toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「紅蓮の雪」 遠田潤子

2021年02月17日 | 読書日記
双子の姉弟の朱里と伊吹。
自殺した姉の朱里の火葬の場面から物語が始まる。
現在と過去を行ったり来たりしながら、状況が徐々に明らかになっていく。

朱里の自殺の原因を知ろうとした息吹が、亡くなる一週間前に大衆演劇を見たことを突き止めてその劇団の公演を見に行ったところ、その場でスカウトされてそのまま劇団員になってしまう。
それによってやがて朱里と伊吹の出生に秘密が明らかになり、予想通りのハッピーエンド。

いきなり劇団に入る場面も含め、強引な展開がいくつも有ったりするけれど、ストーリは面白い。
若座長の慈丹が魅力的。





集英社

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「あなたがはいというから」... | トップ | 「老婦人マリアンヌの部屋」... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書日記」カテゴリの最新記事