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市川関所跡

2015年07月08日 | 技術  道具・伝承・歴史

 小岩市川関所跡の対岸(市川市)に
                矢切の渡し下流、2kmほどに位置します

 

市川関所と呼ばれることもあったが、多くの場合は

「小岩・市川関所」と記されていた。

幕府の役人が旅人を調べた建物は小岩側にあったので、

市川村は緊急事態の時に駆けつけて助ける役割を担い、役人を補佐した。

 

 


黄色丸、小岩市川関所跡   赤丸左小岩関所跡、右市川関所跡

江戸時代以前の江戸川は太日川(ふといがわ)と呼ばれていた。

奈良・平安時代の関所跡周辺には、井上駅家(いかみのうまや)がおかれ、都と下総国を往来する

公の使が太日川の渡し船と馬の乗りかえをおこなった。

また、室町時代には、市川を旅した連歌氏の宗長が、その時の紀行文『東路の津登』のなかで、

市川に渡(わたり)があったことを記しており、古くからここに人々が集い、

川を渡っていたことがわかる
〔上の看板概略〕

 



左下が小岩市川関所跡、 中右が市川側


柵が設けられているのが分かります。

 

 

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