後の灰が肥料となってよい良い草を得るためである。
病害虫の駆除にもなる
==

 

 

 

 古都に春の訪れを告げる若草山の山焼きが26日夜、奈良市であった。
ふもとの奈良公園周辺には約17万人(奈良県発表)が集まり、冬枯れの山肌に
広がる幻想的な炎に見入った。

 


 若草山山焼
2019若草山の山焼,若草山公園管理事務所の画像をお借りした。

 

        宿題の5句を作ってみました。
       作句に当たっては、少年時代(秩父〉の田圃のあぜ道の
        野焼きの思い出があります。

       そのむかしの原風景を思い出しながら……、老年子供に帰る。

 

     1、明後日野焼き回覧走り書き 
            
             
に回る回覧板。その頃は隣組と言っていた。
                   有線放送も、電話もなかった。

       2、風しずか部落総出の野焼きかな 

           田圃のあぜ道を野焼きした。害虫も天に召されて万々歳。
                 豊作間違いなしと…民は喜んだ。

       3、末黒野や若芽顔出す十日過ぎ           

           10日位すると、黒く焼かれた後にポツリポツリ緑らしきものが見える。
                  春の勢い、若芽です。

         4、古都奈良の燃え立つ赤し山を焼く 

           27日の朝刊に、若草山の山焼が写真入りで載っていた。
                  これを詠みました

       5、野焼きする秩父盆地に煙り立つ

                  
秩父は周りが山々、いわゆる秩父盆地です。
                 耕地()毎に、川を挟んで谷地で野焼きが行われる。
                   煙たなびく。末黒野という程でなく田圃のあぜ道でした。

 

 

 

 * コメ欄は閉めています。

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