葱坊主を活花にも使いますが・・・、
先生は、生徒を坊主(僕)と呼んで、親近感を・・・
坊主(僕)、何になりたい・・・?
Aくん「僕は、偉らい人になりたいです」
Bくん「俺は、お金持ちになりたい です」
Cくん「僕は、お巡りさんになって、 悪い人を捕まえて」
Dさん「私は、看護婦になって、病気の人を助けたいです」
Eくん「僕は、電車の運転手になりたいです」
Fさん「ハイ、私は、お花屋さんになりたいです」
小学校生の頃、
先生が私達に将来の夢を話しなさい、と言う時間が会った。
みんな得意そうになって、発表した。
当地は、中山間畑作地帯、親の跡取り、農業を継ぐものも多かった。
先生は、「出来るかなぁ~?頑張れよ、夢はデカイ方がイイ!、女の子らしいね!!」
と、一人ひとり頭(坊主)を撫でながら,生徒の答えに応じた。
先生と言う職業は、世の中で最も信頼の置ける人で、立派な人だと思えた。
先生のような人間になろう・・・・・・・・!!!。
終戦直後で、教科書の墨塗り、
印刷された新聞紙ようが各自に渡されて、折りたたみ教科書の手作り、奉安殿も
そのままの状態で混乱期であった。
校長先生は、国防色の詰襟で、編み上げ靴を履いていた。
小学校奉安殿前にて撮影
葱坊主を見ると生徒が一列に並んでいるように見えた。
K先生を思い出す。
三浦綾子著『銃口』を読み終えて
小学校時代を思い浮かべた。